マイクロソフト社製タブレットについてのまとめ

9月 28
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北海道としては珍しく残暑が続き、9月中旬にもかかわらず30度を記録する暑さ

に、そろそろ秋空を恋しく思う今日この頃です。

それにもかかわらず本年の計画停電は全国で一度も実施されず、不便な思いをしな

くて本当によかったです。これも国をあげての節電の賜物でしょうか。

でも北海道は、さらに厳しい冬の試練が待っています。一難去ってまた一難。

今度もなんとか無事に乗り越えたいものですね。

サーバOSの「Windows Server 2012」、クライアントOSの「Windows 8」、オフ

ィスアプリケーションの「Office 2013」と矢継ぎ早に新製品を発表しているマイク

ロソフト社ですが、とうとうタブレットの市場にも進出してきます。

過去のニュースでも少し取り上げましたが、Windows 8を搭載した「Surface(サー

フェイス)」です。

iPadが独占状態にあり、これを切り崩そうとするアンドロイド陣営に、第3勢力と

して名乗りをあげる事になりました。

今回はこの「Surface」について、現在伝わっている情報をまとめてみます。

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┃1┃これまでのタブレットとの主な違い

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なんといっても特徴的なのがキーボードとタッチパッドの存在です。

今までのタブレットは、「パソコンに不可欠だったキーボードは不要」ということで

脚光を浴びた感がありました。今度のSupfaceは「やはりキーボードは無いと不便で

すね?」とユーザに問いかけ、挑戦してくるようです。

パソコンと同じように本体とケーブルで結ばれるスタイルではなく、本体に装着す

るカバーを開くと使えるようになっているため、持ち歩くときに邪魔になりません。

また、本体背面にスタンドを内蔵しており、基本的には「立てて」使用することに

なるのも、今までのタブレットと大きく異なるところですね。

ちなみにこのカバーには厚さ3mmの「タッチカバー」と、厚さ5mmの「タイプカバー」

があります。タッチカバーはタッチセンサーを利用してキーを押す操作を検知し、タ

イプカバーは通常のキーボードと同様に、キーストロークのあるタイプとみられます

。どちらのカバーも本体側面に磁力で取り付けることができ、タッチカバーには5色

のカラーバリエーションが用意される模様です。(タイプカバーは不明)

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┃2┃モデル

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Windows 8のARMプロセッサ対応版である「Windows RT」を搭載したモデルと、

「Windows 8 Pro」を搭載したインテルCoreプロセッサモデルがあります。

ハードウェアとしては「Windows RT」版が若干薄く、各社軽量タブレットと同等の

即時起動、高速応答、長時間駆動となります。こちらは今までのタブレットに対抗す

るモデルと位置づけされるようです。しかし、一方で、旧来のWindows用デスクトッ

プアプリには対応しないバージョンのため、購入には注意も必要です。

(同じWindows 8の操作方法ですが、中身は別物となります)

これに対して「Windows 8 Pro」版は、Windows資産を引き継ぐ「ウルトラブック」

対抗モデルとして考えられているようです。

以下は現在発表されているRTの主要スペック(カッコ内は8 Proモデル)です。

質量:676g(903g)

厚さ:9.3mm(13.5mm)

ディスプレイ:10.6インチHD(10.6インチ ClearType Full HD)

インターフェース:microSD、USB2.0、MicroHDMI、MIMOアンテナ

ストレージ32GB・64GB(64GB・128GB)

(先ほどの2種類あるキーボードは、いずれのタブレットでも選択可能でした。)

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┃3┃予想される価格帯と発売時期

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正式な価格はまだ未発表です。その為、憶測も飛んでいますが、現時点で有力なの

は最高経営責任が米紙のインタビューで答えた「300~800ドルの範囲」という内容だ

と思われます。ずいぶん幅がありますが、先ほどの2つのモデルは価格も大きく異な

るのではないでしょうか。

「Windows RT」版は他社タブレットと同等の価格、「Windows 8 Pro」版はウルト

ラブック同様の価格設定というのが、もっとも信憑性のあるように感じます。

当初は199ドルという噂もあり、かなり期待もありましたが、これは難しそうです。

とても残念なところですね。

発売時期ですが、Windows8と同じ10月26日に「Windows RT」モデルを、3カ月後の

来年2月に「Windows 8 Pro」モデルがリリースします。

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┃4┃現在、不明な重要ポイント

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iPadでは無線LAN専用のWi-fiモデルと、外出先でも通信可能な3Gモデルを用意して

いますが、Surfaceに関してこの情報は明かされていません。

ドコモ、au、ソフトバンクのどこと提携するにしても、プレス発表はされていると

思います。

そのため、Wi-fiモデルで出荷するだろうというのが、大方の予想です。

この仕様もギリギリまで予断を許しませんが・・・・

個人的には、スマートフォンで最近脚光を浴びている「テザリング機能」と組み合

わせてタブレットを使用する事で、3G通信に必要な月々の余計な出費をしなくてよい

のではないかと考えています。

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┃5┃最後に

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マイクロソフトのホームページにSurfaceの写真とビデオが掲載されています。

http://www.microsoft.com/surface/en/us/default.aspx

次世代の端末を予感させるようなスタイルをご覧ください。

Surfaceで採用されているWindows8について、弊社で一足先にデモ環境を整えまし

た。Surfaceは無理でも、Windows8の操作は体験できますので、ご興味ある方は弊社

営業まで声をおかけください。

OSを作るマイクロソフトがタブレットを販売することについて、各ハードメーカ

から、かなり反発の声もあったようです。

しかし私たちユーザとしては、また新しい可能性を秘めた製品が市場に出てくるこ

とは大きな楽しみになります。

iPadの独占状態で安定したように見えたタブレットですが、Surfaceの登場でまた

熱い分野になるかもしれませんね。