春なので新人だった頃を思い出してみる。
皆様こんにちは。
今年は暖冬といわれながら時々雪が降ってしまうので、いつタイヤ交換をしてよいのか迷ってしまいます。
もうすぐ4月。皆様の会社では「新入社員」が入ってくる頃ですね。
自分も「新入社員」のころはありました。それはそれは学生気分が抜けずによく怒られました。
新入社員は殆ど何も知りませんからね。(自分だけかもしれませんが)
当時は締日という言葉さえもしらない新人でした。
「時系列に並べておいて」と言われてアイウエオ順の「【字】系列」順に並べたり。ま、常識が無かったんですね自分は。
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┃1┃知識の共有
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反省はさておき。当時は「そんなもん、教えられていない。教えないほうが悪い。」と思っていたのですが、今思えば「じけいれつ」って何ですか?と質問されても「学校で何ならっとんねん」と答えてしまうのが正直なところ。
やはり知識の共有や継承ってとても大事なのです。
最近富士ゼロックスのコマーシャルでもやっているように。皆さんの知識や知恵をいかに共有するかが大事です。
また、共有するだけでは無く直ぐにでも引き出しやすく。
2006年10月20日のメールでもお伝えしましたが弊社でも現在試行錯誤している状況です。
コンピューターの世界は広いので全員の知識が溜まると、閲覧する新入社員が一人前になるのも早いのかな?と思い先輩社員は知恵や知識を入力していくわけです。
たとえば、弊社のシステムの場合はキーワードに「Exchange」という、グループウェアソフトの名前を入れると
# Outlook Mobile Access(OMA)にドメイン名なしでログインできなくなる
# Windows SB Server 2003 をバックアップおよび復元する
# サーバー情報/SBSメンテナンス履歴
# 朝会社に来るとExchangeが落ちている
と、少ないながら4つの事例が出てきます。
そして、そのうちのキーワードの1つをクリックすると「現象」「原因」「解決方法」「得意先」そして記述した人の名前と日付が記入されているとても良いシステムです。
いままでだと
▲▲「あーーExchangeの復旧は・・●●がやっていたような気がするなぁ。聞いてみよう」
●●「確かにやりました。でも、どうやって復旧したかは・・たしかMicrosoftに聞いたような」
結局は二度手間になります。
弊社システムのキーワードに得意先名を入れると
「過去の障害情報(システムを始めてから)」などが出力されます。
「担当者がいなくても解決できるかも知れない」ぐらいまではシステムが成長しているかと思います。
そう、成長なんです。
販売管理システムやグループウェアシステムの導入は進んでいるお客様は多数ですが、加えてこれからは知識や経験の共有が重要だと思います。
また、いくら良いソフトウェアを入れても、誰も使用しなければ使いものになりません。結局はお金の無駄になるのです。
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┃2┃文句を言わない営業マンを作る
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同じくブラウザで行われる作業として、先ほどの「知識の共有」が一つありますが、「知識の共有」という作業はブラウザ以外でエクセルでも出来ます。
重要なのはプログラムよりも会社の体制。
で、なぜブラウザがよく使われるかというと「どこでも入力・閲覧ができる」ということなんですね。
今や携帯でホームページを見るのは当たり前。アルバイトの募集なんかも携帯サイトでやっているぐらいですから。
笑点の様に「ブラウザと新入社員」という単語で何が出てくるかというと。「営業」という言葉が私は浮かびます。
両方とも育てるのに苦労します。
今やホームーページを持っていない企業のほうが少ないですが「営業マン」としてのホームページ活用としては疑問に残る企業が多いようです。
「ホームページはタダ同然で作って、とりあえず見てくれる人がいれば御の字」と思っていませんか?
それは「作っている」だけ時間の無駄。きっと見に来てはくれません。
では、ほかの企業ではどうしているか。弊社のお客様の例を挙げたいと思います。
1.営業マンに名刺を持たせた。
名刺はタダじゃありません。新入社員にも名刺を持たせるかと思います。
ある企業はホームページにも名刺を持たせました。
「Googleアドワーズ広告」というものです。
Http://www.google.co.jp
にてキーワードを入力すると、右側に「スポンサー」という欄が出て、クリックすると該当するページを閲覧できます。
実はこのスポンサー欄に出るためには「1クリックいくら」という料金が必要です。タダではないのです。
このスポンサー欄に広告を出すことでページへの閲覧数は上がりました。
2.営業マンにお客の対応をさせた。
ある企業はホームページにQ&Aということで「よく電話で問い合わせのあること」をホームページで記載いたしました。
そして、名刺にホームページのアドレスを記載しました。
そうすることによって、電話対応で机に張り付いていた営業が次の仕事を取ってくる時間が取れるようになりました。
確かにすべての対応がホームページでできるとは言いませんが、こういった「営業のサポート」としてホームページの活用をするという事はとても良いことだと思います。
もう一度、御社のホームページをお客様の立場になって考えてみませんか?
(Take)