これからの技術とは?

2月 01
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またしても暴露話で申し訳ありませんが、最近やっと私の自宅にもADSL回線を導入

し、インターネットや電子メールを日曜日なら24時間楽しめるようになりました。確

かに外出するのもよいのですが、雪祭りに出かけホンモノのウイルスに罹りたくもな

いのでひっそり室内で一人インターネットをやっている今日この頃です。

 今まではNTTの「テレホーダイ」という23:00から8:00までの時間の電話代が定額

というサービスを使っていたため23:00になるのを待っていましたが、流石に年齢に

は勝てずにWebを見ることはできてもせいぜい1時間という使用方法になってきました

 そこでいつでも見れるように探し当てたのがNTTの「フレッツシリーズ」でした。

速度はそれほど気にはしなかったのですが「24時間」インターネットが出来るという

事が一番嬉しい事でした。

 私は、会社で偉そうにも「ウェブマスター」なる称号をもらっているらしく(どう

せなら「部長」とか「社長」などの称号のほうがいいのですが)、家ではセキュリテ

ィーには気を使っています。正直言って会社のパソコンより気を使っています。ウイ

ルス対策はシマンテック社の「ノートン・アンチウイルス」を、アタック対策には東

洋テクニカの「BlackICEDefender」を導入済みです。私のせいで友人に変なメールを

勝手に送って迷惑をかけるのもいやですし。

 当社では、私が休日に会社には出たくないため、家のパソコンから会社のサーバー

にアクセスできる仕組みを作ったわけですが「ADSL」を導入したことによって家の回

線速度より会社の回線速度の方が遅いという現象になってしまったために、会社には

部長をだまして「光ファイバー」を導入してもらいました。回線速度は100メガです

。100メガと言いますとISDNでは64Kですので 100000/64 = 約1500倍の速度という

ことになります。

 流石にこのような速さになると当社(私?)だけで使用するのはもったいないわけで

す。近々、お客様の販売管理システムや財務システムなどのデータバックアップサー

ビスを始めようと企画していますので内容が固まり次第お知らせいたします。当社に

バックアップを置くことで、バックアップしたファイルのウイルスチェックや企業の

データ破損時における速やかな対応ができると思います。周りを見ますとなかなか確

実なバックアップを行っているお客様は少ないようです。

 今回のタイトルは「これからの技術とは?」ということをうたっていますが、今回

は特に「音声の送受信」についてお伝えしようと思います。これだけ回線速度の向上

が行われると「電気信号」は即座に相手に伝わることとなります。たぶん近い将来は

(現在でも技術はあるらしいですが)ビデオレターで送るより、直接撮ったものを相手

のメールに送ったり、自分のDNAデータを送り遠くのお客様にコピーロボットをお伺

いさせたり。なんて「いかに自分の仕事を楽にするか」ばかりかんがえて話が飛躍し

すぎてしまいました。とにかく周りには電気信号があふれ返りそうです。スピーディ

ーに情報が送受信できる。情報量が多い。もうすぐ情報量の問題ではなく「いかに情

報を選定するか」「いかに情報を活用するか」の問題になるでしょう。

 最近勉強してきた技術では、インターネットの回線上では「ホームページ」や「電

子メール」のデータ以外にも「良い音質の声」が送れるということです。いままでも

パソコン同士で音声チャットというものはありましたが音質という点では「まだまだ

だなぁ」という感が否めませんでした。見学した感想では私が経験したときよりは格

段に飛躍していました。技術力の向上とインフラ整備による賜物ですね。

 「そんなの電話があるからいらない」「電話でことたりる」そういうお客様もいる

でしょう。違います。「技術」は使わなければ何もなりませんが使うととても便利な

ものです。考えてみると支店が多いお客様の場合、支店同士の通話料金はおいくらにな

るでしょう。インターネット回線ならば通話料はありません。稚内から九州まで自社

の支店があるのに稚内支店の人が九州のお客様に電話する場合の通話料を考えましょ

う。外国に電話をかける時の通話料を考えましょう。遠距離恋愛しているカップルの

通話料を考えましょう。

 技術的にはインターネットのプロトコル(通信手続)にはTCP/IPというものが使用さ

れています。インターネット電話の場合はこのプロトコルの応用を使用するものVoIP

(ボイス・オーバー・インターネット・プロトコル)というものを使用します。つまり

「既存でこんなに普及している通信手順の上に乗っかってしまおう。」というもので

す。また、独自のプロトコルを使用している場合もあります。

 まず相手に電話をかけるときはインターネット上のサーバーに「認証」手続きを行

います。サーバーは弊社にあります。そこで認証が確立すると「確立されているグル

ープ」の一覧がでて「その相手には」インターネット上の線を使用して会話ができる

というものです。電話代?かかりません。そのため支店の多いお客様や支店が遠方に

あるお客様などはランニングコストが大幅に削減できるようです。

認証によって相手の存在が確認できるのです。社内が広い場合、またビルのようにな

っている場合は社員の存在確認のために内線電話をかけ「○○さんいらっしゃいます

か?」と質問し、電話先のお客様を待たせるのでしょうか?しかも時間をかけた挙句

「ただいま外出中でございます。」と答えるのでしょうか?

 インターネット回線の上での電話ならインターネットにつないでいる人同士は「通

話料無料」です。導入費はかかりますがランニングコストを考えるとどうでしょうか

?パソコン同士です。もちろんエクセルなどのファイルも「電話をかける」ように簡

単に送れます。

そろそろほしくなってきたと思います。「じゃ電話台数分のパソコンが必要なのか?

現在の答えは「はい」と答えます。現在パソコンを認識するためには「IPアドレス」を

いう番号を振り分けるのですが数字の最大値が 255*255*255*255=4,228,250,625

と全世界中のパソコンから考えるともうすぐ数字が枯渇する現象が起きるのです

 現在、新しい技術により[IPv6]という環境が出てきました。専門用語のようですが

簡単に言えば「IPアドレスの番号の振り方をもう一度考えて天文学的な個数に対応で

きるようにしよう。」というものです。(10の36乗)こういったものはパソコン以外の

ものにも番号が振られ、管理ができるようになります。会社から家のストーブにアク

セスして家に着くと暖かくなっているように管理できる。おじいちゃんのベットが好

みの硬さになっている。また、そのベットに自分が寝ると自分の好みの硬さになってい

る。自分の家の状態が携帯電話で見ることができる。息子が何もいわなくてもきちんと

勉強している。など。なんにでもIPアドレスを振ることができます。

技術は便利になっていきます。手紙とファックス・・。どちらを使いますか?確かに

手紙はなくなるものではないですが用途によってはファックスの方が便利なものです

「難しい」と敬遠されるコンピュータ。それも技術革新によって向こうから「易しく

」なってくるのではないのでしょうか?

 インターネット電話。ご注文お待ちしております・・・・・。結局は私のボーナス

査定アップのためのメールでした。

(Civic)