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パソコン買替時の要注意事項

2月 28

遠隔操作ウィルスの犯人がつかまり、何人もの冤罪による逮捕者を出してしまった

事件がようやく解決しました。これで一安心、のハズなのですが今回は犯人の前科と

自己顕示欲から足がついたという要因が大きかったように感じます。まだまだ同じ手

口の「特定されない」犯罪が発生する可能性は高いのかもしれません。

今回は、なるべく後回しにしようと思い勝ちな、Windowsパソコンの入れ替えに関

しての要注意事項です。

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┃1┃WindowsXPパソコンのサポート終了に伴う障害

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2012年2月号のニュースでもお伝えしましたが、WindowsXPのサポートが2014年4月

8日で終了します。サポートが終ってからは、WindowsUpdateのサービスが停止しセキ

ュリティ対策もサポートされません。先程の犯人などからみると、「スキだらけの」

パソコンとなってしまいます。

また、もう一つの懸念事項として、新しいプリンタやソフトウェアを購入しても、

各周辺機器、ソフトメーカーがWindowsXPに対応しなくなると思われます。

メーカーも直ぐにXPサポートをやめるとは思えませんが、ひとつ前のWindows2000

は既に殆どのメーカーが対応を終了しています。(積極的には対応せず、たまたま動

く場合は動作可と表記)

そうなる前に「パソコンの購入」となりますが、パソコンのソフトウェアと周辺機

器はいろいろな「規格」に気を付けなければなりません。

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┃2┃パソコンにあるいろいろな規格(ソフトウェア)

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現在、店頭に並んでいるWindowsはすべてWindows7とWindows8です。(各エディシ

ョンの違いは2009年10月号と2012年7月号に記載してあえります。)

ここで特に注意が必要なのは「64bit版」です。(2010年3月号参照)

WindowsXPから存在はしていたのですが、現在でもまだあまり意識されることがな

く、パソコンを購入する際にも「数字が大きいから性能が高いのではないか?」とい

う事だけで、選んでしまう方も少なくないようです。

このバージョンにはまだ、大きな「落とし穴」があります。

もし購入済のソフトやプリンタがある場合、事前に動作の確認をメーカーのホーム

ページなどで調べたほうがよろしいかもしれません。昔のソフトや周辺機器では対応

していないものも珍しくありません。せっかく買ったパソコンに接続したけれど、何

故か動かない・・・。原因を究明するのもかなり時間を要します。

事前調査が十分に出来ない場合、CADや動画編集などの高速処理を要求される業務

で使用する以外は「32bit」版を選ぶほうが無難と思われます。これは是非、弊社の

担当にもご相談ください。

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┃3┃パソコンにあるいろいろな規格(ハードウェア)

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パソコンと同時にディスプレイやプリンタなどをすべて購入するのであれば、機械

的な組み合わせにあまり問題はありません。しかし既にパソコンをお使いのみなさん

は、何かしらの装置を「引き続き使用」することになると思います。店頭へ赴く(も

しくはネットで注文する)前に、現在使用している機器について以下のポイントをお

調べください。

・ディスプレイは前からあるものを使用する場合

ディスプレイとパソコン本体を結ぶケーブルには「アナログ」と「デジタル」の

2種類があります。

どちらが新しいということではなく、現在販売されているパソコンでもどちらか

1つしか接続できないモデルがほとんどです。

富士通やNEC製の一部モデルには「独自のデジタル」規格もあります。

ケーブル端子の色が青は「アナログ」、白は「デジタル」となっています。

・プリンタは前からあるものを使用する場合

プリンタとパソコン本体を結ぶケーブルには「パラレル」と「USB」の2種類が

あります。

「パラレルポート」という幅の大きな端子は、最近のパソコンに備わっていませ

ん。プリンタ側がパラレル端子しか持っていない場合は、USBパラレル変換ケーブ

ルが必要となります。

この2つ以外には、プリンタとパソコン本体が直結されておらず、「有線ネット

ワーク」、「無線ネットワーク(Wifi)」、「ブルートゥース」の場合もありま

す。この方式の場合には、新しいパソコンでも問題なく(設定の難易度はあがり

ますが)接続できます。

・スキャナや通信モデムは前からあるものを使用する場合

これらのケーブルは「シリアル」と「USB」の2種類が主流です。

「パラレルポート」同様、最近のパソコンには「シリアルポート」が備わってい

ないものが殆どのようです。こちらもUSBシリアル変換ケーブルが必要となりま

す。(一口にシリアルと表現しましたが、大きさは複数あり差込口のオス・メス

にもご注意下さい)

※同じ規格でも接続の名称が複数存在している為、「通称」を用いています。

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┃4┃WindowsXPでしか動かないソフトがある

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パソコンを購入してから気がつくことが多いのですが、現在使用しているソフトが

WindowsXPでしか動作しないことがあります。

ソフトメーカーのほうがWindows7対応やWindows8対応版を出してくれていれば良い

のですが、既に販売していないなどの理由で、どうしても今のソフトを動かさなくて

はならない場合、新しいパソコン側の「仮想化」という技術を試すことになります。

(2010年5月参照)

こちらも100%の動作保障にはなりませんが、一定の効果はあるようです。

しかしセッティングはかなり難しいので、使用する場合は事前作業をパソコンに詳

しい方に頼むほうがよいと思われます。(もちろん弊社担当も対応可能です)

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┃5┃現在のOSシェアについて

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NetApplicationsで2013年1月のOSシェア統計を発表していました。

Windows7 44.48%

WindowsXP 39.51%

MacOS X10.6-8 6.40%

WindowsVista 5.24%

Windows8 2.26%

昨年の8月頃、Windows7がWindowsXPを抜きシェアのトップとなっています。

しかしWindowsXPは先月の時点でも39.51%とまだまだ立派な主力OSでした。

※Net Applicationsでは他にもモバイルデバイスのシェアなどを掲載しています。

http://marketshare.hitslink.com/(英文

※他にStatCounterでも同様の調査報告があります。

http://gs.statcounter.com/(英文

この4割近い(数にして約5億台と言われています)WindowsXP搭載パソコンが、

来年の春までにすべて入れ替えられるかは、はなはだ疑問ですが、先に述べた「もう

一つの理由」と合わせて、WindowsXPを使う人が「どんどん不便になる」状況が予想

されます。

また新しい操作を覚えなくてはならないのは、大変面倒くさいことですが、そろそ

ろ先に延ばすことも難しくなってきたかもしれませんね。

最後になりましたが、最近、弊社のお客様環境にも海外からと思われる攻撃が増加

しています。データ漏えいや消去などの被害はありませんが、他を攻撃する(今回の

事件と基本的に同じ)土台作りが目的のようです。

皆さんにおかれましても、セキュリティの管理は今まで以上に徹底することをお願

いします。

業務利用するタブレット端末導入時のポイント

1月 31

みなさん こんにちは。つい先日2013年になったと思っておりましたが、あっとい

う間に1月も終わりです。既に「明けましておめでとうございます」という感じでは

ありませんが、本年もみなさんに有益な情報を配信してまいりますので、よろしくお

願いいたします。

さて昨年10月にWindows 8が発売され、昨年末頃からWindows 8を搭載したタブレッ

ト端末が各社から販売され始めました。今回のニュースは企業でタブレット端末を導

入する際にぜひ押さえていただきたい事柄をご紹介したいと思います。

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┃1┃OS別に特徴をみると

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現在タブレット端末のOSは大きく分けると4種類が発売されていますので、まずは

それぞれの特徴を簡単にご紹介したいと思います。

・iOS

Apple社が開発しているOSでApple製品にのみ搭載されているOSです。

長所

OSからハードウェアの製造まで一貫してApple社が行っていますので、タブ

レット導入後に新OSが出た際にも基本的には無償でバージョンアップが可能で、

ハードウェア依存しない機能であれば利用することが可能です。またアプリ

ケーションが豊富で配布されるアプリケーションはAppleの審査を通過したも

のだけがApp Store(アプリをダウンロードするところ)に登録されますので、

危険なアプリに遭遇する確率が低いです。

短所

iOSが動作するタブレットはiPadしかありませんので、ハードウェアに選択の

余地がありません。また自社開発したアプリのインストールもAppleの審査を受

けなくてはならないため、他のタブレットと比較すると運用が若干面倒です。

・Android

Google社が開発しているOSで基本的には無料のOSです。

長所

Google社が販売しているNexusシリーズをはじめ、各端末メーカーから様々な

端末が販売されていてハードウェアの選択肢が非常に広いです。またOSが無料の

ため、比較的リーズナブルな価格で販売されているというのも特徴です。

OSが無料でGoogleがOSの仕様を公開しているため、アプリ開発や開発したアプリ

配布の自由度が高いというのもAndroidの良いところです。

短所

アプリ開発や配布が行いやすく、自由度が高い反面、危険なアプリに遭遇する

確率が高くなります。最近販売されている業務向けタブレットはその辺を考慮し

て各ハードウェアメーカーが独自の管理機能などを盛り込んでセキュリティを強

化している製品もありますが、基本的にはGoogle play(Googleが運営している

アプリ購入サイト)等の信頼性の高いサイトからしかアプリはインストールしな

い等の注意が必要です。

・Windows 8

みなさんご承知の通りMicrosoft社が開発しているOSで、Windows 7の後継となる

OSです。ただし今までのWindowsと操作性がガラリと変わっていますので「これが

Windows?」と思われる方も多いと思います。Intel系のCPUで動作します。

長所

操作性が変わってもWindowsですので、現在Windows 7で利用しているアプリケ

ーションは基本的に動作します。また現在お持ちのハードウェア、ソフトウェア

資産を最大限に活かすことができます。ただしWindows 8そのものが発売されて

間もないので各ハードウェアメーカーの対応状況はまちまちですのでご注意くだ

さい。

短所

他のOSのタブレット製品と比較すると価格が若干高いということと、

Windows 8搭載タブレットそのものの実績や事例が少ないので、未知数なところ

が多いというのが現時点での短所です。タブレットなのでハードウェアスペック

的には普段利用しているデスクトップやノートパソコンより劣るのですが、

Windowsということで普段行っていることを遜色なくすべてこなそうとすると

ギャップが生じる可能性もありますので、その辺りも注意が必要です。

・Windows RT

こちらのOSもMicrosoft社が開発したものでWindows 8の発売と同時に発売されま

した。見た感じはWindows 8と一緒ですし、発売前はWindows 8 ARM版というような

呼び方をしていたのですが、中身は全くの別物ですのでご注意ください。

こちらはARM系のCPUで動作します。

長所

ARM系CPU搭載のハードウェアとなるので価格がリーズナブルです。また、Wind

ows RTタブレットにはもうすぐ発売になるOffice 2013 RT(Excel、Word、

PowerPoint、OneNote)が付属してきます。現時点では評価版がインストールさ

れていますが製品版がリリースされたら無料でアップグレードできます。

短所

Windowsという名前が付いていますが、Windows 7と互換性は全くありません。

お手持ちのハードウェアやソフトウェア資産は基本的に利用できませんのでくれ

ぐれもご注意ください。また現時点では搭載機種も少なくハードウェアの選択肢

は狭いです。

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┃2┃見落としがちなポイント

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業務で利用するということは様々な人が、長い時間を利用するということになりま

す。そうなると耐久性や利用可能時間なども検討しないといけません。バッテリーで

動作するすべての機器に言えることですが、バッテリーは1年~2年程度でほぼ使い物

にならないくらい劣化します。バッテリーパックを自分で交換できない機種の場合、

バッテリー交換時にメーカーへ預けないとなりませんのでその時の代替機はどうする

か、それを見越して自分でバッテリー交換できる機種を購入するか等、細かいところ

ではありますが検討する必要があります。

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┃3┃利用する場面で考えると

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・iOS

クラウドサービスの利用を前提とするのであれば、アプリが豊富なiOS端末が最

適です。iOSに対応していないクラウドサービスはないというと大袈裟ですが、そ

れくらい実績のあるOSです。またAirPrint対応のプリンタがあればiOS端末上で動

作しているアプリケーションから直接プリンタ出力することも可能です(アプリも

対応している必要があります)。

・Android

工場や工事現場、冷蔵・冷凍庫内など通常より過酷な環境での利用を前提とする

のであれば、防塵、完全防水等の機能を備えたハードウェアが販売されている

Android端末が現時点ではリードしています。またiOSほど統一されていませんが、

プリンタメーカーも独自にAndroid端末から印刷できるアプリを提供していますの

で、ホームページやOffice文書、PDF、画像などある程度の情報は直接印刷するこ

とができます。

・Windows RT

基本的にはクラウドサービスで良いが、Officeは外せないという場合はWindows

RT端末を選択するのがOffice文書の互換性や端末代金を考慮するともっとも最適な

選択肢かと思います。しかしながら未知数の部分も多いので損してもいいやという

心構えがなければもう少し様子を伺うことをお勧めします。

・Windows 8

企業での業務利用するタブレットとなると管理のしやすさやIT資産の有効活用と

いうのも重要なポイントとなってきます。各ソフトウェアやハードウェアメーカー

のWindows 8対応状況や業務システムをタブレットで操作しやすいように若干手直

しするということは必要ですが、基本的に現在利用中のものがそのまま利用できま

すので、現在のIT運用環境に最もスムーズに導入可能です。

少々長い記事になってしまいましたが、最後までお付き合いくださいましてありが

とうございます。Windows 8タブレットは近いうちに弊社もデモ機を準備したいと思

っております。その際にはぜひ、みなさまのシステム、業務改善を一緒に検討させて

いただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

今年1年のIT関連のトレンドと今話題の7インチタブレットについて

12月 25

皆様こんにちは。2012年最後のニュースとなりました。本年も皆様に大変お世話にな

り、心より感謝いたしております。来年もよろしくお願いいたします。

今回のニュースは、今年1年のIT関連のトレンドとと今話題の7インチタブレットに

ついてお伝えしていきます。

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┃1┃2012年もっとも検索されたキーワードは

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インターネットで検索を行う際に多くの方が使用されている「Google」ですがこの度20

12年世界中でどのような言葉が多く検索されたかを「Google Zeitgeist2012」で発表し

ています。

これは「Google」を使用して検索された12兆件を超える処理からスパムなどを除きラン

キング化した一覧となっています。

「Google Zeitgeist2012」では 「検索キーワード」「画像」「出来事」「人気のスポット」

などそれぞれのカテゴリーで注目された(人気の高かった)キーワードをランキング形

式で紹介しています。

また国を選択するとそれぞれの国でのカテゴリ別ランキングも確認できますので是非ご

覧になってみて下さい。

「Google Zeitgeist2012」は下記アドレスとなります

http://www.google.com/zeitgeist/2012/#the-world

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┃2┃日本で注目されたキーワードは

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「Google Zeitgeist2012」の日本の各種ランキングで私が注目したカテゴリは、「端末

/ガジェット」の項目と「○○とは」「○○するには」の3つのカテゴリです。

まずは「端末/ガジェット」カテゴリですが1位の「iPad mini」をはじめ「スマートフォ

ン」「タブレット端末」の機種名がトップ10のうち5つを占めています。

次に「○○とは」カテゴリです

特定の言葉の意味を知りたい時に「○○」に言葉を入れて「○○とは」で検索を行った

場合のランキングですが、ここでも上位3つ(「テザリング」「LTE」「LINE」)がスマート

フォンやタブレットに関連した言葉です。

上位3つの言葉の簡単な意味は下記の通りです

「テザリング」

パソコンやタブレット端末などをインターネットに接続する機能テザリング対応のスマ

ートフォンとノートパソコン(タブレット端末)があればどこでもインターネットを行

うことが可能となります

「LTE」

Long Term Evolutionの略で新たな携帯電話の通信規格の名称

高速なデータ通信が可能となります

現在の国内携帯電話主要3キャリア(Docomo・au・SoftBank)はLTE対応のスマートフォ

ンを発売(または発売予定)しています

「LINE」

以前のニュースでもお伝えしましたがスマートフォン通しで使用する無料通話・メール

アプリです

現在(2012年12月19日)のLINE登録ユーザー数は世界で約8700万(日本国内3600万)

となっており2013年初頭には1億ユーザーを突破すると言われています。

3つ目の「○○するには」カテゴリですがこちらも「○○とは」と同様に検索を行った結

果ですが、「スマホ 節電」「LINE設定」など「スマートフォン」「タブレット端末」関連の

検索が上位でした。

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┃3┃2012年はスマートフォンとタブレット端末

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「Google Zeitgeist2012」の検索トレンドで見るとやはり多くの方が「スマートフォン

」「タブレット端末」について、ハード・ソフトの両面から多く検索されていることが

わかりました

私の周りでも「スマートフォン」「タブレット端末」のどちらかまたはその両方を使用

している方が多くなってきており2013年もこの勢いは変わらず検索ワードの上位に並ぶ

のではないでしょうか。

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┃4┃7インチタブレット

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2013年私が注目しているのは、2012年の後半に相次いで発表のあった7インチタブレット

です。

現在も世界中で売れている「ipadシリーズ」を代表する9インチタブレット(ipadは9.7

インチ)と「スマートフォン」(4インチ前後・製品により異なる)のちょうど中間に位

置する画面サイズとなっています

片手に収まる程度のディスプレイサイズで軽く、基本的な性能も9インチサイズのタブレ

ットに匹敵するモデルもあり徐々に人気が高まってきています。

人気のある2機種をご紹介いたします

・ipad mini

iPadを販売しているアップルが新しく発売した7インチタブレットです

後述するその他の7インチタブレットよりも画面解像度(1024×768)、メモリ(512MB)

CPUコア数(2)などで性能は少し劣りますが、操作性の面ではまだ他のタブレットよりも

アドバンテージはあります。

またiPhoneやその他のアップル製品との連携を考えるのであればこちらがおすすめです。

OSはiPhoneと同様にiOSが搭載されています。

※ipad miniはWiFiモデル、LTEモデルが発売されています。

LTEモデルは携帯キャリアとの契約が発生しますのでご購入の際はお気をつけ下さい。

・nexus7

Googleが販売している7インチタブレットで解像度(1280×800)メモリ(1GB)、CPUコ

ア数(4)で基本スペックは非常に高い端末です

OSは多くのスマートフォンで搭載されているAndroidが搭載されています。基本スペック

の高さが魅力なのがこのモデルとなります

また価格についても一般的にはiPadminiよりも安くなっています

(料金施策などに異なる場合もあります)

その他に、12月19日大手通信販売サイトを運営している「amazon」からも7インチタブ

レットが発売されました。発売されて間もないためコンテンツなどの詳細はまだ不明で

すが上記の2機種との違いなどが楽しみではあります。

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┃5┃2013年は…

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仕事柄、スマートフォンやタブレット関連のニュースは一昨年あたりから注目していま

したが、今年に入り非常に多くのニュースを見ました。

2013年も引き続きスマートフォンやタブレットのニュースは多く発表されていくことが

予想されますので今後も有益な情報をお伝えしていきます。

(Matsushita)

●年末年始休業日のお知らせ

年末年始休暇のため、2012年12月29日(土)~2013年1月3日(木)の間休業させ

ていただきます。

Windows Messengerが使えなくなります。

11月 30

今年は北海道では初雪が遅かったそうですが、とうとう冬になってしまったな

という気温と景色ですね。

後1カ月で2012年も終わりです。

今年のうちに出来ることは片付けておきたいですね。

そこで、今回はWindows Messengerのサービスが終了することについて。

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┃1┃Windows Messengerって?

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すでに業務でお使いの方も多いと思いますが、Windows Messengerとは、、?

WindowsXPパソコンに標準装備されていて、簡単にメッセージなどを送ること

が出来るソフトです。

vista以降はWindows Live Messengerが提供されていて、登録しているメンバ

ーどうしでチャットやファイルの共有などができます。

弊社でも社内で利用しています。

メールではなくちょっとした連絡事項や、外出先からの上司の命令などをメッ

センジャーで受け取ります。

ディスプレイの右下にメッセージがぴょこっと現れるのですぐ気付く事が出来

ます。

そんな使い慣れた、便利なソフトのサービスが終了してしまうと言うニュース

がでました。

さて、どうしましょう。

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┃2┃今度はSkypeを使います。

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昨年ですが、MicrosoftがSkypeを買収しました。

そしてWindows8の発売をきっかけに、Windowsパソコンに標準装備されているメ

ッセンジャー機能のソフトはSkypeになりました。

Skypeでも同じようにメッセージのやりとりが出来ます。

そしてこれまでのMessengerユーザーも順次Skypeに移行しなければいけません。

2013年の初めの方に1999年から始まったMessengerサービスが終わります。

Skypeになるならまたメンバーの登録など、設定が必要なんじゃないか?

と思うのですが、それはご心配なく。

Skypeをインストールするだけで大丈夫なのです。

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┃3┃Skypeへの移行

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ではまずパソコンにSkypeをインストールしましょう。

http://www.skype.com/intl/ja/get-skype/on-your-computer/windows-live-messenger/

このページからインストールをします。

そして今まで使用していたMicrosoftアカウントを入力してサインイン。

そうすると、今までのメンバー情報もそのまま引き継がれますので、簡単に

今まで通りメッセージのやり取りができます。

今回ニュースを書くため、私もSkypeへ移行してみました。

何か問題点や難しいところがあったら記事にしようと思ったのですが、あっ

という間に移行ができてしまい、特に書くこともなくなってしまいました。

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┃4┃今年のうちにできることは。。

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と、言うことで、Messengerをお使いの方は今のうちにSkypeに移行をしまし

ょう。

日付はまだ決まっていませんが、2013年に入るといつか使えなくなってしま

います。

その前に、今年のうちに出来ることは今年のうちに片付けておきましょう。

ご不明な点や質問などございましたら弊社担当者までご連絡ください。

今年もあと1カ月。

急に寒くなったり、道路状況が悪くなったり、忙しくなる時期ではございま

すが、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。

北海道は寒くなってきましたが、業界は熱いです。

10月 31

ここ北海道では山の色も変わり、強風でその色も落ちそうな勢いですが皆様お元気で

しょうか。

つい先週私たちの業界ではビックニュースが沢山あり、さてどれをメインに持ってこ

ようか迷いましたが、やはりWindows8発売ということをお伝えいたします。

10月26日(金曜日)にWindows8が発売されました。

簡単に触ってみたところ、やはり「他社のタブレット市場」を意識しているなという

ことです。

マウス、キーボードのデバイスよりも誰もが持っていて身近なデバイス。そう「指」

です。(ちょいとジョブズのマネしてみました。)

指をメインに使えるようにアイコンも大きく押し易くなったりしています。

反面、マウスは使いにく・・。これは皆様の意見を聞きながらフィードバックいたし

ます。

ということで今までの「ウィンドウズ」と何が違うか今回はお伝えしたいと思います

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┃1┃ユーザーインターフェイス

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ウィンドウズと言えば「スタート」ボタン。

ここに始まり、ここで終わる「スタートボタン」が無くなりました。

起動すると出てくるのは「Windows 8 Modern UI design」というもので自分で「モダ

ン」とつけるあたり自信の表れでしょうか。

ログオン画面や壁紙やコントロールパネルなどの模様が取り除かれ、すべて単色の背

景で、指でとても押し易いようにアプリケーションアイコンがタイル状に並べられて

ます。画面の模様や配色は変更することもできます。

いままでのデスクトップというものは存在していますが、あくまで「アプリケーショ

ンのうちのひとつ」という扱いになります。

とはいえ、エクセルを立ち上げた時、一度デスクトップが立ちあがってからエクセル

が立ちあがったので「あれ?わざわざモダンなんちゃら必要?」と思ってしまったの

は内緒です。

たぶん、次期Officeはもっと融合されてくると思われます。

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┃2┃その他の機能

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見えないところでは、少々箇条書きになりますが

・メモリ消費量の改善

こういうことを書くのも変ですがWindowsは新しくなればなるほど重くなるのが常

。でもWindows7あたりから様子が変わってきたような気がします。同じマシンに入れ

るならば軽くなるはずです。

・起動時間の改善

ここは完全にタブレット市場を見越して重い腰を上げたということでしょうか。

最近でてきているSSDという装置と組み合わせれば電源を入れるとすぐに「すぱっ!

」と立ち上がります。お客様先でのプレゼンテーションも「すぱっ!」とできます。

・コピーや移動の一時停止が可能

地味に便利です。コピーや移動はCPUの負荷が大きいですが、そういったパソコン

が忙しい時に限って「この資料を作って」と上司に言われてもすぐに対応できます。

コピーを一時停止すればよいのです。

・ISOファイルのマウントをサポート

こちらもウルトラブックやタブレットなど「CD-ROMやDVDが非搭載」のパソコンが

多くなってきたのでそちら市場を見てのものでしょう。

DVDなどメディアが無くてもイメージファイルさえあれば「仮想CD-ROM」などとして

標準で認識してくれるというものです。

・ハードディスクをまとめることができる

200ギガとか500ギガとかいつの間にか外付けハードディスクだけ増えて行ってドライ

ブもDドライブEドライブ・・・。と増えて管理に困っていませんか?次期Windows8な

らば「全てひっくるめて」1つとして扱ってくれます。

ただし「1つ壊れると」・・。これも善し悪しかもしれませんね。

良い点は「ミラーリング技術」というハードディスクの二重化にも対応していること

二重化しておくと片方のハードディスクが壊れていても、もう片方が大丈夫であれば

セーフというものです。

特に撮りっぱなしの写真をハードディスク1つに保存している方はやっておいて損は

ないといいます。なんせハードディスクは壊れるときは一瞬です!(私も経験あり)

・リカバリー機能

いままでの通常のリカバリに加えてユーザーが作成したファイルや個人設定、スト

アアプリを残したままOS全体を初期化できます。実はお客様より私達の方が嬉しい機

能だったりもします。

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┃3┃とはいえ、業務のためにスグ飛びつくのはちょいと早い!?

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実際動かすと、Windows7にて動いていたソフトが動かなくなったものが数本ありま

した。

個人のパソコンでWindows8導入は一向に構いませんが、業務用システムなどは一度ソ

フトウェア・コンサルタンツ社員に聞いてくいださい。

一度御社のシステムについてアップグレードが必要かなど、的確なアドバイスをさせ

ていただきます。

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┃4┃もっと話したいことがあるいのですが今回はここら辺で。

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前回のメールマガジンにあったMicrosoft陣営サーフェス対Google陣営Nexus対Appl

e陣営のiPad(Miniが出ましたね)の熾烈なるシェア争いやウルトラブックなどについ

ては次回以降のメールでお伝えいたします。特にマイクロソフト本体がタブレットを

出したことで他のメーカーはどう出るのかこれから見どころでもあります。

弊社では「どの端末でも」業務システムが動く様、そしてどうタブレットが御社に活

用できるか勉強の毎日です。

弊社営業がお伺いしたときに「うちにタブレットどう使える?」と聞いてください。

焼け石に水。いや、立て板に水のように答えさせていただきます。

マイクロソフト社製タブレットについてのまとめ

9月 28

北海道としては珍しく残暑が続き、9月中旬にもかかわらず30度を記録する暑さ

に、そろそろ秋空を恋しく思う今日この頃です。

それにもかかわらず本年の計画停電は全国で一度も実施されず、不便な思いをしな

くて本当によかったです。これも国をあげての節電の賜物でしょうか。

でも北海道は、さらに厳しい冬の試練が待っています。一難去ってまた一難。

今度もなんとか無事に乗り越えたいものですね。

サーバOSの「Windows Server 2012」、クライアントOSの「Windows 8」、オフ

ィスアプリケーションの「Office 2013」と矢継ぎ早に新製品を発表しているマイク

ロソフト社ですが、とうとうタブレットの市場にも進出してきます。

過去のニュースでも少し取り上げましたが、Windows 8を搭載した「Surface(サー

フェイス)」です。

iPadが独占状態にあり、これを切り崩そうとするアンドロイド陣営に、第3勢力と

して名乗りをあげる事になりました。

今回はこの「Surface」について、現在伝わっている情報をまとめてみます。

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┃1┃これまでのタブレットとの主な違い

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なんといっても特徴的なのがキーボードとタッチパッドの存在です。

今までのタブレットは、「パソコンに不可欠だったキーボードは不要」ということで

脚光を浴びた感がありました。今度のSupfaceは「やはりキーボードは無いと不便で

すね?」とユーザに問いかけ、挑戦してくるようです。

パソコンと同じように本体とケーブルで結ばれるスタイルではなく、本体に装着す

るカバーを開くと使えるようになっているため、持ち歩くときに邪魔になりません。

また、本体背面にスタンドを内蔵しており、基本的には「立てて」使用することに

なるのも、今までのタブレットと大きく異なるところですね。

ちなみにこのカバーには厚さ3mmの「タッチカバー」と、厚さ5mmの「タイプカバー」

があります。タッチカバーはタッチセンサーを利用してキーを押す操作を検知し、タ

イプカバーは通常のキーボードと同様に、キーストロークのあるタイプとみられます

。どちらのカバーも本体側面に磁力で取り付けることができ、タッチカバーには5色

のカラーバリエーションが用意される模様です。(タイプカバーは不明)

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┃2┃モデル

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Windows 8のARMプロセッサ対応版である「Windows RT」を搭載したモデルと、

「Windows 8 Pro」を搭載したインテルCoreプロセッサモデルがあります。

ハードウェアとしては「Windows RT」版が若干薄く、各社軽量タブレットと同等の

即時起動、高速応答、長時間駆動となります。こちらは今までのタブレットに対抗す

るモデルと位置づけされるようです。しかし、一方で、旧来のWindows用デスクトッ

プアプリには対応しないバージョンのため、購入には注意も必要です。

(同じWindows 8の操作方法ですが、中身は別物となります)

これに対して「Windows 8 Pro」版は、Windows資産を引き継ぐ「ウルトラブック」

対抗モデルとして考えられているようです。

以下は現在発表されているRTの主要スペック(カッコ内は8 Proモデル)です。

質量:676g(903g)

厚さ:9.3mm(13.5mm)

ディスプレイ:10.6インチHD(10.6インチ ClearType Full HD)

インターフェース:microSD、USB2.0、MicroHDMI、MIMOアンテナ

ストレージ32GB・64GB(64GB・128GB)

(先ほどの2種類あるキーボードは、いずれのタブレットでも選択可能でした。)

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┃3┃予想される価格帯と発売時期

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正式な価格はまだ未発表です。その為、憶測も飛んでいますが、現時点で有力なの

は最高経営責任が米紙のインタビューで答えた「300~800ドルの範囲」という内容だ

と思われます。ずいぶん幅がありますが、先ほどの2つのモデルは価格も大きく異な

るのではないでしょうか。

「Windows RT」版は他社タブレットと同等の価格、「Windows 8 Pro」版はウルト

ラブック同様の価格設定というのが、もっとも信憑性のあるように感じます。

当初は199ドルという噂もあり、かなり期待もありましたが、これは難しそうです。

とても残念なところですね。

発売時期ですが、Windows8と同じ10月26日に「Windows RT」モデルを、3カ月後の

来年2月に「Windows 8 Pro」モデルがリリースします。

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┃4┃現在、不明な重要ポイント

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iPadでは無線LAN専用のWi-fiモデルと、外出先でも通信可能な3Gモデルを用意して

いますが、Surfaceに関してこの情報は明かされていません。

ドコモ、au、ソフトバンクのどこと提携するにしても、プレス発表はされていると

思います。

そのため、Wi-fiモデルで出荷するだろうというのが、大方の予想です。

この仕様もギリギリまで予断を許しませんが・・・・

個人的には、スマートフォンで最近脚光を浴びている「テザリング機能」と組み合

わせてタブレットを使用する事で、3G通信に必要な月々の余計な出費をしなくてよい

のではないかと考えています。

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┃5┃最後に

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マイクロソフトのホームページにSurfaceの写真とビデオが掲載されています。

http://www.microsoft.com/surface/en/us/default.aspx

次世代の端末を予感させるようなスタイルをご覧ください。

Surfaceで採用されているWindows8について、弊社で一足先にデモ環境を整えまし

た。Surfaceは無理でも、Windows8の操作は体験できますので、ご興味ある方は弊社

営業まで声をおかけください。

OSを作るマイクロソフトがタブレットを販売することについて、各ハードメーカ

から、かなり反発の声もあったようです。

しかし私たちユーザとしては、また新しい可能性を秘めた製品が市場に出てくるこ

とは大きな楽しみになります。

iPadの独占状態で安定したように見えたタブレットですが、Surfaceの登場でまた

熱い分野になるかもしれませんね。

次期Microsoft Officeのカスタマープレビューが公開されました

8月 31

お盆休みも終わり一気に秋へと向かうかなと思っておりましたが、ここ数日の

気温、湿度はかなり厳しいものがありますね。このような状態が続くと、パソコンや

人体に悪影響を及ぼしそうなので、この辺で勘弁して欲しいと思っている今日この頃

です。

さて今回のニュースは先月カスタマープレビューが公開された次期Microsoft Office

についてご紹介したいと思います。

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┃1┃Windows 8タブレットに最適化

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次期Officeは本年の10月に発売となる「Windows8」に最適化され「Windows8」と組

み合わせて利用することにより価値が最大化されるとMicrosoftは発表しました。

弊社のニュースでも何度かご紹介しておりますが、「Windows8」では新しく

『Metro』と呼ばれるインターフェース(「Windows Phone」の発表以来使用されてき

た呼称ですが、商標等の関係で今後は別な呼称になるとみられています)が採用され

ており、『Metro』はタブレットや「Windows Phone」など、タッチで操作するデバイス

に最適化されています。ARM系タブレットの「Windows8」には次期Officeの

「Office Home and Student 2013 RT」が標準搭載されることになっているので、

タブレットでの利用に重点を置き、タッチやスタイラス(ペン)入力でも操作しやす

いようになっています。

また、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、Microsoftは「Windows8」

の発売と同時にMicrosoft独自のタブレット端末である「Surface(サーフェス)」を

発売すると発表しており、iPadやAndroidタブレットからの後れを、Officeとの組合

せで巻き返そうとしています。

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┃2┃クラウドに対応

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次期Officeは会社内のパソコンで作成した文書を、外出先でタブレット端末から

修正を行う等、様々なデバイスを利用して文書作成を行う事を考慮し、ファイルの

保存先がデフォルトでクラウド(オンラインストレージ)上になっています。あくま

でもデフォルト設定ですので、従来通りパソコンのローカルディスクへ保存すること

も可能です。Officeを利用する際にクラウドサービスへサインインする事により、

自分の最新ドキュメントにデバイスを問わずアクセスする事ができ、またOffice自体

の個人設定も適用されるようになっていて、いつでも自分の使いやすい設定でアプリ

ケーションを利用する事ができます。

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┃3┃オンラインストレージについて

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ここでは前項で出てきましたオンラインストレージについてご紹介したいと思いま

す。以前のニュースでも少し触れましたが、オンラインストレージというのはインタ

ーネット上のファイル保存場所でクラウドサービスの1つです。サービス名で言うと

「Dropbox」、「Google Drive」、「iCloud」などがあります。Microsoftでは

「SkyDrive」というサービス名で提供しており、「Windows Live サービス」の1つ

です。このサービスもつい最近アップデートされて、画面インターフェースが、

『Metro』デザインっぽく変更されました。無料で利用できる容量は7GB(以前ご紹介

した時は25GBでしたが縮小されました。)ですが、有料のオプションサービスに加入

する事により保存容量を増やす事が可能です。ブラウザを利用してのファイルのアッ

プロード、ダウンロードの作業に加え、パソコンにデスクトップアプリをインストー

ルする事により、クラウド上の保存フォルダをローカルフォルダと同じように扱う事

ができます。

「SkyDrive」の対応デバイスは、パソコンのデスクトップアプリとしてはWindows

とMacに、スマートフォンやタブレット端末用としてはWindows PhoneとiOSに対応し

ています。現時点ではAndroidに対応していないのですが、もう間もなくAndroidアプ

リが出る予定となっています。

基本的には他のオンラインストレージサービスと変わりませんが、一番の特徴は

「SkyDrive」にブラウザ経由でアクセスした際にブラウザ上で「Office Web Apps」

が利用できることです。「Office Web Apps」にはWord、Excel、PowerPoint、

OneNoteの機能があり、「SkyDrive」上に保存したこれらのアプリケーションデータ

をOfficeがインストールされていないパソコンからも直接編集することが可能です

(パソコン以外は閲覧のみ)。

「Microsoft Office 2010」は現時点で「SkyDrive」に対応していますので、

「Microsoft Office 2010」をお使いのお客様は「SkyDrive」にサインインすること

により「SkyDrive」上のファイルを直接編集することができます。

この記事はWindows7パソコンにインストールした新しいWordと、Macからブラウザ

経由で「SkyDrive」にアクセスし、「Office Web Apps」のWordを利用して書きまし

た。「Office Web Apps」も最初の頃は使い勝手があまり良くなかったのですが、

現在は極端に複雑な文書などを作成しようとしない限り、デスクトップアプリケーシ

ョンとほぼ同じ感覚で操作が可能です。

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┃4┃次期Officeを操作した感想

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実際に次期Officeを実行してみると、デザイン的に若干の変化はありますが、現時

点では殆どOffice2010と同じです。メニューもリボン形式がそのまま引き継がれてい

て、各メニュー内のアイコンなどの配置も一緒です。違和感があるのは、アプリケー

ション内のカーソル移動で、「Windows Phone」を操作したことがある方はお分かり

かと思いますが、ホーム画面を操作するときに画面全体が滑るような感じで動くのと

同じようにカーソルが動きます。Wordの文書内を矢印キーでカーソルを移動させても

ヌルヌルと、Excelをマウス操作でセルの選択をするときや、範囲指定を行う際にも

ヌルヌルとポインタが動きます。まったくもって意味不明な説明ですが、操作してい

ただければご理解いただけると思いますので、一度お試しください。

カーソルの動きはさておき実際の内容ですが、Office2010と比較してこの機能がと

ても便利ですとか、これが凄いというのは正直まだ見つけられていません。ただ、各

アプリケーションでファイルを保存する際にPDF形式で保存することが可能になりま

した。これによりOfficeドキュメントをPDF変換するために特別なソフトをインスト

ールする必要がなくなりました。但し、これはあくまでもOfficeアプリケーションの

お話しですので、弊社の業務システムをはじめ、CADソフト等のOffice以外のアプリ

ケーションからPDFを作成する必要がある場合は従来通りPDF作成ソフトが必要となり

ます。また、試しに弊社の販売管理から出力したPDFファイルをWordで編集するとい

うテストを行いましたが、残念ながらレイアウトが崩れてしまい、そのような利用も

できませんでした。

各Officeアプリケーションにはそれぞれタッチモードと呼ばれるモードが準備され

ており、タッチモードに切り替えるとリボン内の各ボタンの間隔が広がり、スマート

フォンやタブレット等のタッチ操作でもOfficeドキュメントを編集しやすいように

なっています。

またSNSとの融合も視野にいれ、Microsoftは企業向けSNSサービスの「Yammer」を

買収し、「Officeの基盤の一部となる」とし、さらに今後はSkypeなどとの統合も進

めていくとしています。

次期Officeは個々のアプリケーションの機能アップというよりは、今までデスク

トップアプリケーションだったOfficeを徹底的にクラウド対応していくという基盤の

バージョンアップということになると思います。

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┃5┃カスタマープレビューの入手

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次期Officeのカスタマープレビューは下記URLからどなたでも入手することが可能

です。

http://www.microsoft.com/ja-jp/office/Preview/default.aspx

上記サイトへアクセスすると画面中央に[個人のお客様]、[法人のお客様]と表示

されます(執筆時点)。[個人のお客様]を選択すると「Office Professional 2013

プレビュー」を、[法人のお客様]を選択すると「Office 365 ProPlusプレビュー」

を試用することができます。その他の製品も下方にあるリンクからプレビュー版を取

得できますが、取りあえずよく利用するOfficeアプリケーション(ExcelやWord、

PowerPoint)を試してみるということであれば、入手手続きが簡単な[個人の

お客様]を選択されることをお勧めいたします。「Windows Live ID」をすでにお持

ちの方はすぐに評価版を入手することが可能です。

「Windows Live ID」の取得方法やカスタマープレビューの入手方法がわからない

方は弊社担当営業までご連絡ください。

※Officeカスタマープレビューの実行はWindows7またはWindows 8 Release Preview

を搭載したパソコンでのみ可能となっておりますのでご注意ください。

今回のニュースは次期Officeの機能紹介というよりは、今後のOfficeの方向性とい

うような内容になってしまいました。MicrosoftはWindows8、次期Officeという2大製

品でタブレット、クラウド、SNSという、いま最も注目されているキーワードの分野

に一気に対応していこうとしています。そうなると私たちの業務も様々なデバイスを

活用しやすくなるので非常に興味深いです。

次期Officeカスタマープレビューは実行できるOSに制限がありますが「SkyDrive」

はWindows XPでも利用できますので、まずは

http://windowslive.jp.msn.com/skydrive.htm

へアクセスして「SkyDrive」+「Office Web Apps」を是非一度お試しください。

Windows8について

7月 31

各地で本格的な夏が到来していますが、北海道でも電力状況次第では計画停電を実施

するとの発表が電力会社からありました。

もし仮に計画停電が実施される場合、パソコン・周辺機器などの電源などにはご注意

下さい。

今月のニュースですが、マイクロソフトから新しいOSの発売日などの情報が入ってき

ましたのでお伝え致します。

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┃1┃Windows8発売日決定

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2012年7月18日次期OSの「Windows8」を2012年10月26日に発売すると発表があり

ましたWindows8についての製品エディションは下記の4通りです。

・Windows 8:コンシューマー向け

・Windows 8 Pro:ビジネス向け

・Windows 8 Enterprise:Software Assurance(SA)契約に基づいて提供

・Windows RT:ARM版のWindows

Windows8が今までのHome Editionと呼ばれるものに近い形となり、Windows8 Proが

今までのシリーズにもあったProfessionalと同じ形となります。

店頭や各メーカーで販売される形態としては、Windows8、Windows8 Proの2パターン

がほとんどとなります。

Enterprise版はマイクロソフトとSA契約を行っている企業などが対象のエディション

です。

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┃2┃Windows RTとは

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今回各エディションの中で変わったエディションがWindows RTと呼ばれるものです以

前はWindows On ARMといわれていたものでこれはARMアーキテクチャに対応したWin

dows 8の名称となります。

簡単にいうとスマートフォンやタブレットPCなどで多く使用されているアーキテクチ

ャ(構造)で使用するWindows8のエディションです。

今後マイクロソフトが発売を予定しているタブレット型コンピューターである「Surf

ace」に搭載される予定のエディションです。

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┃3┃新インターフェイスMetro UIの特徴

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Windows8の新機能ですが、私がWindows 8 Release Previewを操作した感想も含めて

お伝えしていきます。

◆Metro UI◆

皆さんが今まで使用されていたWindowsと大きな違いがあるとすれば、このMetro UI

が挙げられます。

Metro UIとは、従来の「デスクトップ」画面に変わり新しくタイル型のGUIになった

もので各アプリケーションのアイコンが大きくなりタイル状に並んでいます。

Metro UIでは今まであった「スタートメニュー」がなくなっています

例えば、今までのWindowsの場合「スタートメニュー」の中に「シャットダウン」の

項目がありましたが、Windows8ではありません。

シャットダウンなどは「チャーム」と呼ばれるポップアップバーから行うことになり

ます。

チャームとは、Metroの画面の右端にカーソルを移動することで画面の右側からポッ

プアップしてくるバーのことです。

この中に「電源」のアイコンがありシャットダウンを行うことになります。

従来のデスクトップ画面も用意はされているのですが、今まで画面左下にあった「ス

タートボタン」はなくなっています。

デスクトップ画面にショートカットアイコンなどを貼り付ける事も設定によっては出

来ますので今まで通り使用することも可能となっています。

個人的な感想としましては、画面の作りなどがタブレットPCで使用することも想定し

て作られているので非常に見やすくなっています。

しかし今まで行っていたこと(設定の変更など)を行うのにどの操作をすれば良いの

か探すのに非常に時間がかかりました。

慣れれば確かに使いやすく便利な機能が多いようですが慣れるのには少々時間がかか

りそうです。

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┃4┃PCのリセットとリフレッシュ

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パソコンの調子が悪くなったときに行うこととして、初期化(リカバリ)と呼ばれる

ことを行うことがあります。

ハードディスクなどの機械が物理的に壊れていない場合、OSやソフト側のエラーを疑

う場合この方法を取りますが今まではリカバリを行うとユーザがインストールしたア

プリケーションやデータがすべて消えてしまいました。

Windows8からはPCのリセットとリフレッシュと呼ばれる2種類の方法が行えます。

リセットとは、従来の再インストールと同じですべてのデータを消去し新しく環境を

構成します。

リセットにも「徹底(Thoroughly)」と「高速(Quickly)」の 2つの選択ができま

す。

例えばコンピューターを廃棄する場合や他人に譲渡する場合は 徹底(Thoroughly)

を選択することになります。

徹底(Thoroughly)モードでは無意味なデータを上書きしデータの復元を防ぐように

なっています。

リフレッシュとは Windows 8 からの新機能でこれを使用するとすべての個人データ

メトロスタイル アプリ、PCの設定(一部)を残したまま、Windows を再構成するこ

とができます。

リフレッシュを使用することで再インストールなどは便利になりますが、どのデータ

が残ってどのデータが消えてしまうかを把握していないと残ると思っていたデータが

消えてしまうことも発生してしまうので注意が必要です。

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┃5┃アップグレードについて

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発売日が決まったWindows8ですが新規購入(単体での購入)での価格は未定となって

います。

しかし、現在「Windows Xp」「Windows Vista」「Windows7」を使用しているユーザ

に対してマイクロソフトは39.99ドル(約3,200円)で「Windows8」へアップグ

レードできるキャンペーンを2013年1月31日まで行うことを発表しています。

注意点としてアップグレードする際に各エディションで移行可能な内容が違います。

Windows7からアップグレードする場合は、Windows設定・個人ファイル・アプリケー

ションなどほぼすべての内容が移行可能です。

Windows vistaではWindows設定ファイルと個人ファイル、WindowsXpでは個人ファイ

ルのみ移行可能となっています。

上記キャンペーンとは別に各メーカー製のWindows7パソコン新規購入者を対象にWin

dows8Proへのアップグレードを1,200円で提供するキャンペーンも行っています。

(メーカーによっては行っていない場合もありますのでご注意下さい)

Windows7へアップグレードする際の金額が2万円前後していたことを考えると相当安

くなっています。

追伸:

今回はマイクロソフトから発表されている情報や私がWindows 8 Release Previewを

使っての新しい機能などの紹介を中心にお伝えしましたが、10月に発売される製品版

では今回ご紹介した機能の修正・変更などが行われているかもしれませんのでご注意

下さい。

写真の共有サイトについて

6月 29

6月も終わりに近づくとやっと北海道では夏らしい気温になってきました。
家族やお友達と外に遊びに行くことも増える季節です。
その時撮った写真は皆さんどのようにしていますか?
家族との写真ならパソコンやタブレットですぐ皆で見ることができますが、
お友達や離れて暮らす家族とは最近では写真共有サイトをご利用になる方も
多いと思います。

今回はその写真共有サイトについてです。

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┃1┃写真が身近に
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携帯電話のおかげで写真を撮ることが増えた最近。
ただ風景や思い出を撮るだけではなく、身近なことにも写真を撮ることが増え
ました。

今から食べるご飯。
ツイッターなどでの「ここにいるなう」の写真。
これが欲しいな。の催促写真。
この型と同じものを買わなきゃ。の確認写真。
弊社では、パソコンに出てきたエラーメッセージや、パソコンやプリンターに
いつもつかない赤いランプがついてる、などの写真がお客様から送られてくる
こともあります。

言葉で説明しづらいことも写真なら一目瞭然だったり、間違いが減ったりしま
す。
メモに残しておかなきゃいけないことも写真を1枚撮るだけで済みます。

写真が便利なツールになったので撮る機会も増え、撮った写真も増え放題。
この写真の管理や整理も大変なのではないでしょうか。

パソコンに取り込み、CDに焼く。USBメモリにコピー。そのままSDカードで取っ
ておく。
これでも充分ですが最近は写真共有サイトが便利になっています。

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┃2┃たくさんある写真共有サイト。
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「写真共有サイト」と言ってしまうと、公開されちゃう?誰かに見られちゃう?
大丈夫?と思いがちですが、使い方によってはとても便利です。

もちろん共有範囲は自分で設定できますし、期間限定のサイトもあるので、あえ
て期間限定にする場合も都合が良い時があると思います。

有名なところでは
「フォト蔵」
http://photozou.jp/

「Zorg」
http://www.zorg.com/

「Picasa」
http://picasa.google.com/intl/ja/

などでしょうか。
もっともっとたくさんあります。

それぞれ特徴があり、どこを使えばいいの?と困ります。
写真が趣味です。という方はサイト内でのコンテストがあるサイトがいいと思い
ますし、Google使ってますという方なら「Picasa」がいいと思います。
自分の環境にあったサイトを探すのも楽しいかもしれません。

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┃3┃色々な機能
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・写真の管理
写真を日付ごとにフォルダ分け。というのは、ただパソコンに写真を取り込む
だけでもしてくれちゃいますよね。
でもそれだけでも、サイトを使うと画面の動きや見た目がカッコ良かったりす
るので、面倒くさい写真整理も楽しくできます。
また、顔照合機能もあるので、自動で顔別ファイルを作ってくれます。
なので、自動で子供の写っている写真だけを集めてくれたり、特定の友達だけ
を集めてくれます。
変な顔をしている場合は照合してくれないかもしれませんけど。

・写真の共有
家族旅行や友達との旅行での写真、結婚式や何か集まりでの写真を皆で共有し
て見たい場合、その写真のフォルダを作り、そのURLを教えた人だけ見れる設
定ができます。
それだけじゃ不安だと感じる方は合言葉を設定できるサイトもあるので、そち
らを利用するといいかもしれませんね。

・写真の編集
写真を切ったり貼ったり、色味を変えたり、フレームをつけたりなど色々な編
集ができます。
楽しい思い出もなお楽しく見ることができます。

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┃4┃SNSでいいんじゃない?
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写真の共有だけで考えれば、特に写真共有サイトをわざわざ使わなくても、
Google+やfacebookで仲間と写真を共有すればいいのでは?
と、思うのですがまだGoogle+やfacebookなどを始めていない友人や家族、おじ
いちゃんやおばあちゃんもいますよね。
スマートフォンは持ってないけど、家や会社にパソコンならあるという方も。
携帯電話に対応しているサイトもあります。

また、業務で使う場合には業務用として共有サイトを利用するのもいいと思いま
す。

逆にSNSに直接写真をアップできるサイトもあるので、写真の管理とSNSやブロ
グへの投稿を連動させて利用するのも便利です。

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┃5┃無料で便利。
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十数年前では、写真をいっぱい撮ったら現像代や焼き増し代がかかって大変!
と思っていましたが、今ではフイルム代もかからなければ、現像や焼き増しを
しなくても画面で見れる!友達にも見てもらえる!
便利になりました。

が、無料にはそれなりのリスクがたぶんあるはずです。

プライベートで使う分には大丈夫ですが、業務で使う大事な写真やデータなど
にはそれなりの方法での保存が必要です。
それなりのウィルス対策、バックアップ対策などは弊社担当者までお問合せく
ださいませ。

便利な事とリスクについて

5月 31

5月はゴールデンウィークに始まり金環日食や東京スカイツリーオープンと殊更話

題が多い月でした。

残念ながら札幌では金環日食ではありませんでしたが、朝少し暗くなりツイッターを

やっていたなら「日食中なう(?)」と入力していたかもしれません。

また、先月の弊社ニュースにもあった米航空宇宙局(NASA)が国際宇宙ステーシ

ョンとの往復に使用する新型宇宙船「ドラゴン」も無事成功したようで、名前が名前

だけに少しホッとしています。

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┃1┃本当に普及してきたと感じるスマートフォン。

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先月、お客様先に保守作業にてお伺いしたところ社員全員がスマートフォンに変わ

っていました。

半年前は1人2人だったのですが、便利なものというのは伝わるものですね。

使い方は特段特別な事を行ってはいませんが工夫はしていました。

勿論「フォン」ですので電話機能は当たり前ということで。

1.メール。

皆さんも、ドコモのメールやau、ソフトバンクのメールなど携帯電話で電子メール

は使っていますね。

メールだけなら、今やどの機種の携帯電話でもできると思われます。

ですが、スマートフォンだとアプリケーションを入れることによって(または既に入

っている)PDFのデータをそのまま見ることができます。

この点と最近の複合機は受けたファックスを自動的にPDFに変換し、電子メールに

添付して送る機能が付いていますので、外出先でも会社に送付されたファックス内容

を確認することができます。

ちなみに弊社でもファックス複合機を扱っておりますので担当営業までご連絡を。

この送付されたファックスがPDFになるというのはとても便利でして、「ファッ

クスの紙無くした!」ということはなく、電子メールの中に入っております。

また、私は得意の「Evernote」に「お客様名」と「内容」のタグをつけて保存してお

ります。

複合機ファックスやメール→電子メール→クラウド→どこでも閲覧できるという流

れです。

2.スケジュール管理

今回設定を行ったお客様は特に地方への出張が多く、会社に戻ってこないこともし

ばしば。

しかし、「●●会社へ。帰社17:00」などホワイトボードはありません。

会社にスケジュール管理のサーバーを置いてありますのでスマートフォンと連携を取

っています。

スケジュールの変更があった場合はスマートフォン上で変更を行っています。

とはいえ、個人的にはスマートフォン「だけ」は使っておらず、お客様先ですぐに

確認、記述ができるように紙のスケジュール帳も持ち歩いています。

(もう私も古い人間なのですかね)

お客様から出てきた後に変更を行い、スマートフォンで「弊社社員に知らせる」事を

行います。

会社に知らせることで、弊社内でお客様から電話を受けた人も「今日は戻ってきませ

ん」「16:30に戻ってきます」などの対応ができます。

3.LINE

このアプリケーションに関してあるのは知っていましたが、「活用」とまではいっ

ていませんでしたがお客様先では見事に活用していました。

無料です。詳しくはホームーページにもあるのですが(http://goo.gl/OXY7B)。

インターネット回線を使った会話ツール。説明が長いですね。

LINEというアプリケーションを入れているスマートフォン同士なら基本無料で会話で

きます。

「基本」と謳ったのはスマートフォン購入に当たり結局「パケット放題プラン」にし

なければ、インターネット上での通信会話なので大変な額を請求されるということで

す。

チャット機能も使用していました。このLINEは相手が読んだかどうかわかるのです。

読んだ場合は「既読」とでます。

写真や音声(留守番電話のように)も送信できますので、写真を上司に送信し判断を仰

ぐことを行っていました。

4.フェイスブック

こちらはまだお客様としては全員行ってはいませんが、数人ちらほらと。得意先の

方を見つけては友達申請などを行っていました。

いつも皆様のところに保守にお伺いさせていただいていますが、実は私達の方が勉強

になっているということで感謝しております。

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┃2┃次は怖い話です。

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これだけ便利なものを身につけていますが皆様はセキュリティに関しては「電話は

大丈夫」という認識の方が多いです。

しかし、私としては電話というよりも「電話機能付き小型パソコン」の方が近いと思

っています。

注意喚起は前回のニュースにある通り。

1)アプリケーションの入手場所

2)ウィルス対策ソフトの導入

3)Wi-Fiホットスポットの利用制限

4)パスワードの設定

に気をつける必要があります。

特に「落とす可能性」があるスマートフォンはパスワードは必須と思われます。

そして「パソコン」として見るならば「ウィルス駆除ソフト」も必要なのは判ってい

ただいていると思います。

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┃3┃7月にネットができなくなる?

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これは弊社専務からフェイスブックでいただいた情報です。引用します。

インターネットを利用できなくなる危険があるマルウエア「DNS Changer」への注意

を呼びかけるため、診断サイトをJPCERTコーディネーションセンターが公開しました

DNS Changerは、2007年から活動が見つかっている。

2012年5月時点でも世界中に35万台の感染パソコンがあり、国内でも相当数に上る見

込みです。

感染した場合、正しいURLを入力しても異なるWebサイトに誘導される恐れがありまし

た。

すでに米国の連邦捜査局(FBI)が不正なサーバーを取り除き、正常に稼働するサー

バーを設置したため大きな混乱は起きていません。

だがこのサーバーは2012年7月9日に運用が終了する見込み。

それ以降DNS Changerに感染しているパソコンは、Webサイトの閲覧やメールの送信な

どができなくなる恐れがあります

ここまで。

FBIが陰で頑張っていたのですね。

横文字ですがDNS(Domain Name System)というのはコンピューターのIPアドレス(弊社

がよく192の168のーと呪文のように話す4つの数字)とドメイン名(sc-ltd.co.jp)を一

致させるためのシステムです。

これが一致しないといくら住所を正しく入力してもホームページを出しているコンピ

ュータにたどり着けないのです。

またメールのサーバー名などにも関係あるため、メールの送受信もできなくなる可能

性があります。

検査する為のサイトは(http://goo.gl/nPFfr)です。通常は「◎DNS Changer マルウ

エアの感染は確認できません」と出るはずですが、違う画面が出た方は弊社担当にご

連絡を。

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┃4┃でも、どうにもならないことは無いです。

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便利になればなるほど、使えなくなったり失った時の損失は大きいです。

かといって、恐れていては前に進むことはできないのかもしれません。

きちんとトラブルに予測立てて対処したら何とかはなります。

弊社社員一同、皆様のトラブルの予測や業務のお役に立てればと毎日(ではないかも

しれませんが)考えています。