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Windows2000・XPへのサービスパック導入のお勧め

9月 01

近頃では、皆さんの職場やご自宅の端末で、Windows2000やXPを搭載したものが増えてきたと思います。2000やXPは従来のWindows9X系よりも安定していますが、「あの」マイクロソフト製品ですから、どうしてもバグやセキュリティの脆弱性の問題があります。これを放置しておくと、動作が不安定になったり、ウィルスが侵入しやすくなってしまいます。

 バグの修正やセキュリティ強化の情報が出た際には、従来の「Windows Update」でインターネットを通して修正プログラムを個別にダウンロードできますが、この「サービスパック」には従来の修正(以前のサービスパックの内容も)がすべて入っており、さらに新機能の追加などもされています。

 ちなみに、「サービスパック」が存在するのは、WindowsS2000とWindows XPだけです。Windows9X系は「Windows Update」でしか修正ファイルを手に入れられませんので、注意してください。

 また、Windows2000とXPのサービスパックは別物です。間違わないように気をつけましょう。

 「Windows Update」は便利ですが、回線の速度が遅い場合などでは数十メガのファイルをダウンロードしなければいけなく、結構大変です。このサービスパックはもちろんマイクロソフトのホームページからもダウンロードできますが、その容量は100メガを超えます。しかし、コンピュータ雑誌などの付録に無料でついてくるので、雑誌を買うついでにCDを手に入れることができます。

また、マイクロソフトに注文すれば、専用CDを送ってくれます(費用に1000円ちょっとかかりますが・・・)。雑誌のほうが、記事もあって安いのでお得デス。

現在お使いのパソコンに、どのサービスパックが当たっているかを調べる場合は、デスクトップ上の「マイコンピュータ」でマウスを「右クリック」して「プロパティ」を選んでください。「全般」というタブの中に、システム・使用者・コンピュータの説明が表示されています。サービスパックが導入されていた場合は「システム」欄にサービスパックのバージョンが表示されますので、確認してみてください。

 つい最近も、Windows2000の「サービスパック3(SP3)」が発表されました。 このサービスパックでは、セキュリティの強化・互換性問題の修正等、修正内容も多岐に渡っています。詳細については、

http://www.microsoft.com/japan/windows2000/downloads/servicepacks/sp3/default.asp

を、参考にしてください。

 サービスパックの導入方法は、実行プログラムをダブルクリックするだけの簡単なものなので、誰でも楽々インストールできます。

 WindowsXPは最新のOSであり、従来の9x系と比べれば格段に安定しています・・・が、最近かなり問題のあるセキュリティ関係の脆弱性が発見されてしまいました。しかし心配ありません。XPにもサービスパックがあります。

 WindowsXP初のサービスパック(SP1)ですが、こちらは本国(アメリカ)では既に公開されましたが、日本ではまだリリースされていません(9/14現在)。どうしても必要な方は海外から手に入れることもできますが・・・不具合がおきたら怖いので、素直に私と一緒に日本語版の発表まで待ちましょう。

9月中には、日本語版のサービスパックも発表され、月末や月初発売の雑誌にも付録として付くと思いますので・・・。

 このように、サービスパックの導入によってシステムの安定度とセキュリティの向上をはかれますので、職場・ご自宅の端末にサービスパックが入ってるかどうかを確認してみてはいかがでしょうか?

サービスパックのCDは当社にもありますので、「興味を持ったけど、何をすればいいのか、いまいち、よくわからない」と思った方は、担当営業にお気軽にお声をかけてください。親切丁寧にお答えします。

しかし、サービスパックはそう頻繁には出ません。「Windows Update」を使ってこまめにシステムをアップデートすることが、システム安定化とセキュリティ強化に向けていちばん大切なことですので、気が付いたときにUpdateを行ってくださいね。

(R.K)

難しい用語のレッスン1

8月 01

私は、この業界しか働いたことが無いのですが、それにしてもこの業界の技術用語を使うのがとても苦手です。そのため、今回は自分の勉強も兼ねて、コンピュータ技術者がフツーに使用している言葉についてご説明をしたいと思います。

特にインターネットに必要な知識のIPアドレスとルーターについてご説明をします。

さて、現在のインターネットを支えるのはIPネットワークです。 IPとはInternet Protocolのことで、プロトコルとは儀礼的な約束ごとだと思えばいいで しょう。 すなわち、こちらがお辞儀をすると、相手がそれをお辞儀と認識しなければ、何か下を見ているのだなぁー と感じるでしょう。これでは、意志の疎通は無理です。コミュニケーションの第一歩がプロトコルです。それがインターネットとなると、その特徴としては

パケット通信,分散処理,Peer to Peer,ベストエフォート
などがあげられます。

そしてIPネットワーク上で個々の通信対象を識別するための番号が、 IPアドレスです。 コンピュータ的な表現だと、32ビットの数値になり ます。 これでは人間には覚えにくいので、 8ビットずつに区切って表示するのが一般的です。 8ビットだと10進数で0~255までの数値になる ので、 これを4つ、ピリオドで区切って並べます。 例を挙げれば、192.168.1.10などです。ひとつの会社でこのIPアドレスが重複することはありません。

重複した場合はエラーが出るような仕組みとなっています。

パケット通信
パケット通信とは、データをある特定の大きさに区切って伝える方法です。 単に区切っただけではなんのデータだかわからなくなるので、 宛先と発信者、何番目のデータか、 などといった情報(ヘッダ)を一緒につけて送ります。 個々のパケットが通信路を使うのは比較的短時間なため、 ひとつの通信路で見かけ上は複数の通信を行えるというメリットがあります。DOCOMOのメールはパケット通信料金で請求されますね。

分散処理
さて、宛先を指定されたパケットは、 どのようにネットワークを伝わっていくのでしょうか。 IPネットワークでは、ルーターと呼ばれる機械が これを判断します。 ルーター同士がお互いに通信しあって、 「この宛先ならば、このルーターに送ればいいはずだ」 という情報を交換して いるのです。 直接到達できなくても、バケツリレー式に送れるようになっています。

この方法だと、どこか1カ所のルータが壊れても、 自動的に迂回路を見つけて通信を継続できるという長所があります。 反面ネットワーク が複雑になると、 それに応じて個々のルータが把握しておかなければならない行先情報が増えるという問題があります。 これを経路情報 の爆発と称していますが、 IPアドレスの割り当てを工夫することで対処しています。

Peer to Peer
peerとは、同僚、同輩、仲間といった意味で、自分と同等の相手を意味します。 したがってPeer to Peerとは、 どこかにある特権的な中央集権サーバーにアクセスするのではなく、 お互いが対等な立場でアクセスする、ということです。 これは、ネットワークをシンプルにして端 末を賢くする、ということでもあり、 新しいアプリケーションの開発を容易にしています。 欠点として、個々の端末のメンテナンスが大変にな る、とう点があげられます。

ベストエフォート
パケット通信の特性上、通信速度の保証が難しく、「最大で10Mbps」という表現になります。 一つの通信路を複数の通信で共有できると いう特徴が徒となり、 同時に行われる通信が増えるにつれて1通信あたりの速度が落ちてしまう、ということです。

ルーターとは
ルートというと根を意味しますね。それで、ルーターとは根のように分散化するという意味があります。これが、インターネットでは異なるネットワーク同士を相互接続するネットワーク機器を意味します。ネットワークパケットをネットワーク層でルーティングします。 データリンク層では隣接ノード間もしくは同一セグメント上でしかデータの伝達ができませんが、ルータは、データリンク層でのデータ転送機能を組み合わせて、ネットワーク上のあらゆるノード間同士でのデータ転送を担当いたします。 ルータは通常、ルーティングできるプロトコルが固定的に決まっています。一番安価なルータではIP(TCP/IPのIP)しかルーティングできないことが多いのですが、価格が上がるにつれて順次IPX(NetWare)、AppleTalk、LAN-Managerなどルーティングできるタイプもあります。 IP、IPX/SPX、AppleTalk、SNA、DECNetなどにさまざまなプロトコル対応するルータを「マルチプロトコルルータ」と呼びます。基本的にはLANを外部のネットワークと接続する場合に使われます。

と、専門的な用語が飛び交ってしまいましたが、結論としては、ルーターを導入しましょう。
現在、私たちソフトウェア・コンサルタンツはお客様の業務を安全かつスムーズに運用していただくよう日々努力をしております。サーバー機が壊れデータが消えた。この業務はいったいどのようにおこなうのか?などといったことに迅速に対処するためにルーターという装置とリモートメンテナンスそしてバックアップサービスというすばらしいサポートをご活用いただけますようお願いいたします。
 

                              (CIVIC)

ニュース配信の改行位置を間違えてとても見苦しかったと思います。すみません (_ _ )>

WindowsXP/OfficeXPの「これは!」

7月 01

時が経つのは早いもので、夢の祭典ワールドカップが終わって早くも10日が過ぎて
しまいました。先月は口を開けばワールドカップ、見るテレビはワールドカップ、と
全てがワールドカップを基準に過ごしていたので、既に10日も経っているのに、いま
だに淋しい感があります。そんなのは私だけでしょうか?

 今月のニュースは〝ワールドカップ総集編〟としたいところですが、そうもいきま
せんので、WindowsXPとOfficeXPの機能で「これは!」と思ったものを紹介させてい
ただきます。

WindowsXPの新機能の数々は、昨年の12月ニュースをご参照ください。

1.WindowsXPの「これは!」

 ①安定稼動

   WindowsXPは、ほとんどのパソコンメーカのプリインストールOSだったWindows
  98と、それよりも「高価だけど安定している」という、Windows2000 Profession
  alの良いところを合体させたようなOSです。

   何が安定しているのかといいますと、まず滅多なことでは〝フリーズしない〟
  ということです。Windows98ですと、アプリケーションをたくさん起動して、い
  ろいろ作業を行っていると、急に動きが悪くなって、真っ青な画面になり意味不
  明の言葉が羅列されて、

   再起動するには「Ctrl+Alt+Delete」を押して。。。
   その際保存していないアプリケーションデーターは。。。

  だったらこうなる前に、「そろそろ真っ青になるから保存しとけ」と言え。。。
  と、心で叫びながら半ベソ状態で再起動していましたが、XPの場合は「絶対ない
  」とは言えませんがかなり少なくなります。

  このような経験は誰でも一度はしていらっしゃると思います。

   基幹業務にWordとExcelと起動して作業をしていても、Wordがおかしくなった
  らWordだけが異常終了し、ExcelがおかしくなればExcelだけが終了するという具
  合に、1つのアプリケーションの不具合でOS全てが止まり、保存していないアプ
  リケーション全てのデータが消えるという事故がなくなります。

 ②システムの復元

   WindowsXPはハードウェアを追加した時や、アプリケーションをインストール
  した時は自動で「復元ポイント」が作成されます。当然、ユーザーが任意に作成
  することもできます。これは、その「復元ポイント」時点でのコンピュータの構
  成(インストールされているアプリケーションやデバイスドライバ)などの情報
  を保存しておき、その時点での構成で、システムを復元してくれるという機能で
  す。

   システムの復元は【スタート】-【すべてのプログラム】-【アクセサリ】-
  【システムツール】-【システムの復元】で実行することができます。
  システムを復元する場合は【コンピュータを以前の状態に復元する】を選択して
  【次へ】を押します。そうするとカレンダーが表示されます。日にちが太く表示
  されているのが復元ポイントがある日ですので、そこから復元したい日を選択し
  ます。カレンダーの右には「復元ポイント」の一覧が表示されますので、復元し
  たいポイントを選択して【次へ】を押して、画面の指示に従い再起動をすると、
  選択した復元ポイントの構成になって起動してきます。

   たとえ、3日前の構成に復元しても、その間に作成、または修正したデータ、
  受信した電子メール等は消えたりしませんのでご安心下さい。

   私も先日、ワールドカップのホームページからスクリーンセーバーをダウンロ
  ードしてインストールしたのですが、特殊なソフトを必要とするスクリーンセー
  バーだったらしく、ソフトウェアが勝手にインストールされてしまいました。ス
  クリーンセーバーもたいしたことなく、気に入らないのでアンインストールをし
  ようと、【コントロールパネル】-【アプリケーションの追加と削除】を起動し
  該当するソフトウェアを選択し、削除を実行したところ、インストーラーが途中
  でエラーを起こし削除できませんでした。
   そこで、ふとこの機能を思いだし、インストールする前の構成に戻して削除す
  ることができました。

   また、「復元ポイント」の作成は、【システムの復元】を起動後に【復元ポイ
  ントの作成】を選択して【次へ】を押し「復元ポイント」に名前を付けて【作成
  】を押すことにより作成できます。

2.OfficeXPの「これは!」

 ①ドキュメントの回復機能

   OfficeXPの製品はドキュメントの回復機能があります。これは、ExcelやWord
  でドキュメント作成中に不慮の事故でアプリケーションが異常終了してしまい、
  ドキュメントを保存していなかった場合、次回アプリケーション起動時に可能な
  限り作成中だったドキュメントを復元するという機能です。

   今までの〝自動保存〟の改良版で、自動保存ですと、自動で保存されたファイ
  ルを探して、自分で置き換えないといけませんでしたが、XPの場合ですと、アプ
  リケーション起動時にメニューが表示されて、復元するドキュメントをそこから
  選択して復元することができます。

   この機能が、WindowsXPの「これは!」の①と組み合わされば、まさに鬼に金
  棒ではないでしょうか? ※注)私はMicrosoftのショッカーではありません。

 ②貼り付け後の「貼り付けのオプション」

   OfficeXPは文書やセルをコピーして、貼り付けした後に、貼り付け先の横に小
  さなクリップボードマークが表示されるようになりました。これは、「貼り付け
  オプション」の選択メニューで、Excelの例でいいますと、「貼り付ける際にコ
  ピー元の書式を保持して貼り付ける」ですとか、「書式のみを貼り付ける」等の
  今までは【編集】-【形式を選択して貼り付け】を選択しないとできなかったこ
  とが貼り付けた後に次の作業を行うまで、そのメニューから何度もオプションを
  変更することができます。これは、Office製品を使用する頻度が高ければ高いほ
  ど作業効率をあげてくれる気の利いた機能だと思います。

 以上、少ないですが特に「これは!」と思ったことを紹介させていただきました。

WindowsXP、OfficeXPは確かに従来の製品より色々な面で素晴らしいのですが、その
分マシンスペックが要求されるのも確かです。どれぐらいのスペックが必要かは、20
00年12月号ニュースでもご紹介しているのですが、実際に使用するとなると、CPUは5
00MHz以上、メモリは256MB以上はあったほうがよいと思われます。

 また、XPを導入することにより、買い替えが必要となるパソコンも出てくると思い
ます。では「パソコンを買い換えたり、メモリやHDDを増設したり、とコストをかけ
て導入してどれだけのメリットがあるのか?」というところに興味がいくのではない
でしょうか?

 実際問題、導入した環境と導入しない環境を比較するのは困難なので、正確に算出
することは難しいですが、およその目安として、下記のホームページで算出すること
ができますので是非一度お試しください。また、導入をお考えの方は是非ご連絡くだ
さい。

 WindowsXP/OfficeXP対投資効果測定

 http://info.nikkeibp.co.jp/roi/

                              (Black Knight)

顧客データベースの構築ヒント!

6月 01

2002年の6月、日韓合同開催によるアジアでの初のワールドカップ。開催都市
である我が街札幌も他の開催地同様に異様な盛り上がりを見せている今日のこの頃
です。
 日本の第1戦『日本VSベルギー』では非常に感動(鈴木の同点ゴール後の雄叫
びをあげるような顔が印象的でした)すると同時に、日本のサッカーレベルも世界
に通用する域に達したと今後の試合が非常に楽しみだと思います。
 ベルギーの監督が試合前に『うちは日本選手のプレーや癖をコンピュータを使っ
てデータベースを作成し、研究しているからバッチリだよハッハッハッ~』とこの
ようなコメントを発表していました。その結果がフラット3の裏をついたプレーに
よる失点2だったのでしょうか・・・
 今回は上記のようなデータベースではありませんが営業上での顧客データベース
構築のヒントを紹介していきたいと思います。

 わが社でもいくつかのお客様に『ヒアリングシート』と称した紙を何枚ももって
訪問し『生きた情報』を集めさせてもらっています。この『生きた情報』こそが顧
客データベースの基本でもあり私たちの大事なデータとなっていくわけです。
 (ヒアリングの際、快くご協力していただき本当にありがとうございました。)

     ★☆★☆★ 顧客データベースの作り方のヒント ★☆★☆★

 顧客情報を業務に生かす為には『顧客データベース』は必要不可欠な存在である
と思います。しかし対応履歴がない為に単なる『住所録』としてしか機能していな
いケースが多いのではないでしょうか。
 お客様とどの様に接したか、どのような話題があがったのかといった【対応履歴
】があってこそ初めて生きた『顧客データ』となり、その積み重ねが新規顧客の獲
得→お客様の満足度の向上→追加注文につながると思います。
 我々が行った『ヒアリングシート』による顧客情報の収集においてもお客様の業
務の把握から始まり、そこであがった現状の問題や改善点・要望などを自社の大切
なデータとして保管することにしました。
 従来、担当者によって必要な情報の認識の差、情報収集能力に差があったため集
めた情報も会社としては統一されていませんでした。今回、ヒアリング項目を決定
することで会社として統一した情報を保持できるようにもなりました。
 仕事に役立つ顧客情報は住所や電話番号といった『静的な情報』ではなくお客様
と接した時に得られる『生きた情報=対応履歴=動的な情報』だと思います。
 そこで、データベースの登場です。これら『生きた情報』をデータベースとして
蓄えることで様々な切り口から縦横無尽に検索・抽出することが可能となります。
例えば対応履歴を蓄え、お客様の要望の種類という切り口で取り出せば、営業担当
者が、集中的にかつそれぞれのお客様ごとの要望に応えたり提案したりできる【現
場】に役立つ情報を作成することも可能となるでしょう。また、それらの情報の対
応日を見ることでいままでの履歴(経過)を把握することが可能となります。
 データベースを作ろうと、何も計画がないままパソコンに向かうことはお勧めで
きません。まずはデータベースに蓄える情報やそれらの分類方法を事前に洗い出し
ておくことが必要となります。この【分類】こそが潜在的なお客様のニーズを発掘
する情報となるります。

 次に実際にパソコンでデータベースを作る場合アクセスやExcelなどを利用
して自作で行うのか、出来合いの市販のパッケージソフトを使うのかという選択に
なると思います。

 自作で作る場合
   ◆利点
     ・自社にあった項目を作れる。
       会社によって必要な情報は様々。
       必要に応じて項目を追加/削除が可能。

     ・紙ベースの情報から違和感なく移行できる。
       従来の紙ベースのデータをそのまま入出力画面にすることで
       違和感なく移行することが可能。

   ◆欠点
     ・すぐに使用することができない。
       作りこむには時間がかかる。作ったデータベースが市販と同じ
       もしくはそれ以下だったりすると労力の無駄となる。
       また、作成者の趣味の世界(自己満足)で終わる場合がある。

 パッケージの場合
   ◆利点
     ・すぐに使い始められる。
       買ったその日から使える。また、自作では作りこめなかった
       機能も魅力的。
     
     ・他の業務ソフトと手軽に連携できる。
       総合型パッケージソフトなら、会計や販売システムと連携して
       使用することが可能。

   ◆欠点
     ・項目に制限がある。
       項目の追加やデザインの変更はほとんど無理。パッケージソフト
       にあわせる工夫が必要となる。

 実際に運用することによって、さまざまな要望が出て来ると思います。それら全て
を満たすことは難しいでしょうが、これらの要望を満たすことではじめて会社や部
署で使えるデータベースとなります。データベースは日々進化していくものです。

 以上、簡単ではありますが顧客データベース構築のヒントを紹介させていただき
ました。『生きたデータベースを構築して運用したい』そんな時こそわが社の営業
担当に一声かけてください。構築に当たってのアドバイスをさせていただきます。

 トルシエJAPANよ、ロシア・チュニジアのデータ構築は私に任せてくれ!
ロシアはスピード&ドリブル突破に弱いぞ~サントスがんばれ!
個人的にはいぶし銀”明神”、怖い顔”秋田”を起用してくれ~
勝ち点3に向けてがんばれ日本!にっぽんチャチャチャ!(Nao.H)

ニュース 株式会社の決算公告の電子化について

5月 01

商法等の一部を改正する法律(平成13年法律第149号)が平成14年4月1
日施行され、従前の定款紙による決算公告に代えて、電子的方法による開示が認め
られました。
と、いきなり硬い内容で始まった今回のニュースです。

 私は普段からの勉強不足で、こんな法律があることさえも知らなかったのですが、
「株式会社」というものは、官報などに決算内容を公告する義務があった事を、皆
さんご存知でしたか?

 しかも条文の内容をよく読んでみてビックリ!罰金まであるではありませんか。
これは、大事になる前にお客様へもお伝えせねば、という訳でこのニュースの場を
借りてのご案内とさせて頂きました。もしご存知なかった方は是非ご一読下さい。

-【第283条(計算書類の報告・承認)】————————————-

 1 取締役ハ第二百八十一条第一項各号ニ掲グルモノヲ定時総会ニ提出シテ同項
第三号ニ掲グルモノニ在リテハ其ノ内容ヲ報告シ、同項第一号、第二号及第
四号ニ掲グルモノニ在リテハ其ノ承認ヲ求ムルコトヲ要ス
 2 定時総会ノ招集ノ通知ニ際シテハ第二百八十一条第一項各号ニ掲グルモノ及
監査報告書ノ謄本ヲ交付スルコトヲ要ス
新3 前項ノ謄本ニ代ヘテ電磁的記録ノ作成ガ為サレタル場合ニ於テハ同項ノ謄本
ノ交付ニ代ヘテ其ノ電磁的記録ニ記録セラレタル情報ヲ同項ノ通知ニ際シ電
磁的方法ニ依リ提供スルコトヲ得但シ株主ノ請求アリタルトキハ其ノ電磁的
記録ニ記録セラレタル情報ノ内容ヲ記載シタル書面ヲ其ノ株主ニ交付スルコ
トヲ要ス〔平成13法128本項追加〕
 4 取締役ハ第一項ノ承認ヲ得タル後遅滞ナク貸借対照表又ハ其ノ要旨ヲ公告ス
ルコトヲ要ス但シ次項ノ決議ヲ為シタル会社ニ於テハ此ノ限ニ在ラズ《旧法
の3項》
新5 会社ハ取締役会ノ決議ヲ以テ会社ガ第一項ノ承認ヲ得タル後遅滞ナク貸借対
照表ニ記載又ハ記録セラレタル情報ヲ電磁的方法ニシテ法務省令ニ定ムルモ
ノニ依リ同項ノ承認ヲ得タル日後五年ヲ経過スル日迄不特定多数ノ者ガ其ノ
提供ヲ受クルコトヲ得ベキ状態ニ置ク措置ヲ執ルコトトスルコトヲ得〔平成
13法128本項追加〕

—————————————————————————-

あいかわらず、法律用語はチンプンカンプンですね。ここから意味を読み取るのは
至難の技と思われます。以下、日常用語(?)に直したものも掲載します。

-【概要】——————————————————————-

会社は、毎決算毎に作成した計算書類を株主総会の承認を得、その後に、貸借
対照表を公告することとされています。
今回の改正により、会社は、従来どおりの定款紙による公告か、電磁的方法に
よる開示のいずれかを選択できるようになりました。

—————————————————————————-

これでも、まだ硬い表現です。特に電磁的方法とは・・・ね?
まぁ、要は貸借対照表の公告をホームページで行ってもいいですよ、って事ですね。
後は、それにともなう必要事項です。

-【採用の手続き】———————————————————–

1.取締役会決議
  貸借対照表等につき決算公告に代えて「電磁的方法で不特定多数の者が提供を
  受けることができる状態に置く措置」をとる旨決議する。
2.貸借対照表等の掲載場所(ホームページアドレス)を登記する。
3.決議通知書に、貸借対照表の掲載場所(ホームページアドレス)を記載する。
4.5年間掲載する。

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一応、ちゃんとした手続きは必要なようです。それはそうですよね
どこか秘密のアドレスに公告したのでは「公告」の意味がありませんものね。
最後に罰則事項です。

-【関連条文】—————————————————————

商法498条①20号ノ3(過料)・・・100万円以下

—————————————————————————-

いかがですか?最後の関連条文などを見ると涙が出ますね・・・
こんな条文がいつからあったのかって?昔からです。本当にビックリしました。

しかし今までは官報などに公告を出そうにも、かなり高額な費用が必要だったので、
お役所の方も、決算公告に関しては大目に見てくれていたようです。
それが今回の商法改正からホームページ掲載でも良くなったのは、本当に大助かり
ですね。ただし、お役所が決算公告をチェックして、法律違反には厳しくなる可能
性は高いようです。

そこで御社の決算広告を弊社のホームページへ掲載してみませんか?と、当社の売
込みです。
ホームページの運営については、商法では何も決まっていません。すなわちアドレ
スがきっちり登記されていれば、そのホームページ自体が借り物なのか自前なのか
は問題ではありません。

現代は情報の公開が主流となっています。この機会に、決算広告の掲載を弊社まで
ご用命下さい。(もちろん、御社自身のホームページ作成も大歓迎です。)

このような条例が出来てよかった。これで誰も罰金を払わなくとも済みます。
ああ・・・そういえば弊社は「有限会社」なので、もともと対象外でした。
                                  (井関)

保守契約バージョンアップ・キャンペーンのお知らせ!

4月 01

と、営業トークから始まってしまいました今月号のニュースです。
「営業の話なら読まなくてもいいや。」なんてことは言わずに最後まで読んでみて下
さい。これは、私たちの生の経験に基づいたことですので決して後悔はさせません。

で、生の経験というのはつい先日のことでした。
外出先の弊社の社員から、弊社に一本の電話がありました。
「サーバー(親コンピュータ)の代替機を用意しておいて。」と。
そう、そこのお客様のサーバー機が壊れてしまったのです。
データはすべてサーバー機の中。他の端末にもMOなどの外部記憶装置にもバックア
ップデータはとってありません。データ復旧の為に思いつく限りのありとあらゆる方
法をとりましたが、復旧することはできませんでした。
人間が作った機械というものは所詮もろいもので、見えないところで消耗が進みいず
れは壊れてしまうものです。災害は忘れたころにやってきてしまったのです。
 また、物理的な消耗以外にも最近はウィルスが蔓延しています。
直接大事なデータが感染しなくても、感染によりパソコンが立ち上がらなくなってし
まう可能性は、悲しいことながらやはり現実におきえる事であり、その恐怖は日ごと
に増加しているのです。

 このことをきっかけに私たちは真剣に考えました。
確かに以前にもニュースなどを通してバックアップの大切さについては、何度もお客
様へ呼びかけきたつもりでいました。
しかし、「バックアップは大切なので絶対にして下さいね。」というようにある意味
「アナタ任せ」的な考えでいた事は否定できません。
これではいけない。。。言葉で伝えるだけではなく、実際に行動に移していかなけれ
ば!と切実に考えました。
すぐに社内で緊急対策会を設け、お客様が簡単にかつ安全な場所へ、大切なデータを
保存できる環境を整えようという結論に達しました。

そして結果として今回、「強力バックアップ・システム」を提供することとなりまし
た!
—————————————————————————–
以下、このバックアップ・システムを手軽に始められるプランをご用意しました。

《オンライン・バックアップ・プラン》
・弊社製『販売管理システム』を御利用いただいているお客様のデータをオンライン
を通してバックアップし、弊社のサーバー内でデータを保管いたします。
・上記システム以外のデータ(財務会計や他社製販売管理など)のバックアップもご
相談に応じます。
・ご要望に応じて、このバックアップ・データを弊社で加工してこれらバックアップ
管理者の方への日報/月報/EXCELデータのメール配布サービスをご用意致します。

※なお、オンラインでのバックアップの為、ADSLのような常時接続形態を推奨致
しますが、こちらの方の費用につきましてはお客様負担となります。常時接続等に関
するご質問がございましたら、お気軽に弊社担当者までお問い合わせください。
—————————————————————————–
 さらに、皆様方からご要望の多かったソフトウェアの改造費用を含めたフレキシブ
ルな保守プランも、ご用意しました。一定の金額を月々お支払いただく為、予算を組
みやすいかと思われます。是非この機会に、あわせてご検討ください。

《改造コミコミプラン》
・前述の《オンライン・バックアップ・プラン》に加え
・年間新規帳票2本程度の追加が可能となります。
—————————————————————————–
※いずれのプランも、現在ご契約いただいております保守料金の「オプション」とし
て考えております。
※5月末日までをキャンペーン期間として考えております。それまでにお申込いただ
ければ、弊社で追加機材をそろえる関係上、キャンペーン終了後よりも安価でのご
提供が可能です。
※各担当者が保守にお伺いする際に正式資料をお持ちいたします。
—————————————————————————–
 また、今回のご提案に際しまして私たちは次のことも考えました。
システム提案をするにあたり、私たちは実際にお客様の実務的なことをどのくらい把
握しているのだろうか、と。
例えば実際に、お客様がどのくらいのペースで、何の媒体にバックアップをとってい
るのかということも、把握しているようで、実は把握していなかったのが現実でした。
そういったことをきちんと認識していたのならば、今回のご提案ももっと早くできた
はずでした。知っていれば、もっと早く対策を提案できることが他にあるのではない
かと考えました。
これらのことをまとめ、お客様のことをより深く知るためのチェックリストを作成し
ました。これを携えて担当者が質問のお願いに伺うことがあるかと思いますが、その
時は、担当者からの質問にご協力をお願い致します。

 簡単に今回のご提案についてご紹介させていただきましたが、どのように思われた
でしょうか。
バックアップのために追加料金を払ったり、発生してもいない問題の為に質問に答え
る時間を割くのがもったいないと思われたでしょうか。
それともデータを守ったり、先に起こりうる問題の対処を講じるためには、これくら
いはしないと、と感じられたでしょうか。
「商売抜き」で私は後者です。
もしもサーバー機が壊れてバックアップがなかったら。。。。。
もしもパソコンがウィルスに侵されて立ち上がらなくなってしまったら。。。。
泣いてしまうでしょう。本気で。。。
                                 (Youko)

インターネットで利用される回線の種類について

3月 01

皆さんはご自宅や会社でインターネットを使用されていると思いますが、使用する回線の種類やサービスによって、その環境は大きく変化するのをご存知ですか?

今回はインターネット回線の種類についてご説明します。

まずは、アナログ回線。

これは、昔から使用されてきた電話回線をそのまま使用する方法です。普通の電話線をモデムに差し込めば使用でき、特別な装置を必要としないのでお手軽です。モデムとパソコンとインターネットプロバイダとの契約さえあれば、自宅以外でも問題なく使用できるのも大きな特徴です。

 反面、通信速度は遅いのが難点です。現在は最高でも56Kbpsまでしか出ません。

回線の安定性も今ひとつです。通信中にいきなり回線が切断されることもあります。

次にISDNです。

これは、アナログ接続と違ってデータをデジタル化して送受信します。その為、デジタルデータをアナログデータに変換(またはその逆)する為のTA(ターミナルアダプタ)という機械が必要になります。通信速度は64Kbpsと、アナログ回線よりも高速です。

また、1回線で従来の2回線分の容量があるため、「電話をかけながらインターネット」や「FAXを送信しながらインターネット」「2回線分を全て通信に使用して2倍速(128kbps)」など、多彩な使用方法が可能です。最近では、定額料金で昼夜問わず使い放題の「フレッツISDN」というサービスも提供され、月々3,000円程度で常時接続環境を手に入れることができるようになりました。ようやく電話料金を気にせずにインターネットを使用できるようになったのです。

 しかし、確かにアナログ回線よりも高速・安定化しており、常時接続のサービスもあるISDN回線ですが、ここ数年でインターネットの世界で扱われるファイルの容量は劇的に増加しました。最新のウィルス定義ファイルやWindowsの修正ファイル、無料のツールなども1M~数十M、多いときには100Mを超えることもしばしばあります。

通常の使用時でも、ホームページに大きなサイズの画像ファイル等があった場合などは、表示されるまでに時間が掛かってしまう場合があります。

そこで登場してきたのがADSLです。

これはISDNなどのデジタル回線ではなく、従来のアナログ回線を使用してISDNの約20~100倍以上の、1.5M~8Mbpsの高速通信を可能にします。

ADSLによってついにブロードバンド(広帯域・常時接続通信)が可能になったのです

ADSLとは、非対称デジタル加入者線(Asymmetric Digital Subscriber Line)の略称で、下り(webの閲覧・ファイルのダウンロード等)と上り(メールの送信・ホームページの更新等)の通信速度が異なるのが特徴です。

 ISDNと同様にインターネットを使いながら電話をかけることができますが、単純に2回線分を持っているわけではありません。電話線を通る音声信号の周波数は1~4KHzですが、ADSLは上りが30~120KHz、下りが140KHz~1.1MHzを使用しているので、同時にデータと音声を送ることができます。単純に2回線分の容量を持つISDNとはここが違う点です。

ちなみに、ISDNの使用周波数は1KHz~320KHzなので、ADSLの使用周波数とかぶってしまいます。この為にISDNとADSLは回線を共有できません。

NTTは、光ファイバーによる高速通信網の普及まではISDNで十分だと考えて、全国の交換機を、莫大な資金を投じてISDNに対応したものに交換し、加入者のISDNへの転換を積極的に行いましたが、光通信普及前の、現在のADSLサービスの普及は予想外のものだったようです。
 日本のISDNは、世界的にも早期に導入された為にADSLの利用を意識しておらず、使用帯域が重なりますが、欧米では「エコーキャンセラ方式」と呼ばれる80KHz以下の帯域を使用されるものが採用されています。ISDNの導入が遅れたアジア諸国もこのエコーキャンセラ方式が採用されているようです。結果的にNTTの戦略的失敗という感じですね。

しかし、ADSLにも欠点があります。

収容局まで遠いと信号が減衰し、データ速度が落ちる。または、利用できない場合があります。また、提供できるエリアが限られている為、サービスが始まっていない地域もあります。ISDNとの周波数帯域がかさなるので、近接するISDN回線から干渉を受ける可能性もあります。そして実際にADSLを導入するまでは、通信速度が分かりません。

しかし一番の問題点は、収容局までの回線に光ファイバーが導入されている場合は使用できない事です。その為に、利用申し込みをしても審査の結果利用不可という場合が多々あります。従来のアナログ回線は順次光回線に入れ替えられてきた為、結構重要な問題です。・・・が、コレに対する解決策は無いのが現状です。ADSLが使用できない場合は、フレッツISDNか、サービス提供地域ならば光ファイバー通信を利用するのがいいでしょう。

さて、最後はブロードバンドの大本命、光ファイバーによる高速通信です。

光ファイバーによる通信は、一般にFTTH(Fiber To The Home)と呼ばれています。

光ファイバーは、現在使われている銅線ケーブルに比べ、はるかに高速、大容量なデータの送受信が可能で、伝送中のデータの損失も少ないので、21世紀のネットワークの中心となって、社会を支える基盤として大きな役割を果たすことが期待されています。日本では光ファイバーをすべての家庭に、2010年までに引く(最近、前倒しして出来れば2005年までに引く)計画が進められています。しかし、普及はなかなか進んでいません。

光ファイバーの敷設は高コストであり、幹線沿いにはファイバー網が届いていても、個人宅までの残り数キロがなかなか整備されていないのが現状です。施設には工事が必要となるので、個人レベルで導入する場合、結構な初期投資が必要になります。

また、通常の銅線よりも曲げに弱い為に既存のケーブル用パイプを使えない可能性があり、集合住宅での導入は大変そうです。

最近になって、ようやく一部の業者がFTTHによるサービスを開始した段階で、その提供範囲もごく限られたものになっています。

 しかし導入にハードルがあるものの、その性能はさすがにブロードバンドの大本命といったところでしょうか。FTTH業者の同一ネットワーク内では10~100Mbps、通常のインターネットでの使用でも6~8Mbpsのスピードが安定して出ます。

ADSLの最高速度は8Mbpsですが、収容局からの距離やノイズの影響で実際にこの数値が出ることは稀であり、実速3~6Mbpsですので、繋がりさえすればFTTHの方が速くて安定した環境を手にできます。

 FTTHの問題点は、やはり普及率と高コスト化という部分でしょう。この問題が解決されれば、多くの家庭に大容量高速通信の回線が提供されるようになるはずです。通信事業を管理する郵政省・総務省とNTT他の通信業者の頑張りに期待しましょう。

さて、以前のニュースでお伝えしたとおり、我が社は運良くFTTHの提供圏内だった為、会社の回線を光ファイバーに変えることができました。

せっかくの高速回線を遊ばせておくのももったいないので、お客様のシステムデータ等のバックアップサービスを始めようと企画しております。

保守契約を結んで頂いているお客様の端末から、データを送信していただいて当社のサーバーに保存しておき、お客様の端末が壊れた時などにそのバックアップデータを利用してシステムを復旧しようというものです。

 お客様はデータが守られて安心、当社はサーバーの有効活用でウハウハという、夢の2元システムですので、是非ご検討の上、弊社担当にまでご質問くださいませ。

(R.K)

これからの技術とは?

2月 01

またしても暴露話で申し訳ありませんが、最近やっと私の自宅にもADSL回線を導入

し、インターネットや電子メールを日曜日なら24時間楽しめるようになりました。確

かに外出するのもよいのですが、雪祭りに出かけホンモノのウイルスに罹りたくもな

いのでひっそり室内で一人インターネットをやっている今日この頃です。

 今まではNTTの「テレホーダイ」という23:00から8:00までの時間の電話代が定額

というサービスを使っていたため23:00になるのを待っていましたが、流石に年齢に

は勝てずにWebを見ることはできてもせいぜい1時間という使用方法になってきました

 そこでいつでも見れるように探し当てたのがNTTの「フレッツシリーズ」でした。

速度はそれほど気にはしなかったのですが「24時間」インターネットが出来るという

事が一番嬉しい事でした。

 私は、会社で偉そうにも「ウェブマスター」なる称号をもらっているらしく(どう

せなら「部長」とか「社長」などの称号のほうがいいのですが)、家ではセキュリテ

ィーには気を使っています。正直言って会社のパソコンより気を使っています。ウイ

ルス対策はシマンテック社の「ノートン・アンチウイルス」を、アタック対策には東

洋テクニカの「BlackICEDefender」を導入済みです。私のせいで友人に変なメールを

勝手に送って迷惑をかけるのもいやですし。

 当社では、私が休日に会社には出たくないため、家のパソコンから会社のサーバー

にアクセスできる仕組みを作ったわけですが「ADSL」を導入したことによって家の回

線速度より会社の回線速度の方が遅いという現象になってしまったために、会社には

部長をだまして「光ファイバー」を導入してもらいました。回線速度は100メガです

。100メガと言いますとISDNでは64Kですので 100000/64 = 約1500倍の速度という

ことになります。

 流石にこのような速さになると当社(私?)だけで使用するのはもったいないわけで

す。近々、お客様の販売管理システムや財務システムなどのデータバックアップサー

ビスを始めようと企画していますので内容が固まり次第お知らせいたします。当社に

バックアップを置くことで、バックアップしたファイルのウイルスチェックや企業の

データ破損時における速やかな対応ができると思います。周りを見ますとなかなか確

実なバックアップを行っているお客様は少ないようです。

 今回のタイトルは「これからの技術とは?」ということをうたっていますが、今回

は特に「音声の送受信」についてお伝えしようと思います。これだけ回線速度の向上

が行われると「電気信号」は即座に相手に伝わることとなります。たぶん近い将来は

(現在でも技術はあるらしいですが)ビデオレターで送るより、直接撮ったものを相手

のメールに送ったり、自分のDNAデータを送り遠くのお客様にコピーロボットをお伺

いさせたり。なんて「いかに自分の仕事を楽にするか」ばかりかんがえて話が飛躍し

すぎてしまいました。とにかく周りには電気信号があふれ返りそうです。スピーディ

ーに情報が送受信できる。情報量が多い。もうすぐ情報量の問題ではなく「いかに情

報を選定するか」「いかに情報を活用するか」の問題になるでしょう。

 最近勉強してきた技術では、インターネットの回線上では「ホームページ」や「電

子メール」のデータ以外にも「良い音質の声」が送れるということです。いままでも

パソコン同士で音声チャットというものはありましたが音質という点では「まだまだ

だなぁ」という感が否めませんでした。見学した感想では私が経験したときよりは格

段に飛躍していました。技術力の向上とインフラ整備による賜物ですね。

 「そんなの電話があるからいらない」「電話でことたりる」そういうお客様もいる

でしょう。違います。「技術」は使わなければ何もなりませんが使うととても便利な

ものです。考えてみると支店が多いお客様の場合、支店同士の通話料金はおいくらにな

るでしょう。インターネット回線ならば通話料はありません。稚内から九州まで自社

の支店があるのに稚内支店の人が九州のお客様に電話する場合の通話料を考えましょ

う。外国に電話をかける時の通話料を考えましょう。遠距離恋愛しているカップルの

通話料を考えましょう。

 技術的にはインターネットのプロトコル(通信手続)にはTCP/IPというものが使用さ

れています。インターネット電話の場合はこのプロトコルの応用を使用するものVoIP

(ボイス・オーバー・インターネット・プロトコル)というものを使用します。つまり

「既存でこんなに普及している通信手順の上に乗っかってしまおう。」というもので

す。また、独自のプロトコルを使用している場合もあります。

 まず相手に電話をかけるときはインターネット上のサーバーに「認証」手続きを行

います。サーバーは弊社にあります。そこで認証が確立すると「確立されているグル

ープ」の一覧がでて「その相手には」インターネット上の線を使用して会話ができる

というものです。電話代?かかりません。そのため支店の多いお客様や支店が遠方に

あるお客様などはランニングコストが大幅に削減できるようです。

認証によって相手の存在が確認できるのです。社内が広い場合、またビルのようにな

っている場合は社員の存在確認のために内線電話をかけ「○○さんいらっしゃいます

か?」と質問し、電話先のお客様を待たせるのでしょうか?しかも時間をかけた挙句

「ただいま外出中でございます。」と答えるのでしょうか?

 インターネット回線の上での電話ならインターネットにつないでいる人同士は「通

話料無料」です。導入費はかかりますがランニングコストを考えるとどうでしょうか

?パソコン同士です。もちろんエクセルなどのファイルも「電話をかける」ように簡

単に送れます。

そろそろほしくなってきたと思います。「じゃ電話台数分のパソコンが必要なのか?

現在の答えは「はい」と答えます。現在パソコンを認識するためには「IPアドレス」を

いう番号を振り分けるのですが数字の最大値が 255*255*255*255=4,228,250,625

と全世界中のパソコンから考えるともうすぐ数字が枯渇する現象が起きるのです

 現在、新しい技術により[IPv6]という環境が出てきました。専門用語のようですが

簡単に言えば「IPアドレスの番号の振り方をもう一度考えて天文学的な個数に対応で

きるようにしよう。」というものです。(10の36乗)こういったものはパソコン以外の

ものにも番号が振られ、管理ができるようになります。会社から家のストーブにアク

セスして家に着くと暖かくなっているように管理できる。おじいちゃんのベットが好

みの硬さになっている。また、そのベットに自分が寝ると自分の好みの硬さになってい

る。自分の家の状態が携帯電話で見ることができる。息子が何もいわなくてもきちんと

勉強している。など。なんにでもIPアドレスを振ることができます。

技術は便利になっていきます。手紙とファックス・・。どちらを使いますか?確かに

手紙はなくなるものではないですが用途によってはファックスの方が便利なものです

「難しい」と敬遠されるコンピュータ。それも技術革新によって向こうから「易しく

」なってくるのではないのでしょうか?

 インターネット電話。ご注文お待ちしております・・・・・。結局は私のボーナス

査定アップのためのメールでした。

(Civic)

パソコン部品の役割とWindows Updateのすすめ

1月 01

明けましておめでとうございます。今年最初のニュースです!
本年も皆様のお役に立てるよう、スタッフ一同頑張ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

今回のニュースは
 1.ハードディスク、メモリ、CPUの役割は?
 2.Windows Updateのすすめ
の2つのテーマでご紹介していきたいと思います。

1.ハードディスク、メモリ、CPUの役割は?

  私たちがお客様の会社にお邪魔して、サーバーやクライアントの点検をしたり、
 お客様からパソコン(業務アプリケーション)が遅くなった等のご相談を受けた時
 に「ハードディスクを増設しましょうか?」とか「メモリを増設したほうがいいで
 すね」ですとか、時には「新しいパソコンに買い換えましょうか?」等の提案させ
 ていただく事があります。
 ハードディスクを増設した直後に、メモリの増設をご提案させていただいた時には
 「この前増やしたばかりなのに、また増やすの?」等の質問もよくされます。
 
  ではいったいこれらの部品を増設、または交換すると何が変わるのでしょうか?
 特にハードディスクとメモリに関しては共に「増設する」という言い方をするので
 混乱される方が多いようです。
  この3つを「人が机に向かって仕事をする」という例えで考えてみます。
 以下の例えを読んでいっそう混乱した方は。。。ご連絡ください。

  まずハードディスクですが、これは机の引出しの数だと思ってください。引出し
 の数が多ければ多いほど(ハードディスク容量が大きいほど)情報をたくさんしま
 っておくことができます。
 つまり、ハードディスクの増設をご提案する時は、ご使用のパソコンのデータ量が
 増えて引出しが一杯になり、「情報をしまうことができなくなりそう」という状況
 です。

  次にメモリですが、これは机の上のスペースだと思ってください。机のスペース
 があればあるほど様々な(同一情報でもより多くの)情報を展開して作業をするこ
 とができます。
 机のスペースが狭いと一つの本を広げて調べ物をしていた場合、もう一つ別の本を
 広げたい時、最初に広げていた本を一度引出しにしまわなくてはいけません。
 そうすると作業効率が落ちてしまいます。
 アプリケーションを何個も同時に起動して作業していた場合や、画像を扱うソフト
 を使用中に画面の切り替わりやマウスの反応が遅くなり、本体ハードディスクのア
 クセスランプが、カリカリという激しく音と共に点灯している、という光景を見た
 ことがある方もいらっしゃると思います。
 これはスワップと呼ばれ、一度机の上に広げた本を引き出しにしまっている時に出
 る現象です。
 メモリを増設することにより、スワップが軽減され作業効率が上がるため使用状況
 によってはパソコンが速くなることもあります。

  最後にCPUですが、これは実際に作業する人の能力です。ペンティアムとか、
 セレロン、アスロン、デュロンとか様々な名前の人がいますが、ここでは広く浅く
 ですので個々の紹介はやめておきましょう。同じ名前でも後ろにつく数字が大きい
 人の方が能力は上とされています。
 一昔前まではオーバードライブプロセッサと呼ばれるCPUの交換部品が多くあり
 ましたが、現在はそのままCPUを交換してしまうケースの方が多いようです。
 CPUの交換となるとマザーボード(机を置く部屋)も一緒に交換しないといけな
 い場合が多いので、そうなると「新しく買い替えませんか?」というご提案になり
 ます。

 どんなにCPUが優秀でも、メモリが少なければ効率が悪くなりスピードは遅くな
 りますし、CPU、メモリが優秀でもハードディスクが小さければ情報を保存して
 おけません。また、メモリ、ハードディスクの容量が大きくてもCPUが遅ければ
 これまた使い物になりません。
 やはりバランスよくあげて行く事が望ましいです。また、用途(サーバーかクライ
 アントか、または使用するアプリケーション)によってもバランスが変わってきま
 すので増設をお考えの方は是非ご相談ください。
 
  いかがでしょうか?ご理解いただけましたでしょうか?「いまさらそんなこと」
 という声も聞こえてきそうですが。。。

2.Windows Updateのすすめ

  皆様はWindows Updateをご存知でしょうか?これはインターネットでマイクロソ
 フトのホームページへアクセスして、使用しているOSを無料で(インターネットへ
 の接続料金等はお客様負担となります)バージョンアップをするというものです。
 バージョンアップと言っても、Windows98をWindowsXPにバージョンアップしてくれ
 るわけではありません、Windows98ならば98のセキュリティ問題や、色々なコンポ
 ーネントをダウンロードすることができます。
 ダウンロードするものによっては結構時間がかかるので大変かも知れませんが、す
 べてのものをアップデートする必要はないので、【重要な更新とService Pack】と
 いうカテゴリ内のアップデートを行うことをお勧めします。
 セキュリティ問題の修正がほとんどなのですが、このようなご時世なので、とれる
 セキュリティ対策はとっておいたほうがいいと思います。
 またWindows98ユーザーの方で、Windows終了時によくパソコンが固まってしまうと
 いう方は【推奨する更新】というカテゴリ内の、『「ドライブのマップで Windows
 がシャットダウン時に無応答になる」問題の修正プログラム』のインストールをお
 勧めいたします。

  アクセス方法は通常スタートボタンの中のメニューかインターネットエクスプロ
 ーラのリンクの中からWindows Updateを選択すればそのサイトに行けます。
 もし見当たらないようでしたら、
  http://windowsupdate.microsoft.com/
 にアクセスしてみてください。

  ついこのあいだ2000年になったと思ったら、もう2002年になってました。そう今
 年はワールドカップの年です。でもその前にソルトレーク冬季五輪がありますね。
 あぁ。。。寝不足の日々がもうすぐ始まる。
 頑張れ『村主章枝!!』。。。なんのこっちゃ

(Bakusuke)

徹底紹介!これがWindows XP

12月 01

最近、お客様の所で作業していてよく聞かれる質問が
  『WindowsXPってどうなの?』
  『WindowsXPっていままでのWindowsとどう違うの?』
などと先月発売になったWindowsXP(以下XP)についての話題がよくあがります。そこで今回は『XPを導入することによってどんないいことがあるの?』をテーマにXPの【いいこと(新機能)】を紹介していこうと思います。

◆『XPホームエディションとXPプロフェッショナルのどちらを選べばよいの?』
 今までのWindows9Xの流れとWindowsNTの流れを統合したXPには【ホームエディション】と【プロフェッショナル】の二つの種類が用意されています。【ホームエディション】はWindowsMEの後継OSであり、【プロフェッショナル】はWindows2000の後継OSとなっています。ただし基本的な仕様は両製品ともに同じであり違いはサポートしている機能にあります。
  ①ドメインネットワーク(ドメインについては9月のニュースを参考)への
   ログオン機能が備わっている。
  ②2個のCPUを搭載したパソコンでの運用が可能。
  ③ユーザーインターフェイスの言語を変更でき、選択した言語にあわせて
   ダイアログボックスやメニューなど表示形式を変更することができる。
  ④リモートデスクトップのサーバーになる機能が搭載されている。
   (ホームエディションはクライアント機能のみ搭載)
  ⑤ネットワーク上の共有フォルダ内のファイルをローカル環境に一時保存する
   機能が備わっている・
  ⑥ファイル単位でのセキュリティを設定することが可能。
   (ホームエディションではフォルダ単位まで)
  ⑦大量のパソコンを一括して管理するための機能が搭載されている。
   (グループポリシー)
など上級者及びビジネスユーザー向けの機能が充実しています。一方【ホームエディション】は先に述べた機能をはじめ一般ユーザーにとって必要性が低い機能が省略されており限定版という位置付けになっています。

◆『XPの実行環境及び、パッケージ構成』
 XPを実行するにあたり以下の条件を満たすパソコンでなければ実行は困難とされています。
  ①駆動クロック周波数が300MHz以上のプロセッサ推奨
  ②メモリ128MB以上
  ③ハードディスク1.5GB以上
  ④SVGA(800×600ドット)以上の解像度で表示可能なグラフィックシステム及び
   ディスプレイ
また、導入形態によっていくつかのパッケージにわかれていますので既存OSからアップグレードして導入する場合には現在使用しているOSをアップグレード可能なパッケージを選択する必要があります。
 【XPプロフェッショナル】
  ①通常版(新規導入用)\35,800
  ②アップグレード版(Win98/98SE/ME/NTワークステーション4.0/2000プロフェッ   ショナルからのアップグレード)\23,800
  ③特別アップグレード版(Win2000プロフェッショナルユーザー向け2002年2月
   までの限定発売)\15,800
  ④アカデミックアップグレード版(②のアカデミック用)\20,800
 【XPホームエディション】
  ①通常版(新規導入用)\25,800
  ②アップグレード版(Win98/98SE/MEからのアップグレード)\13,800

◆『新機能① 不正コピー防止の為のアクティベーション機能』
 インストール時に自分のパソコン構成をマイクロソフトにしらせ、それ以外のパソコンには同じCDからのインストールができなくなるというもの。不正コピーを防ぐために有効で、これで「高いお金をだして正直に買うのがバカみたい~誰かのコピーしよう」などという不埒な考えがもてなくなっています。

◆『新機能② 新しいユーザーインタフェース【Luna】&スタートメニュー』
 ユーザーインターフェイスは全体にパステルカラーを多用し丸みをおびたデザインが特徴となっています。また、スタートメニューは従来の1列から2列へと変更されました。左側の列には最近使用したショートカットが配置されます。また、【すべてのプログラム(従来のプログラム)】が一番したにあるなど、配列も変更になりメニューのカスタマイズも可能となっています。

◆『新機能③ 液晶画面で効果を発揮するClear Type フォント』
 デスクトップやエクスプローラなどの表示に使われている文字を【スクリーンフォント】といいます。このスクリーンフォントは拡大した時に縁がギザギザになるためそれを滑らかにするためにXPでは【ClearType】という方法が加わりました。これは液晶画面で特に効果を発揮すると思われます。

◆『新機能④ タスクバーの新機能』
 タスクバーには、その時起動しているアプリケーションが並べられて表示されます。これらは使用するアプリケーションの切り替えボタンとしても使うことができますが、あまり多くのソフトを起動するとタスクバーがゴチャゴチャになり実行しているアプリケーションが解り難くなります。XPのタスクバーでは同じソフトが複数起動している場合はひとつのボタンにまとめて表示されるためタスクバーでのアプリケーションの管理が容易です。また、従来タスクバーをドラッグしてしまいバーを拡大(縮小)してしまったり、右(左など)に移動してしまうなどのトラブルは誰もが経験していると思いますがXPではバーが最初から固定されています。

◆『新機能⑤ デスクトップ上のショートカットを自動整理』
 知らず知らずのうちにショートカットで埋まってしまいがちなデスクトップ。アプリケーションをインストールすると勝手に増やされてしまうこともあり、定期的に整理しなければ散らかる一方だったと思います。しかしXPでは60日間使用しなかったショートカットは自動的にバックアップ用フォルダに移動されます。自分のように整理が苦手な人にはありがたい機能だと思います。(いざ使おうと思って、ショートカットが無くあせる場合もあるかも・・・・)

◆『新機能⑥ タスクベースのインターフェイス』
 従来のWindowsではファイルを表示するだけだったエクスプローラに【ファイルタスク】というメニュー部分が追加されました。【ファイルタスク】とは今選択しているファイル(フォルダ)に対してどんな操作をするかを指定できるメニューです。基本的に【ファイルとフォルダのタスク】【その他】【詳細】の3つが表示されておりその内容はそのときどんなファイルをクリックしているかによって常に変化します。たとば文書ファイルをクリックすれば【電子メールで送信】・【印刷する】などが表示され、音楽ファイルをクリックすると【再生する】などが表示されるといった具合です。

◆『新機能⑦ マルチユーザー機能』
 たとえ1人でパソコンを使う場合でも【ユーザー】を発行してそのユーザーでパソコンを使用しなければなりません。各ユーザーには【権限】という属性があり、アプリケーションのインストールなどシステムに大きな変更を与える操作は強い権限をもったユーザーでなけらば不可能になっています。また、マイドキュメントも各ユーザーごとになっていてそれぞれのユーザーが自分専用のマイドキュメントを使用することになります。これにより他人に自分の情報をみられることがなくなりました(※NTFSモード実行時)これらユーザーの切り替えはログインしたままでも可能となっています。つまり、現在実行中のアプリケーションを終了させなくてもユーザーの切り替えが可能ということです。

◆『新機能⑧ ファイアウォールで不正侵入を防ぐ』
 インターネットを常時接続で使っている人が増えてきましたが(インターネットの常時接続については6月のニュースを参考)そうなると心配なのが外部からの不正な侵入です。XPでは【ファイアウォール】という機能がありデータの出入口を監視して不正なデータは通さないようになっています。(設定を間違えると正規のデータまでブロックされてしまいネットワークが使えなくなることも・・・・)

◆『新機能⑨ CD-R/RWへの書き込み機能』
 XPではCD-R/RWへの書き込みがエクスプローラからできるようになったため、書き込みのたびに専用のアプリケーションを起動しなくてもすみます。音楽ファイルの場合は形式によっては音楽CDとして書き込むことも可能です。ただしCD-RWのDirectCD機能やオンザフライ書き込み機能などを装備していないので専用のアプリケーションがまったく不要になるわけではありません。

◆『新機能⑩ リモートアシスタンス機能』
 XPではインターネットなどを経由して別のXPユーザーにリモートアクセスすることが可能になりました。これによりアクセスした人とチャットを行ったり、画面を相手のコンピュータに表示したり、アクセス許可を行えばアクセスしている人が相手のコンピュータで作業を行うことができたりします。

 書ききれていないこともまだまだありますが、ざっと発表されている内容を簡単にですがまとめてみました。Windows3.1からWindows95の進化ほどの感動・驚きはないにしろやはり、95年からの6年間でWindowsがここまで進化してきたのは驚きです。Windows3.1と現在のWindowsの大きな違いは【家庭で使用するパソコンのグローバル化】ではないかと思います。(8月のニュースを参考)同時に、それに対するセキュリティ(10月のニュースを参考)・バックアップの強化(7月のニュースを参考)を怠ってはいけないと痛切に思います。

 早速、ボー●スがでたら新しいパソコンを購入してメモリをたしてWindowsXPをインストールしてみようかな~などと思っている【新しもの好き】の私でした。                             (Nao.H)