ニュース

ニュース 「Google、恐るべし!」

2月 01

ここ2~3年のGoogleという企業の成長には目を見張るものがあります。
 先日もちょっと立ち寄った本屋(実はネットショップですが・・・)で探してみる
と、Googleについての解説書が多いのに、改めて驚かされました。

 もともとは、ただの「高性能な検索エンジンを提供する会社」でした。
 この会社が何を収入源にしているのかもわからず、物好きな会社なのかな?という
くらいの認識しか持っていなかったのは、私だけではないと思います。
 それがいつの間にか、検索結果に画像が一緒に表示されたり、地図や衛星写真情報
と連動したりといったように、次々に進化を遂げていきます。

 とうとう最近では、「検索エンジン」から逸脱(?)するような分野にも進出し始
めたのです。しかもすべて無料で・・・
 (この記事を書いている最中に企業向け有料サービス発表がありました)

 そこで今回は、現在のGoogleで注目すべき機能をご紹介いたします。
と言っても多種にわたり過ぎるため、テーマを「情報の集約・提供」ということに
絞ってみたいと思います。
 ただ文書だけでは、なかなかお伝えしにくいところもありますので、できましたら
パソコンでGoogleのサイト(http://www.google.co.jp)を開きながら、お読み頂け
れば幸いです。

1.ニュースの革命

  新聞はニュースを知るときの重要な媒体です。テレビよりも速報性は劣りますが
  詳しい内容を知りたい場合は、やはり新聞で見るのが一番ではないでしょうか?
  いまではインターネット上のサイトでも様々なニュースが掲載されています。
  テレビの長所を取り入れることができるので、今度は大手新聞社なども負けじと
  専門のホームページを持ち注目すべき記事を紹介していますね。

  Googleの「革命」は、これら新聞社のホームページから「同じ内容の記事」を
  「自動的に収集」し、「1頁にまとめて」掲載したことです。
  百分は一見にしかず、Googleのサイトで画面上のほうにある「ニュース」と書か
  れたリンクをクリックしてみて下さい。
  このコラムを書いた時点で「610以上のサイトから最新のニュースを収集・検
  索」となっています。
  つまり人手を介さずに、610以上のサイトから、話題のニュースを集めて編集
  しているのだそうです。もちろん、この数ですから地方の新聞なども収集対象に
  なって、ページが自動生成されています。

  1つの1つの記事を見ると、表題と簡単な内容があり、その記事を掲載している
  新聞名が列記されています。
  ユーザは、ここで気になる記事に出会ったら、各新聞社の同じ記事を次々に読め
  る、仕組みになっているのです。
  ユーザから見るとこのこのページを見ただけで、現在の日本の「重要な」話題が
  わかるのですから、便利このうえありません。

  しかもGoogleはこれだけでは満足せず、画面右上にあるように「このページをカ
  スタマイズする」という機能まで設けてしまいました。
  見る人が自分にとって関心のある分野を先に表示させるものです。私にとっては
  ここまでやるのか・・・という機能でした。
  このカスタマイズ機能は、Googleのあちらこちらの頁に表れています。
  ユーザが見やすいデザインを自分で決める、というのはいまや「当たり前」と
  なってしまったのかもしれません。

  個人的に感じたことですが、「現在の日本の重要な話題」とはこの方式で記事を
  集めた場合、もしかしたらどこかの「独占スクープ」は無視されてしまうのかも
  しれません。各社が掲載した内容を多数決で収集しているような感じがします。

  それでも、毎日このページからニュースを探すのはとても「手っ取り早い」ので
  このコラムでご紹介してみました。いかがですか?

2.トップページの革命

  トップページという言い方はふさわしくないかもしれませんが、なにしろ「自分
  の好きなものを1つのページに詰め込む」手法です。

  Googleは検索エンジンを提供するサイトですが、「あなた用のGoogleページ」を
  提供してくれます。こういった考え方は、他の会社でもあるのですが、Googleの
  場合は、ここに多くの「遊び心」が入ってきました。

  先程と同じサイトで、いったんトップページ(http://www.google.co.jp)に戻
  り画面右上のほうにある「このページをカスタマイズする」をクリックして下さ
  い。続いて画面の中央に「パーソナライズはこちら」と表示されていますので、
  これをクリックします。
  「コンテンツのサンプルから選択して開始する」とありますが、何も指定変更せ
  ず、画面中央右にある「ページを表示する」をクリックします。

  まずこれが自分のGoogleトップページです。下のほうに先程選んだことになって
  いるサイトのニュースが表示されていますね。しかし今回ご紹介したいのはこの
  部分ではありません。画面右にある「コンテンツを追加」をクリックします。
  なんだか見たこともないコンテンツが一覧表示されています。何ページもありま
  すが、なにか気になるものがあれば適当に「今すぐ追加」を押してみます。
  「今すぐ追加」を押しても画面は変化しませんので、次々選択できます。
  (中には「Googleが開発したものでない機能を追加しようとしています」のよう
  な表示がされるものがあります。)
  ちょっと楽しいので、ゲームようなものなども追加してみてください。余計なも
  のは、あとで簡単に削除できます。
  いくつか追加したら画面左上の「ホームページへ戻る」をクリックします。

  すると・・・・ここで表示されるのが、あなた専用の「Google」トップページと
  なります。
  Yahooなどでも専用トップページにニュースやメール、カレンダーなどを組み込
  む機能は持っていました。しかしGoogleはその1つ1つの機能の種類の豊富にあ
  り、それ以外にもゲーム、電卓、地図、写真、ブログ、株価など等、様々な情報
  を組み込むことが可能になったのです。

  実はここから先は、私もどれほどの「コンテンツ」があるのか、わかりません。
  日々増えているようです。この機能を見つけたのも「たまたま」Googleを利用し
  た際に、ボタンが追加されていることに気がついただけなのです。
  是非、みなさんも自分専用ページを作成してみて、新しいコンテンツを発見した
  ら教えてください。

 今回はテーマを「情報の集約・提供」としました。お気づきですか?これらの機能
は、全てGoogleが開発したものではなかったですね。ニュースにせよトップページの
コンテンツにしろ、Googleは「他社の記事」や「他社の機能」をとりまとめて、ユー
ザへ提供しているだけなのです。でもそこに「ちょっと楽しく」「とても便利に」
という独自のスタイルを取り入れて、いっそう魅力的なものにしていると思います。

 まだまだ、紹介したい機能はあるのですが、来月以降にレポートします。

 現在のGoogleから目が離せません。
 まさに「Google、恐るべし」です。

                               (井関)

いよいよ発売 Windows Vista

1月 01

皆様こんにちは。2007年ニュース1月号でありますので、明けましておめでとうご
ざいます。本年も皆様のお役に立てるようスタッフ一同、精一杯努力して参ります
のでよろしくお願いいたします。

さて、いよいよWindows Vista、Office2007の発売間近となりました。今回のニュー
スも前回と同様Windows Vistaにフォーカスを当ててお送りしたいと思いますので最
後までお付き合いよろしくお願いいたします。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
┃1┃進化した基本機能
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
  Windows Vistaの製品ラインナップは先月号でもお伝えしましたが、上位エディ
 ションから順に『Ultimate』、『Enterprise』、『Business』、『Home Premium』
 『Home Basic』となります。ただこのうち、『Enterprise』は企業向けのボリュー
 ムライセンス(別途契約をして、まとまった単位でライセンス購入を行う)での提
 供となりますので、一般に流通するのはそれ以外の4エディションとなります。
 ここではまず、すべてのエディションで共通して進化した基本機能をご紹介しまし
 ょう。

 ◎【ファーストブートとスリープ】
   Windows Vistaではコンピュータの起動と終了がとても短くなります。
  とは言ってもこの機能には若干裏があります。皆様はWindows XPの「スタンバ
  イ」や「休止状態」を利用していますか?特に少々古めのパソコンですと「シ
  ャットダウン」して帰ると、次の日パソコンの電源を入れてから起動するまで
  に〝一仕事できちゃうよ〟なんてことも。。。帰宅時などは「スタンバイ」や
  「休止状態」を利用している方も多いと思います。Windows Vistaでは
  「シャットダウン」ではなく、「スリープ」と呼ばれる「スタンバイ」と
  「休止状態」の融合進化版の機能が〝標準の終了〟となります。

   Windows XPの場合、「スタンバイ」は終了状態をメモリ上に記録し、
  「休止状態」は終了状態をハードディスクに記録します。次回の起動は終了時
  の続きから行われるので、「シャットダウン」して一から起動するよりも高速
  に起動することが可能です。

   記録場所がメモリの「スタンバイ」の方が「休止状態」よりも高速に起動す
  ることが可能ですが、スタンバイ中に停電などで電源が切れると、データが失
  われるという危険性もありましたので、私の場合、古いノートパソコンでは
  「休止状態」を使用していました。

   Windows Vistaの場合は終了を選択すると終了状態をメモリとハードディスク
  へそれぞれ記録してコンピュータを低電力状態にし、次回起動時に何もトラブ
  ルがなければメモリから、問題があればハードディスクから起動を行います。
  もちろん今までのシャットダウンや再起動もありますので、従来通りの使用方
  法も可能です。

 ◎【Windows SuperFetch(ウィンドウズ スーパーフェッチ)】
   コンピュータ用語では「フェッチ」はメモリから命令を持ってくることです
  が、この機能は、コンピュータを利用している中で、アプリケーションの利用
  頻度を自動的に判断し、利用頻度の高いアプリケーションを自動でメモリに先
  読みする機能になります。今までは、アイコンをダブルクリックしてから、
  プログラムがメモリに読み込まれていたのですが、Windows SuperFetchにより
  よく利用するアプリケーションはより高速に起動することができます。

 ◎【ロー プライオリティ I/O】
   この機能はバックグラウンドで動作するプログラムのハードディスク等への
  アクセスする優先度を自動的に下げる機能です。ちょっとわかりづらいですね。
  例えば今までのWindowsですと、何かの作業中にウイルスソフトのウイルスス
  キャンが始まると、すごい勢いでウイルスソフトがハードディスクを読み始め
  るので、極端にコンピュータのレスポンスが悪くなり、ほとんどの方がウイル
  ススキャンを中止して作業を行い、結局ウイルススキャンも長いことされない
  まま放置されることになるという悪循環になっていたと思います。これは基本
  的にすべてのアプリケーションが同じ優先順位で処理されるためでした。

   Windows Vistaではバックグラウンドで使用するアプリケーションのアクセス
  優先度は下げられており、作業の妨げをしないようになっています。

 ◎【Windows ファイアウォールとWindows Defender(ディフェンダー)】
   Windowsファイアウォールは、Windows XPでも Service Pack 2を使用してい
  る方は搭載されている機能になりますが、それがより強力になりました。どう
  強力になったのかを書出すとマニアックできりがないので、ここで詳しく書く
  ことは控えます。

   さてWindows Defenderですが、これはスパイウェア等の迷惑ソフトウェアが
  引き起こすポップアップ表示や、パフォーマンス低下、セキュリティ脅威から
  コンピュータを保護するためにWindows Vistaで新しく搭載された機能です。
  が、実はこの機能、Windows XPのService Pack 2であれば無償で搭載すること
  が可能です。
  
  下記のサイトよりこの機能をダウンロードしてみてください。
   Http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=
          435BFCE7-DA2B-4A6A-AFA4-F7F14E605A0D&displaylang=ja

 ◎【Windows ReadyBoost(ウィンドウズ レディーブースト】
   今までのWindowsはメモリが不足するとハードディスクを仮想メモリとして
  利用し動作していました。そうです「スワップ」と呼ばれているものです。
  データの読み書きの速度はハードディスクで行うよりもメモリで行った方が
  より高速にできますので、「スワップ」が発生するとパフォーマンスが低下
  してしまいます。

   皆様はUSBのフラッシュメモリをお持ちですか?最近では持っていない人は
  少ないですね。大容量のものが低価格で売られています。Windows Vistaの
  ReadyBoost機能はUSBメモリ等の高速なフラッシュメモリがコンピュータにあ
  れば、ハードディスクより優先して仮想メモリとして使用することができま
  す。USBメモリはハードディスクよりも高速にデータの読み書きができるので
  ハードディスクを仮想メモリとして使用するよりもパフォーマンスが向上し
  ます。

   Windows ReadyBoostで利用できるUSBメモリは256MB以上でアクセス速度も
  ある一定以上のものが必要になりますので使用前にご確認ください。

 ◎【Windows サイドバーとガジェット】
   Windows Vistaの新機能で画面上最初に気がつくのが、画面の右側に配置さ
  れている「Windows サイドバー」とその中に配置されている「ガジェット」と
  呼ばれるミニアプリケーションだと思います。「ガジェット」にはカレンダー
  や時計、付箋等が用意されています。付箋等はフリーソフト等で利用している
  方も多いと思いますが、これからWindowsの標準アプリとして提供されます。
  「ガジェット」の種類もインターネットからダウンロードして増やすことが
  可能です。また、「ガジェット」はドラッグすることで、デスクトップの好き
  なところに配置することができます。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
┃2┃ビジュアルと操作性
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
  Windows Vistaのインターフェースが大きく変更になるのは皆様も噂では聞いた
 ことがあると思います。ここではインターフェースについて少しご紹介したいと思
 います。

 ◎【新しくなったスタートメニュー】
   Windows Vistaではスタートメニューの開き方が変わりました。今までのWin
  dowsは、深い階層にあるアプリケーションを実行しようとするとメニューが画
  面一杯に展開されて非常に見づらかったのですが、Windows Vistaではその場
  で下の階層のメニューを開くように進むので見やすくなります。また、スター
  トメニューの下には「クイック検索」と呼ばれる検索ボックスが追加されまし
  た。プログラムやファイル、メールや音楽なども検索することができます。

 ◎【新インターフェース Windows Aero(ウィンドウズ エアロ)】
   Windows Vistaで最も注目されている機能が新インターフェースのWindows
  Aeroです。ただし、先月号でもお知らせしたとおり、このインターフェースは
  『Home Basic』エディションでは利用することができません。
  Aeroを利用したい場合は『Home Premium』以上のエディションを選択してくだ
  さい。

 ◎【AeroのPoint1 半透明なウィンドウデザイン】
   Aeroのウィンドウデザインは半透明なガラスのようなデザインです。見た目
  の格好良さはもちろん、重なり合ったウィンドウが透けて下のウィンドウが見
  えるように工夫されています。『Home Basic』の場合は従来のWindowsのよう
  に、重なったウィンドウはそのまま隠れてしまいます。

 ◎【AeroのPoint2 タスクバーのウィンドウ内容をサムネイル表示】
   「ライブ タスクバー サムネイル」と呼ばれる機能で、タスクバーに格納さ
  れている、ウィンドウアイコンにマウスを重ねると、格納されている画面の内
  容が縮小表示されます。『Home Basic』の場合は従来のWindows同様にアプリ
  ケーション名が表示されるだけになります。

 ◎【AeroのPoint3 ビジュアル的なウィンドウの切り替え】
   複数のアプリケーションを起動している場合にAlt+Tabキーでウィンドウの
  切り替えができましたが、Aeroでは「Windows フリップ」と呼ばれる機能で、
  一目で確認できるようになりとても便利です。
  実際に見ていただかないとイメージがわかないと思いますが、従来のWindows
  ですと、Alt+Tabキーウィンドウを切り替える時はアプリケーションのアイコ
  ンとフォーカスが当たっているアイコンの説明が下に出ているだけでした。

   例えば、ブラウザを複数開いて調べ物をしている時などは、ブラウザのアイ
  コンがたくさん並んでいるので、見たいウィンドウを開くまでに関係ないウィ
  ンドウを開いてしまうなんてことも多々あったことと思います。
  Aeroではウィンドウ切り替え画面はアプリケーションのアイコンではなく実際
  に開いている内容のサムネイル表示なるので、見たいウィンドウを一発で開く
  ことができます。

   また、さらに強力なウィンドウの切り替え機能が、「Windows フリップ 3D」
  と呼ばれるもので、開いているウィンドウ全てを左斜め上から見た形で3D表示
  し、ウィンドウの順番を入れ替えながら目的のウィンドウを探すことができる
  機能です。

  どれもこれも、私のように〝気がつくと何個もウィンドウが開いている!〟
 という人には重宝しそうです。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
┃3┃まだまだあるぞ便利機能
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
 到底すべては書ききれませんが、いろいろとみている中で、これはと思ったものを
いくつか。。。

 ◎【子供にも安心してパソコンを利用させる】
   子供にもパソコンを使わせたいけど、インターネットはある意味無法地帯だ
  し、パソコンばかりやられても困るという悩みはありませんか?セキュリティ
  ーソフト等の一部にはそのような制限をかけられる製品もありましたが、
  Windows Vistaの『Ultimate』、『Home Premium』、『Home Basic』には
  「保護者による制限」という機能があり、以下のような制限をかけることがで
  きます。
   ○閲覧できるWebサイトの制限
   ○パソコンを利用できる時間帯の制限
   ○利用できるアプリケーションの制限
   ○パソコンの利用時間、利用内容のレポート

 ◎【デジタル ライフの充実】
   Windows Vistaの『Ultimate』、『Home Premium』エディションにはWindows
  Media Centerが搭載されます。Windows XPの時に単独製品としてあった
  Windows XP Media Centerの機能で、写真、ビデオ、音楽、テレビ等のあらゆる
  デジタルコンテンツをリモコン一つで操作可能になります。
   Windows フォト ギャラリーでは写真の補正や、写真、動画の整理が行えま
  す。また、その追加機能の、Windows DVD メーカーで写真のスライドショーを
  BGMやテキストの挿入をして、DVDとして作成することが可能です。
   Windows ムービー メーカー HDでは動画の取り込み、編集、保存を行うこと
  ができます。

 いかがでしたか?私自身、色々とVistaの機能を見ていくうちに、早く導入したく
なってしまいました。

 しかし、OSだけでは日々の業務はできません。Windows XP上で動作するアプリケー
ションがそのままWindows Vistaで動作するわけではないので注意が必要です。ブラ
ウザ一つをとってみても、InternetExplorer7では正常に動作しないインターネット
バンキング等のサービスがまだまだあります。Windows Vistaの導入はどうぞ慎重に
行ってください。そしてお気軽にご相談ください。

 今回は少々長いニュースとなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとう
ございました。

                               (TETSUYA)

WondowsVistaの疑問を解消~導入にまつわるQ&A

12月 01

トリノ五輪、ワールド・ベースボール・クラシック、サッカーW杯、高校野球決勝
の苫駒vs早実の激戦など非常に熱いスポーツイベントが目白押しだった2006年。ス
ポーツを通して多くの感動と力を与えてくれた年でした。なかでも野球好きの道民に
とって、日本ハムの優勝は忘れられないできごとで、私自身も札幌ドームに3戦とも
観戦に行き応援グッズを身にまといながらビール片手に興奮しながら応援していまし
た♪

 さてさてそんな2006年もあと数日で終わり新たな年を迎えます。年が明けると
WindowsXPの発売から約5年、待ちに待った新しいWindows『Vista』が発売されます。
(1月30日予定)今回はWindowsVistaの購入前に知っておきたいポイントをQ&A形
式でまとめてみました。導入を検討している方は参考にしてみてください。

Q1.『WindowsVistaのどのエディションを購入すればよいの?』
A1.『サポートしている機能を見極めたうえで選択するのがお勧め』
 WindowsVistaには5つの種類が用意されています。全エディションを包括している
『Ultimate』、企業ユーザー向けの『Enterprise』・『Business』、個人ユーザー向
けの『HomePremium』・『HomeBasic』と大きく分けることができます。個人ユーザー
向けにおいて特に注意してほしいのが『HomeBasic』には【WindowsAeroユーザーイン
ターフェイス】の新しい視覚効果(透明効果や3D効果)をサポートしていない点。
新ユーザーインターフェースのフル機能を利用するには『HomePremium』以上を購入
する必要があります。また、企業ユーザー向けの2つの大きな違いは【ドライブの暗
号化(WindowsBitLocker】や【複数言語のインターフェイスへの対応】が必要な企業
は『Enterprise』以上の購入が必要となります。詳しい違いのリストを見たい方は弊
社営業担当に一声かけて下さい。別紙にて各エディションの機能比較表をお渡ししま
す。

Q2.『WindowsVistaの導入に最低限必要なハードウェア要件は?』
A2.『800MHz以上のCPU、メモリは512MB以上』
 最小システム用件は以下の構成となります。
CPU:800MHz32ビット(x86)または64ビット(x64)プロセッサ
メモリ:512MB HDD:20GB(空き領域15GB以上)
グラフィック:SVGA(800X600ピクセル)
 ただし、快適に動作する環境を考えるのであれば以下の構成が必要となります。
CPU:1GMHz32ビット(x86)または64ビット(x64)プロセッサ
メモリ:1GB HDD:40GBと15GB以上の空き領域
グラフィック:WindowsDisplayDriverModel(WDDM)ドライバ
   128MBのグラフィックメモリ
 注意しなければならない点はグラフィック機能でPCを使用する環境や用途によって
求められるスペックが変わってきます。3D表現などに対応したグラフィックチップ
についてはメーカーのサポートサイトで確認してください。

Q3.『WindowsVistaでもアクティベーションは必要?』
A3.『必要 基本的な仕組みはWindowsXPとほぼ同じ』
 アクティベーションとは主にソフトウェアにおいて、正規ライセンスを持っている
ことを証明するための方法または技術のことで、インストール後ライセンスの登録を
行うことを義務付け、プロダクトIDなどを管理することによって同じプロダクトIDに
よる複数のコピーの存在を防ぐようにしている技術のことです。『WindowsVista』に
用意されたアクティベーション手段は①インターネット経由での自動処理、②自動応
答電話によるキー入力、③モデムで認証サービスに直接接続の3通り。①について
は、ユーザーが手動で実行する他に自動で処理を実行するモードが追加されていま
す。パッケージ版の『WindowsVista』の場合、インストール後30日以内にアクティ
ベーションする必要があり、猶予期間を過ぎるとシステムにログオンできなくなりま
す。また、WiondowsXPと同様にアクティベーション後にネットワークアダプタの変更
+4つ以上のハードウェア構成の変更時に再アクティベート処理が必要となります。
また、注意点としてパッケージ版の『Vista』は移管回数が無制限となっていますが
(これまで使用していたPCから『Vista』を削除することで、新しい環境に何度でも
インストールすることができる)メーカー製PCにプリインストールされた『Vista』
ではライセンスの移管が認められておりません。

Q4.『64ビット版と32ビット版の違いは?』
A4.『メモリ容量以外にも機能的な違いがあります』
 『Vista』では全エディションで32ビット版と64ビット版の両方が用意されていま
す。この2つの大きな違いはOSがサポートする物理メモリの最大容量で、32ビット版
の最大メモリ容量は各エディションともに4GBですが、64ビット版での最大容量は以
下のようになっています。
      HomeBasic・・・8GB HomePremium・・・16GB
      Business、Enterprise、Ultimate・・・128GB
その他に『データ実行防止』機能、『MicrosoftPatchGuard』機能(承認されていな
いプログラムがWindowsカーネルにパッチを当てることを防ぐ)の搭載、すべての
カーネルモードドライブが開発者によって署名されなければならないという制限が64
ビット版にはあります。

Q5.『プロダクトキーの購入で上位版にアップグレードできますか?』
A5.『アップグレード可能』
 プロダクトキーをオンラインで購入することで下位のエディションから上位のエ
ディションへのアップグレードを可能にする『WindowsAnytimeUpgrade』という機能
が用意されています。利用できるのは『HomeBasic』、『HomePremium』、
『Business』の3エディションでアップグレードパターンは以下の通りです。
『HomeBasic』 →『HomePremium』『Ultimate』
    『HomePremium』→『Ultimate』
    『Business』  →『Ultimate』
また、WindowsXPからアップグレードして『Vista』にする場合は以下の通りとなりま
す。 『WindowsXP Professional』→『Business』『Ultimate』
    『WindowsXP Home』 →『HomeBasic』『HomePremium』『Business』
『Ultimate』

Q6.『WindowsXPのバックアップユーティリティとの互換性はありますか?』
A6.『現時点ではサポートはされていません』
 WindowsXPで使われていたバックアップユーティリティではデータのバックアップ
ファイルとして、拡張子『.bkf』を持つWindowsバックアップファイルを用いていま
した。重要なデータをWindowsXPから『Vista』へ移行させる場合は『Windows転送
ツール』を使うことを想定しているのか、上記のバックアップファイルはサポートし
ていないようです。ただ、マイクロソフトの方では何らかの復元する手段を今後用意
する予定であるみたいです。

 以上、代表的な導入時の疑問点をまとめてみました。『WindowsVista』の導入を考
えている方、新機能などもっと詳しいことを聞きたい方は弊社営業担当に一声かけて
みてください。私自身も年末ジャンボ宝くじの成績次第で新しいパソコンと新しい
Windowsの購入を検討しようと思っています♪

(NAO)

WEB2.0とはなんぞや?

11月 01

冬に近づき寒くなってきた今日この頃、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?子
どもにとっては待ちに待った冬ですが大人にとってはこなくてもいい冬ですよね。
僕も昔は冬がくればクリスマス・お正月といったイベントがありとても楽しみでし
た。しかし、社会人になった今そんな楽しみは無く冬の通勤のことを考えると頭
が痛いです。そんな悩みをもった竹中が11月のコラムを書かせて頂きます。

 悩みといえば社会人1年目の私にとってはIT用語がたくさんありついていけていな
い状況なのですが・・・それは私だけなのでしょうか・・・??もしそうであれば
皆様には申し訳ありませんが私の勉強も兼ねて今回はWEB2.0について着目していき
ます。

インターネットをしている中でWEB2.0という言葉、「見たことがある」「聞いたこ
とがある」という方もいると思います。しかしどんな意味なのかわからないという
方が大半ではないでしょうか?私と一緒にお勉強をしていきましょう☆

WEB2.0という言葉は約1年ほど前からよく耳にする言葉でしたが、現在もまだWEB2.0
について詳しく説明できる人は少ないと思います。私のコラムも一概には正しいとは
言えませんがわかりやすく説明できるよう頑張りますのでお付き合い願います。

◆そもそもWEB2.0ってどんなサービスなんだろう?

WEB2.0と聞くと「何かのソフトをバージョンアップしなきゃいけないの?」と思い
こんでしまう人もいるようですがそれはまったく違います!簡単に言うとインター
ネットをしている人たちに参加意識を自然な形でもたせるサービスです。10月号で
紹介させて頂いたWikiというサービスで考えればわかりやすいでしょう。

Wikiでページの更新をしたり修正をしたりするのはパスワードの制限をかけられて
いない限りは誰でも編集できます。つまり参加意識があれば誰でもページの更新と
編集ができるということです。ということはwikiを使ってる=WEB2.0のサービスを
使用しているという事です。私も知らぬ間にWeb2.0のサービスを使用していまし
た♪

◆他にはどんなものがWeb2.0サービスにあたるんだろう?

1.ブログ

最近の身近なものではブログなどもWeb2.0にあたるでしょう!ブログのどこに参
加するの?って思われた方いませんか?客観的にみると「管理人がただ自分の日
記を書いているだけじゃないか!」っと思われる方もいますよね。しかしよーく
ブログ内を見てみると”コメント”や”トラックバック”といったものがあります。
お友達のブログにコメントを書いたことはありませんか?書いたことがあるとい
うあなた、そんなあなたもWeb2.0を使用しているんですよ。

すこしWeb2.0から話が外れますが”トラックバック”という言葉聞いたことありま
すか?元々のニュースの課題はIT用語についていけていない(私が・・・)とい
う事なのでトラックバックについて説明させて頂きたいと思います。トラックバ
ックとは「ある他人のブログの記事に自身のブログへのリンクを作成する機能の
こと」をトラックバック機能といいます。これをきっかけにブログをやってみた
いという方の為ににいくつか無料で開設できるブログサービスをご紹介させて頂
きます。

Blogger(bhttp://www.blogger.com/start)※ID・PW作成のみ 

楽天ブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/)※会員登録必須

2.SNS(ソーシャルネットワークサービス)

今、何かと騒がれているSNS。代表的なものを言うとmixiなどがあげられます。
このサービスも実はWeb2.0なんです!初めに言ったようにWeb2.0とは参加意識
を自然な形でもたせるサービスでしたね。余談ではありますが少し息抜きとし
てmixiについて簡単に説明させて頂きます。

Mixiとは友人から招待してもらわない限りは参加することはできないのですが
逆を返せばmixiを使用している人に参加したいと頼めば誰でも参加できるサー
ビスです。サイト内では自身の日記を掲載したり昔の友人などが登録していな
いか検索することも可能です。幼いころの友人と再会するチャンスかもしれな
いですね♪ 

※注意「消して仕事中にはmixiはご利用しないでください」

「SNSサイトで気になったサイトがありましたので紹介させて頂きます。」

ビルコレ(http://bilcolle.com/)・・・買い物を楽しむSNSサイトです。

3.Betaサービス

最近、何かと話題になっているWEBサービスの多くは、正式版を発表する前にBe
ta版から配信し利用するものが多くなっています。6月号に配信したIE7も最初は
Beta版でしたよね?Betaとはそもそもどんな意味なのか?私のかってな解釈を述
べさせてもらいますと「完成品に近いが、多くの人に使ってもらいバグを探して
もらう、それを改良していく」というサービスになるかと思います。

近年ではそういったユーザーと開発者との共同開発をするという考えが増えてき
ました。これもまたWeb2.0のサービスと言えるでしょう。「じゃーWeb2.0のサー
ビス以外のものはどうなの?」っと思う方いますよね?それ以外のサービスは
Web1.0というものに位置づけされます。

例えばホームページを見てみますと管理人だけが更新や編集を行い閲覧者はペー
ジの変更などは行えませんよね?Web1.0とは静的なWebページのことを言います。
逆にWeb2.0は動的活参加型のWebページのことをいいます。このようにWeb2.0と
1.0を分けて考えて頂ければわかりやすいのではないしょうか。これから新しく
でるソフトについてはほとんどの物がBeta版になると私は思っています。みな
さんも開発者のサポーターとして参加してみるのも面白いのではないでしょうか?

◆Web2.0の今後の動向

これからはWeb2.0のようなサービスが続々と出てくるでしょう。Wikiのように自
由に参加できインターネットユーザーの知識の共有やユーザーが生成するコンテ
ンツのサービス、上記でも紹介しましたが開発者とユーザーとの共同開発。これ
からの時代はインターネットを使っているすべてのユーザーに参加意識という物
が問われるのではないでしょうか?

参加意識をもてばいろんな事に挑戦できるというメリットもありますよね。しか
しデメリットもあるのではないでしょうか?今、何かと自殺が騒がれていますが
その中にはインターネットでのブログでの中傷を苦にして自殺する子も中にはい
るはずです。そう考えると自由すぎてもいけないのかと私は思いました。これか
らはメリットだけではなくデメリットについても深く考えていかなければいけな
いのかもしれません。

コラムを読んで頂いたみなさんもこれを期に深く考えて頂ければと思います。ど
うでしょうか?少しはWeb2.0についてお分かりになったでしょうか?わかりづら
いうという方がいましたら弊社にお気軽にご連絡頂ければと思います。私の雑文
にお付き合い頂きありがとうございました。

年末年始にむけて忘年会、新年会などが増えてきますがお酒を飲みすぎて家族の
悩みの種にならないように気をつけましょうね・・・

                                 (jun)

新婚旅行から2007年問題まで考えてみる。

10月 01

言い訳。
まずはとても個人的なお話なのですが、11月に結婚式を迎えるに当たりニュースの
投稿が遅れました事をお詫びいたします。

 こんにちは。北海道民にとってはとてもとても忙しい10月だったのではないので
ししょうか?日本ハムの優勝や日本ハムの優勝や私個人のお引越しや。

 北海道に生まれて「高校野球やプロ野球の優勝なんて見ることは無いのだろうな
ぁ」と、思っていましたがここ数年で両方を観る事ができとても幸せな日々を送っ
ております。

 あとは、サッカー日本代表のワールドカップ優勝とコンサドーレ札幌のJ1優勝で
しょうか。

いつもなら、野球などはインターネットで情報を得るのですが引っ越し先ではADSL
回線を引くことはできないとの事。全くもって残念です。

ここで思い切ってOCNのBフレッツを契約いたしました。納期的には発注から工事ま
で約1ヶ月との事で、とても楽しみです。色々調べてみますとインターネットテレビ
も、もしかすると全国で観ることのできる日も近いのかもしれません。

たとえばGYAO( http://www.gyao.jp/ )これは生放送はまだまだ少ないですが、これ

らコンテンツが多くなると楽しみでもあります。
また、スカパーBB(http://spbb.jp/top.html)とあのスカパーも全部ではありません
がインターネットで放映が始まっています。

デジタル放送も始まり、より一層テレビとパソコンの線引きが無くなって来たと思
います。

新婚生活といいますか、結婚式の後に来るのは、そう「旅行」ですね。
勿論チケットなんかはインターネットで色々探します。本当に便利な世の中です。
ただ、海外の地図などは全くわかりません。そこで出てくるのが
「Googleマップ( http://maps.google.co.jp/ )」なのです。
日本の地図サイトなら他にもいいところがあるかもしれませんが、「世界」ともな
るとなかなか無いと思います。

早速キーワードに「roma」と入力してみましょう。
はい。直ぐに「イタリアのローマ」が出てきます。それだけだと面白くありません
右上に「地図+航空写真」というボタンがありますので押してみると・・。

どうですか?感激しません?キーワードに「札幌ドーム」とか入れてみると、本当
に旅行した気分になるのではないでしょうか。

ぁー。折角なら日本ハムの応援に行けばよかったと思う毎日です。

【2007年問題】
特にコンピュータの業界にいると「●●年問題」というのは毎年出てくるような気
がします。

2000年やらなんやら。

今回の2007年問題というのは、団塊の世代、中でもこの世代でもっとも多い1947年
生まれの労働者たちが、2007年に60歳を迎え、定年退職することにより、企業活動
に大きなダメージを与えるという問題をさします。この問題は、2005年度版の『も
のづくり白書』でも取り上げられ、全産業の約22%、特に製造業では約31%の企業
が危機感を感じているとの意識をもっているとされています。

いきなりなぜ2007年問題を?と思われるかもしれませんが、

  日本ハム優勝 ⇒ 新庄引退 ⇒ 引退・・。

あまりに短絡的でゴメンナサイ。

どんな問題になるのかなどは夜のニュースなどでやっておりますが大体は
(1)労働力不足の問題
(2)ノウハウ、技術継承の問題
(3)企業体力低下の問題

と、確かにそうなのですが、ソフトウェア・コンサルタンツで最近取り組みだした
のは

「ノウハウ、技術継承の問題」

なのです。

 ベテラン労働者の大量リタイアは、今日まで培われてきた高度な技術やノウハウ
の継承を途絶えさせる危険があります。

欧米企業と比較して、組織内で属人的な働き方をする労働者が多い日本企業では、
ノウハウを持つベテラン労働者がリタイアすると、その労働者と共にノウハウや技
術が企業から失われてしまいます。

また、経験から得られたいわゆる「暗黙知」についても同様です。これらをいかに
企業の資産として残すかという課題に企業は取り組んでいますが、そのためには多
くのコストを要し、困難を極めているというのが現状です。

技術の継承は本当に難しいです。後輩にいじめられながら仕事をしている私として
は「いかに技術を開放するか?」
と、言うことを考えていたのですが最近「Wiki」というツールを社内に取り入れて
います。

Wikiとはブラウザから簡単にページの発行・編集などが行なえる、コンテンツ管理
システムでWebサーバにインストールしてブラウザから利用します。

 複数人が共同でサイトを構築していく利用法を想定しており、閲覧者が簡単にペ
ージを修正したり、新しいページを追加したりできるようになっていまして、編集
者をパスワードなどで制限したり、編集できないよう凍結したりすることもできま
す。

HTMLの知識がなくてもリストやリンクを簡単に作成できるように、独自の「整形ル
ール」が定められています。

 電子掲示板(BBS)に近いシステムですが、BBSが時系列に「発言」を積み重ねるコ
ミュニケーションツールであるのに対し、Wikiは、内容の編集・削除が自由なこと
、基本的に時系列の整理を行なわないことから、誰もが自由に「記事」を書き加え
ていくコラボレーションツール、もしくはグループウェアと言えるんです。

柔軟性が高く、手軽に始められて操作が簡単なことから、メモ帳代わりに使ったり
、簡易なコンテンツ管理システムに利用したりする人も多いです。

ホームページが作れなくても簡単にページが作れ、簡単に直すことができる。
全員のメモ帳といったところでしょうか。

簡単に書けて簡単に直せるというところに注目してみました。
勿論最低限はルールをつけています。

例えば「アプリケーション名」、とか入力者の名前は記入するとかですね。
あとは検索のし易いように工夫もしたりしています。

全員の知識が少しずつ貯まって「ソフトウェア・コンサルタンツノウハウシステム
」なんてできればよいですね。

現在は色々なことが記述されています。さすがに内部のノウハウなのでお見せでき
ませんが、

「あるウイルスの対処方法」「Windows2003サーバーでの不具合」とか「コーヒー
の入れ方」等ですね。
その他、「ソフトウェア・コンサルタンツの販売管理システムのマニュアル」にド
ンドン手を加える案も思案中です。

もし、社内にて「知識の共有」の必要が有る場合「Wiki」という方法も有ることを
お伝えいたします。「Wikiで全てが解決する」とはさすがにいえませんが、一つの
方法としてはいいとおもいます。

最期にそのWikiのシステムを使用したホームページを紹介したいと思います。
その名は聞いたこともあるかもしれません。世界中の膨大な人の知識が集められた
、その名も

       フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
            http://ja.wikipedia.org/

奥さん、このサイトがあれば百科辞典はもういりませんよ!!
(Take)

「常識」が覆る日が来る? 実は既に覆ってました。

9月 01

Windows次期バージョンのVista(ビスタ)製品候補版(RC1)が一般公開されまし
した。はやいもので一般ユーザ向け製品のWindowsXPが発売されてから既に4年が経
過していたんですね。新しいものが大好きな私は、早速マイパソコンにセットアップ
をしてみたのですが、残念ながらパソコンが古いモデルであったため、Vistaで一番
の売りである、ユーザーインターフェース(Aero)を体験することが出来ないようで
す。しかし幸いにもWindows Vistaの発売は多少遅れそうな気配。それに合わせてパ
ソコンの買い替えを検討しようか、などと思う今日この頃です。

 ところで、この数年間私達を取り巻くパソコン環境は大きく変わりましたが、その
中でも一番大きかったことは何でしょうか?
 私はやはり「ブロードバンドによる常時接続」ではないかと思います。平たく言う
とADSLや光ファイバーを使用した「インターネットへつないだままの状態」ですね。

 電話料金を気にしながら、なるべく短時間でネットを効率的利用しようとする発想
からは考えられないようなダイナミックな使い方になってしまいました。
 自宅でも会社でも、いろいろなホームページは見放題。パソコンの機能向上と合わ
せて画面表示される速度はとっても速い。知りたい情報があれば検索サイトでキー
ワードを入力するだけで瞬時に内容が把握が出来るようになりました。。
 メールにしてもいつでも送受信が出来、大量の写真や動画などの添付も可能。ペー
パーが必要ないのでFAXよりエコロジーで、しかも受信履歴が残るのは重宝です。

 でも、ここまではある程度予想可能な状態だったとはいえないでしょうか?
「速い」だけであまり本質的には変わっていないのでは、という疑問も出てきます。

 しかし利用環境や周辺技術が格段に進歩したにも関わらず、「さらなる進化」を阻
害しているのが、実は私達の「常識」です。頭ではわかっていても、切替に時間がか
かるのが「現実」です。

 そこで今回は総務省が7月に発表した平成18年度の情報通信白書から、特に重要
と思われる項目を抜粋し、これからの「新常識」について触れてみたいと思います。

1.ユビキタス社会の到来
 2005年のインターネット利用人口は実に約8,529万人。既に大半の人がな
 んらかの形でインターネットを使用している事になります。
 内訳を見ると、57.0%の人はパソコンと移動端末(携帯電話など)でインター
 ネットを利用しておりますが、22.5%は移動端末のみでの利用となっており、
 合計すると79.5%の人が移動端末でのインターネット利用となっています。
 これもうユビキタス社会到来といっても過言ではありませんね。

2.ロングテール(恐竜の尻尾)現象
 パレートの法則(例:80%の利益は20%の取引先から生まれる)と相反する現
 象がインターネット販売では実現しています。下位80%の顧客から相当数の利益
 が発生するというものです。縦軸に商品の売上数、横軸に売上が上位からの商品を
 並べると恐竜のシルエットのように見えることから、下位80%を尻尾の部分にな
 ぞらえて、この名前がつきました。(白書では直接触れていませんが、ネット書籍
 販売のアマゾン社自身の発表はさらに衝撃的なものでした。上位13万番目以降!
 の、通常店頭に並ばないような不人気商品の売上がアマゾン売上全体の1/3を構
 成するというものです。これは普通では不良在庫の烙印を押される商品がアマゾン
 では大変な価値を生んでいるという事です。)

3.Web2.0
 何か特定技術の名称ではありません。いっきに利用者が拡大されたインターネット
 社会で現在の「潮流」を総称したような言葉です。以下の2点に代表されます。

 ・利用者参加
   ブログのような「個人の日記」的なサイトや、ウィキペディアのようなフリー
   百貨辞典にみられる、「利用者の参加型」が顕著になっています。今までは情
   報の受け手だった大多数の人たちが、情報の発信者に変わってきたのです。
   先程のアマゾンによるロングテール現象も、読者による書評が一役買っていま
   す。(私も書評を見てから本を買うようになりました)
   また近頃ではSNSとよばれる、コミュニティ型のインターネットサービスに
   も人気が集まっているようです。

 ・オープン志向
   自社のデータベースを開放し、利用者が自由に使用できるようにします。それ
   により、利用者自身がより良い「利用方法」を生み出す効果があります。アマ
   ゾンや、検索エンジンで一世を風靡したGoogleなどがこの分野に先行し
   ている感があります。今までは「会社の財産」を公開するなどとんでもない事
   という常識でしたが、ここにも新しい解釈が成り立つようです。

 いかがでしたか?かなりかいつまんだ内容にしたので、少し物足りないかもしれま
せんね。

 これらの「新常識」の中にも、セキュリティ対策やら「質」の問題、著作権など、
今後の課題も多いようです。

 しかし、さらなる大変化はこれから起こるとの予想もあり、この仮想世界がどこに
向かうのか?全く予断を許しません。

 私たちも少しでも皆様のお役に立てるよう、これからもより一層「新常識」を勉強
していきたいと思います。

                                  (井関)

参考HP
・総務省 白書・報告書 http://www.soumu.go.jp/menu_05/hakusyo/index.html
・アマゾンドットコム http://www.amazon.co.jp/
・ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/
・グーグル http://www.google.co.jp/

オフィスソフトの動向とWordの便利機能

8月 01

皆さまこんにちは。駒大三連覇の夢が途絶えるのと一緒に気持ち的には夏も終わった感があったのですが、どうにもこうにも暑く寝苦しい夜が続き、電気店のエアコンコーナーへ行っては、「どうせ後何日かだ。。。」と自分に言い聞かせて帰ってくるという日々を過ごしていた私です。とはいえそろそろ日中は暑くても朝夕はガラッと冷えるという季節になってくると思います。体調管理に気をつけてなくてはいけませんね。

 ガラッと変わると言えば日々使用しているパソコンの環境も、もう直ぐ新しいものが登場してきます。6月号で紹介いたしましたブラウザ〝IE7〟をはじめ、OSは〝Windows Vista〟、Officeソフトは〝Microsoft Office 2007〟と既存環境の後継が次々と登場してきます。そんな中、今回はオフィスソフトについてのこれからの動向とWordの便利機能の紹介を行いたいと思います。
Excelは弊社への問い合わせも多く、また皆さまにも使い込んでいらっしゃると思いますが、Wordの機能についてはあまり問い合わせをいただいたことがありません。そこであえて私が特に「便利だな~」と感じているWord機能を紹介したいと思います。

 オフィスソフトについての動向と言うのは、マイクロソフト社のオフィスに製品のことだけではありません。今までWindowsパソコンを使用しているユーザーのほとんどのオフィス製品はマイクロソフト社のオフィスでしたが、それとは異なった発想、アプローチの製品が近い将来登場してきそうです。

Googleが提供を予定している「Writely」というワープロソフトがあります。このソフトの今までのオフィス製品との大きな違いは〝Webブラウザだけで利用できる〟という点です。クライアントへソフトのインストールは必要ありません。現在はまだ英語のBeta版ですが、http://www.writely.com/にアクセスし、ユーザー登録することにより使用することができます。Webブラウザ上での作業ですが、右クリックをするとインターネットエクスプローラーのメニューではなく、ワープロソフト独自のメニューが表示されて編集することが可能です。作成したデータはインターネットのサーバー上に保存され、インターネットに接続できるパソコンさえあれば、どこででも自分の文書を作成、編集することができます。また、そのサイトでの広告収入をメインとし、一般ユーザーには無償提供、企業用に有償版を検討しているという提供形態も今までのものとは大きく異なるところです。
保存先がネット上のサーバー限定ということになれば、セキュリティの関係上からも企業ユーザーの利用はあまり考えられませんが、そのあたりが改善されると、低価格で手軽な環境でのワープロソフト利用が実現するかもしれません。

表計算ソフトではTrimPathが提供している「NumSum」というソフトがあります。このソフトもBeta版で速度的な問題等、まだまだ課題はありますが、表計算ならではの合計の計算、グラフの作成、セルの結合などが可能です。Http://numsum.com/にアクセスし、ユーザー登録後ログインすることにより使用することができます。

このように新しい形でのオフィスソフトが登場しつつあるなか、マイクロソフト社も来年の1月にOffice2007を発売します。Office2007のコンセプトは従来どおり、高機能化と使い易さ、また他のオフィス製品との連携のしやすさにあります。その中でも最初に驚く変化はユーザー・インターフェース(機能メニュー)の一新です。マイクロソフト社が「結果指向」と呼んでいる新たなユーザー・インターフェースはメニューアイコンにカーソルを置くだけでそのメニューの実行結果をプレビュー表示する機能や、ユーザーの作業を先読みして必要なメニューを表示したりします。プルダウンメニューはなくなり、そこにタブ形式のメニューが配置され、選択されたメニュータブの中に該当する機能のアイコンが配置されるようになります。
私が見た限り、あまりにも変わりすぎていて、現時点で使いやすいのか、使いづらいのか何とも言えませんが、「慣れるまで大変そう」と言った感想を持ちました。

Office2007の早期評価を行い方はBeta版が提供されていますので、利用してみてください。ただしBeta版のダウンロードは7月中に終了してしまいましたので、ご自分のパソコンに評価環境を作りたい場合は、CDまたはDVDでの郵送(有償)で入手するか、雑誌等の付録として入手しなくてはいけません。評価環境を自分のパソコンに作成しなくてもよいという場合はインターネット上のテストドライブにアクセスすることにより評価することが可能です。以下にその手順を紹介いたします。

【Office2007 のテストドライブを起動する方法】
 1.インターネットエクスプローラーを右クリックしプロパティを開きます。
 2.セキュリティタブをクリックしWebコンテンツのゾーンからインターネット選択して下の[レベルのカスタマイズ]ボタンを押します。
 3.[ActiveXコントロールとプラグイン]の中の[未署名のActiveXコントロールのダウンロード]という項目の設定を「ダイアログを表示する」に変更して[OK]を2回押して画面を閉じます。
 4.Http://www.microsoft.com/japan/office/preview/beta/testdrive.mspxにアクセスします。
 5.[Microsoft Office の試用版を試す]をクリックします。
6.新しいウインドウが開きますので[Citrixブラウザ プラグインをロードする]という表示をクリックします。
7.文字化けした場合はプルダウンメニュー[表示]-[エンコード]の中の[自動選択]にチェックを入れてください。
8.セキュリティ保護の警告が表示されますのでクリックして [ActiveXコントロールのインストール]を選択してインストールを続行します。
9.セキュリティ警告のウインドウが表示されるので[インストールする]ボタンをクリックします。
 10.インストールが終了したら[次へ]ボタンをクリックします。
 11.ネットワークの確認が成功すると[登録する]ボタンが表示されるのでクリックします。
 12.「Windows Live ID」を持っている方はサインインを行います。持っていない方は[今すぐ登録]ボタンを押して登録を行ってください。
 13.アンケート画面が表示されますので、軽い気持ちでお答えください。
 14.新規登録した場合は登録したメールアドレスにBeta版Office起動の続きのステップが記述されたメールが送信されてきますので、そのメールのリンクをクリックします。
既に登録されている方はアンケート回答後に[テスト ドライブ起動する]というボタンが表示されますのでクリックします。
 15.新しいウインドウが起動してOffice2007を体験することができます。
 16.3で変更したセキュリティ設定を元に戻してください。

ご覧いただくとお分かりになると思いますが、メニューがまるっきり違うことに驚かされます。現時点で直感的に「使いやすく効率が良くなるな」と感じたのは、WordでもExcelでも文字やセルを右クリックすると、フォントの種類や大きさ、色や罫線などのメニューがマウスカーソルの直ぐそばに表示される機能です。今までフォント変更やセルに色をつける場合などはマウスの移動が多かったのですが、この機能により大幅に軽減されそうです。

 当初今回のニュースは全て新機能の紹介と思っていたのですが、Office2007はまだ少し先の話ですので、話の内容が急展開で申し訳ございませんが、今すぐに使えるWordの便利機能も少しご紹介したいと思います。

【定型的な文章の入力に定型句を使う】
会社情報や手紙の挨拶文など、決まったことを何度もその都度入力するのは面倒かと思います。このような決まった文言を登録しておけば、入力の手間が省けて便利です。IMEの単語登録機能と似ていますが、単語登録機能ですと、1行1行入力して変換を行わなくてはいけません。Word の定型句を使えば、複数行にまたがる文字列やグラフィックなどを登録しておくことができます。定型句を登録するには、次の操作を行います。

1.定型句として登録する文字列またはグラフィックを選択します(定型句と一緒に段落書式も保存するには、末尾の段落記号も含めて選択します)。
2.[挿入]-[定型句]を選択し、[定型句]をクリックします。
3.選択した文字列が[プレビュー]ボックスに表示され、[定型句の登録名]に選択した文字列の先頭が表示されますのでわかりやすい登録名を入力し[追加]ボタンを押します。
4.定型句を挿入するには、文書内で、先ほど登録した定型句の登録名を入力します。
5.定型句がポップアップで表示されますの[Enter]キーまたは[F3]キーを押します。(定型句を挿入しない場合は、そのまま入力を続けてください。)

【印刷プレビューで文書を編集する】
作成した文書を印刷プレビューで表示しているときに、画像の位置や、改行の位置など修正が必要な箇所を見つけてしまった場合にプレビューを閉じずにそのまま編集を行うことができます。
  1.[印刷プレビュー]を実行し、文書を確認します。通常プレビュー時のアイコンは虫眼鏡マークになっており、プレビュー画面の拡大、縮小ができる状態になっています。
2.編集したい部分をクリックして拡大表示を行い、[印刷プレビュー]ツールバーの プリンタマーク横の[拡大]ボタンをクリックします。
3.マウスポインタが虫眼鏡の形から編集時の|型ポインタに変わり、文書を変更することできます。
  4.編集が終わりましたら再度[拡大]ボタンを押すことによりプレビュー画面に戻ることができます。

【アルファベットの大文字/小文字を簡単に切り替える】
英文字の入力しているときに先頭の英文字が大文字に自動変換されたり、先頭文字を大文字にするところ小文字で入力してしまったりといったことがあるかと思います。そのような時はこの機能を使うと、文字を入力し直す手間が省けて便利です。

1.大文字/小文字を切り替えたい英文字列上にカーソルを持っていき、[Shift+F3]キーを押します。[Shift]キーを押しながら[F3]キーを押すたびに、先頭大文字 ⇒ すべて大文字 ⇒ すべて小文字の順にトグル式で切り替わります。

【隣り合わない複数の文字列を選択する】
 隣り合わない文字列や、複数の見出しを選択しておいて一度の作業で書式等を変更したいという場面も多いかと思います。
1.[Ctrl]キーを押しながらドラッグを行い隣り合わない文字列の選択をします。
2.全ての範囲を選択しましたら書式設定などの操作を行います。

【文書に透かし文字などを追加する】
透かしとは、本文の後ろに薄くぼんやり見せる文字列や図のことで、会社のロゴや〝社外秘〟などの文字列を透かしとして追加すると、より印象的な文書を作成することができます。
  1.[書式]-[背景]を選択し、[透かし]をクリックします。
  2.図を透かしとして挿入するには、[図]をチェックし、[図の選択]をクリック後、目的の図を選択して[挿入]をクリックします。文字列を透かしとして挿入するには、[テキスト]をクリックし、[テキスト]ボックスに透かしで入れたい文字列を入力し必要に応じて色などの設定を行い[適用]をクリックします。

【ブックマークを使って長い文書内を簡単に移動する】
長い文書を作成して作業している場合は、目的の情報がどこにあるのか探すのが大変になってきます。こんなときは、ブックマーク使用して目的の情報まで簡単にカーソルを移動することができます。
1.文書内でブックマークを追加する位置をクリックします。
2.[挿入]-[ブックマーク]をクリックします。
3.[ブックマーク]ダイアログボックスが表示されますので、ブックマーク名を入力して[追加]をクリックします。
4.ブックマークの位置に移動するには[F5]キーを押して[検索と置換]ダイアログボックスを表示します。
5.[ジャンプ]タブをクリックし、[移動先]で[ブックマーク]を選択し、右に表示される[ブックマーク名]ボックスからジャンプしたいブックマーク名を選択して[ジャンプ]ボタンをクリックします。

【貼り付けた写真などの位置を微調整する】
文書に配置した写真などの図は矢印キーで移動できますが、通常はグリッド間隔で移動するため思った位置に合ってくれない場合があります。グリッド線に関係なく、図を細かく移動したい場合は[Ctrl]キーを押しながら矢印キーを押すことにより細かな位置移動が可能です。 ただしこの機能を使用するには図の[書式設定]ダイアログ内の[レイアウト]タブで[行内]以外の配置が選択されていないと移動しませんのでご注意ください。

【1枚の用紙に複数ページ印刷する】
通常は1枚の紙に1ページ印刷すると思いますが、複数ページを1枚の用紙に印刷する方法がありますので最後に紹介いたします。私的には小さく印刷して手帳に貼りたいときや、プレゼンのカンペの印刷等に重宝しています。
1.[ファイル]-[印刷]をクリックして印刷ダイアログボックスを開きます。
  2.右下の[拡大/縮小]欄にある[1枚あたりのページ数]に出力したいページ数を選択します。

 いかがでしょうか。新バージョンのOfficeもいいですが、まだまだ知らない便利機能があったのではないでしょうか。ここでご紹介した機能は皆さんが使用されているOfficeのバージョンによって実行可能なものと可能でない物があります。現時点での最新バージョンのOffice2003を使いのお客様は全ての機能が可能ですので是非お試しください。

(Black Knight)

Windowsの動作はメモリ設定に大きく依存

7月 01

少々古い話ですが、サッカーのワールドカップドイツ大会はイタリアの4回目の優勝で幕を閉じました。3大会連続出場となった日本は予選リーグで2敗1分と決勝トーナメントに進出できず、世界のトップレベルとはかなりの実力差・精神力の差を思い知らされました。
“にわかサッカー評論家”の私の眼からして、決勝トーナメントに残ったチームには技術面・精神面での差が殆ど感じられず、逆にわが国は、その進化から取り残されているようにさえ思えました。
 これからの4年間にオシム体制でどこまでこの差を縮められるのだろうか?ましてや次のワールドカップ南アフリカ大会に出場できるのだろうか?
“Jリーグ”、”協会”、”代表スタッフ”が【スクラム】を組んで真剣に取り組まなければなかなか超えることの出来ない大きな壁であるような気がします。

 さて、パソコンを快適に利用するうえでもこの【スクラム】の考え方は存在します。”CPU”・”ハードディスク”・”メモリ”この3つが【スクラム】を組んで、かみあわなければどんなに最新の高速CPU搭載パソコンを購入してもその力を発揮することはできません。
 そこで今月は”Windowsの動作はメモリ設定に大きく依存”するということに着目し、メモリを効率よく使うための”テクニック”を紹介していこうと思います。自分が使っているパソコンの大幅なパフォーマンスアップとシステムの最適化に少しでも参考にしてもらえればと思います。

 Windowsにおけるデータ処理の殆どはメモリ上で行われます。ハードディスクに保存されているアプリケーションやデータをいったんメモリに保持し読み込まれたデータはCPUに送られ、そこで処理が行われることになります。つまり搭載されているメモリ容量が多ければ多いほど一度に扱えるデータ量が増え、その分システムのパフォーマンスもアップするということになります。ただし、使用しているパソコンの拡張性が乏しいなどの事情でメモリを増設できなかったり、やみくもに増設したところで必ずしもそれだけの効果が得られるとは限りません。
 まずはパソコンに搭載されているメモリ容量を確認しましょう。
  ①<マイコンピュータ>アイコンを右クリック
  ②<プロパティ>を選択
  ③<システムのプロパティ>ウィンドウの<全般>タブの下 ”### MB RAM”
この”### MB RAM”がメモリ容量となります。ただし、ここで示されている数値は実際の搭載メモリ容量よりも若干少ないことがあります。これはグラフィックシステム(画面表示)がメモリの一部をビデオメモリとして使うことがあるためです。
 次に搭載しているメモリ容量が解ったのでそれが十分なのか<タスクマネージャ>を使って実態調査を行いたいと思います。
  ①<Ctrl>+<Shift>+<Esc>キーを同時に押して<タスクマネージャ>を起動
  ②<パフォーマンス>タブを選択
  ③<コミットチャージ>セクションの<合計>の値をチェック
  ④<物理メモリ>セクションの<合計>の値をチェック
コミットチャージ合計(③)が物理メモリ合計(④)の値より大きいとハードディスク内に設けられた予備のメモリ領域(仮想メモリ)へのアクセスが多発していることになるためパソコンのパフォーマンスが低下します。よってメモリの増設を検討した方がよいでしょう。
 メモリがパソコンのパフォーマンス向上のカギであることはすでに述べましたが、メモリを有効活用するための考え方として『メモリを節約する』というアプローチが挙げられます。システムの不要な機能をオフにしてメモリに読み込まれるデータ量を減らしメインの作業=アプリケーションでより多くのメモリを使えるようにするテクニックを紹介しましょう。
  ①【余計なアプリは終了する】
 デスクトップ上にアイコンを数多く配置していると、メモリをその分消費
してしまいます。また、アプリケーションが起動している場合もメモリの
空き領域が減ってしまう為使わないものは終了するくせをつけましょう。
  ②【テーマを省エネ設定に】
デスクトップ上の何もないところを右クリックして<画面のプロパティ>
を表示し<テーマ>タブの<テーマ>を<Windowsクラシック>にする。
  ③【壁紙とアクティブデスクトップを非表示に】
 ②で開いた<画面のプロパティ>の<デスクトップ>タブで<背景>を<
なし>に設定して壁紙を非表示にする。さらに<デスクトップのカスタマ
イズ>ボタンを押して<Web>タブで<Webページ>欄の項目をすべてオフ
にする。②③共に行うと画面の表示内容(ビジュアル面)が寂しくなっち
ゃいます・・・
  ④【効果をオフに】
     ②で開いた<画面のプロパティ>の<デザイン>タブの<効果>ボタンを
クリック。表示されたダイアログですべてのチェックをオフにする。次に
<マイコンピュータ>アイコンを右クリックして<プロパティ>を選択<
詳細設定>タブの<パフォーマンス>セクションの<設定>ボタンをクリ
ックし<視覚効果>タブで<パフォーマンスを優先する>にチェックを入
れる。これにより視覚効果がすべてオフになります。
  ⑤【タスクを非表示に】
 任意のフォルダを開き<ツール>メニューの<フォルダオプション>を選
択して<全般>タブで<従来のWindowsフォルダを使う>にチェックを入
れる。これによりかなりメモリ領域は確保できるのでお勧め設定です。
  ⑥【時刻の同期をオフに】
 <コントロールパネル>の<日付、時刻>を選択して<インターネット時
刻>タブを開きます。<自動的にインターネット時刻サーバーと同期する
>のチェックをオフにします。この機能はうまく動かないケースが多いの
でオフにしても差し支えないでしょう。
  ⑦【不要なフォントを整理する】
 <コントロールパネル>の<フォント>を選択して不要と判断できたフォ
ントアイコンを別のフォルダに移動しましょう。ただし以下のフォントは
移動しないでください。
      Ⅰ)デザインが赤の『A』フォント
 Windowsのタイトルバーなどシステムが標準で利用するフォント
  Ⅱ)フォント名が『MS』ではじまるフォント
  Ⅲ)フォント名が『Marlett』
 Windows98環境に用意されており移動するとウィンドウの▼や□
         ×などのボタン表示が乱れます
     上記フォント以外で使用していないフォントを移動することでシステム起
動時にメモリに読み込まれるフォント量(情報)が変わります。
  ⑧【ウィンドウを安定化させる】(※メモリは逆に使用します)
 任意のフォルダを開き<ツール>メニューの<フォルダオプション>を選
択して<表示>タブの<詳細設定>一覧から<別のプロセスでフォルダウ
ィンドウを開く>という設定項目にチェックを入れます。これによりフォ
ルダウィンドウがそれぞれ別のメモリ領域で管理されるためシステムが安
定稼動(フリーズなどが起きにくい)しますがメモリを消費します。どう
してもメモリを節約したい場合はチェックをはずしてください。デメリッ
トとしてひとつのウィンドウに不具合が生じた場合、連鎖的にほかのウィ
ンドウも強制終了してしまう恐れがあります。ちなみに私はチェックを付
けて運用する方をお勧めします。

 以上、自分でできる簡単なメモリテクニックを紹介させていただきました。現状、お勧め搭載メモリは最低でも512MB、画像などを取り扱う場合は1GBは欲しいところです。メモリも安くなって512MB増設の場合でも 8,000円前後で購入することが可能です。今回、説明した内容の他にヒープ領域(リソース関連のエラーが発生した時に使用する領域)を増やしたり、キーボードのバッファサイズを増やすなどの複雑な設定(Windowsサービス・レジストリ の設定)を行うことでパフォーマンスを上げる方法などもあります。
自分のパソコンの処理スピードに疑問がある方や増設を検討中の方は弊社へご一報下さい。専門スタッフによるアドバイス・設定を行うことで、今お使いのパソコンをさらに快適に使えるようチューニングすることが可能かもしれません♪♪
                    (Nao)

進化するブラウザーソフト

6月 01

皆さん、こんにちは。今年4月に入社致しました私が今月のニュースを担当させて頂
きます。そこで少し自己紹介をさせて頂きます。現在はまだ外回りなどをしていない
為お客様と触れ合うことはないのですが電話をして頂いた時に初めにでるのが私、竹
中です。まだ電話をとるのも覚束無い感じなのですが一生懸命やらせて頂いています
。ニュースも雑文とは思いますが皆様にわかりやすくお伝えできるように頑張ります
のでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

っということで話は大きく変わりますが、ワールドカップものこりわずかになってき
ましたね。サッカー好きの私としてはこの1ヶ月間がとても辛いものです・・・私と
一緒で夜遅くまでワールドカップを見るという方も多いのではないのでしょうか。ま
たサッカー好きなら全試合見たい!!というのが本音ですよね。英国では全試合を無
料でインターネット上で配信しているようです!羨ましい限りです。
ま~余談はこの辺で終わらせて、突然ですがみなさん、インターネットを見るための
ソフトはご存知ですか?「馬鹿にしてるのかっ!!」という声も聞こえてきそうです
が本日はインターネットを見るソフト=ブラウザーソフトに焦点を合わせてお話をし
ていきます。最近マイクロソフト社から新しいブラウザーが配信されました。みなさ
んはご存知でしたか?インターネットエクスプローラ7Beta2というブラウザーソフト
です。近年ではIE6「インターネットエクスプローラ6」が主流ですがこれからはIE7
が主流になっていくのでどのような機能、メリットがあるのかという事をご説明させ
て頂きます。それではIE7の新機能をご紹介していきたいと思います。

◆タブブラウザー機能

このタブブラウザーという機能は、複数のサイトをブラウザー1つに集約する機能で
す。タブを押すだけで表示するサイトを切り替えることができてしまうんです。従来
であればサイトにアクセスすると新しいウィンドウが開いてしまい閉じるのも面倒で
した。また画面上にブラウザーウィンドウがあふれ返り、操作が面倒って事も多々あ
りました。それが面倒で「パソコンなんて嫌いっ」という方もいると思います。そん
な悩みを解消してくれる機能が「タブブラウザー」です。タブブラウザーの機能によ
って複数のサイトを行き来する際の手間も大幅に改善するものとなりました。

◆フィッシング詐欺対策機能!!

「フィッシング詐欺」聞いたことはあるけど詳しい内容まではわからないという方も
いると思いますが、簡単に言えばネット上の詐欺行為です。以前のコラムでもご紹介
していますが念の為にフィッシング詐欺についてもう一度お勉強しましょう。

・フィッシング詐欺とは?
本物そっくりの偽メールや偽サイト(クレジット会社等)を使いユーザーを騙しクレ
ッジトカードの番号やパスワードを盗みとる詐欺の一種です。こんなに買い物をした
覚えはないのに多額の請求がきている時、そんなときはフィッシング詐欺に騙されて
いる可能性があります。

・フィッシング詐欺のおもな流れ

1.ユーザーにメールを送りつける。
2.メールに添付させたURLをクリックさせ偽装したサイトへと誘導。 
3.クレジットカード情報を盗み取り、カードを作成し悪用。

こんな手順でフィッシング詐欺は行われます。なんとなくですがわかって頂けました
でしょうか?少し不安になった方もいると思います。そこでフィッシング詐欺の対策
としてIE7が一役かってくれます!!IE7には「マイクロソフトフィッシングフィルタ
ー」という機能が備わっています。そもそも「マイクロソフトフィッシングフィルタ
ー」って???さきほども説明しましたが、オンラインバンキングやクレジットカー
ド会社のサイトを偽装して、ユーザーのIDやパスワードを盗むというのがフィッシン
グ詐欺でしたね。その詐欺を防いでくれる機能が「フィッシングフィルター」なんで
す。どのように防いでくれるのか?という疑問をもたれる方もいると思います。マイ
クロソフト側で用意している、フィッシングサイトのリストとユーザーがアクセスし
ているサイトを照合しその危険度を表示してくれるのです。安全なサイトには青色の
アイコンが表示され危険が高いサイトには黄色、赤色のアイコンが表示されます。ま
た明らかにフィッシング詐欺サイトと判定されればアクセスをブロックする為、フィ
ッシング詐欺にかかる心配もなくなるわけです。

◆Webページをはみ出さずに印刷

Webページをはみ出さずに印刷?そのままの意味なんです!!今までWEBページを印刷
してうまく1枚の用紙に入りきらず右端が途切れてしまうということも多々あったと
思うのですが、「Shirink To Fit」というぴったり印刷機能がIE7には備わっている
のです。以前であれば【ファイル】メニューの【ページ設定】で余白の調整が必要で
した。その際OutlookExpressのメールの余白幅も同時に変更されてしまい使い勝手が
悪かったのですがIE7ではWEBページを自動で縮小して印刷してくれるのでそんな心配
もありません。印刷用紙の削減にも繋がりますので経済的でとても便利な機能になっ
ています。

◆RSS情報読取機能

聞きなれない横文字がでてきたと思っている方が大半ではないでしょか。RSS・・・
「何だそれは?」そのリアクションは大正解です。そんな横文字ですが一つの知識と
して頭の片隅にでも入れて頂ければ今後の「インターネットライフ」に大きく役立ち
ます。

・RSSとは・・・?
簡略化してしまえばサイトの更新情報を統一的な方法で効率的に把握することができ
る機能です。現在、頭に?マークが出ている方がいると思うので例をだしてお話をし
ていきます。例えば、パソコンの調子が悪くなりそろそろ買い換えようと思ってる人
がいるとします。あちこちのお店に出かけて値段を比べてみたり新しいものが入った
かチェックをしにいくと思うのですが・・・実際はとても面倒です。時々こう思うこ
とはありませんか?店員さんに「値段の安いもの、新しい商品が入ったら連絡して」
っと言いたくなる時ありませんか?今の話をインターネットの世界に置き換えて見ま
しょう。必ず一人一つは自分のお気に入りのサイトがあると思います。ニュースやス
ポーツ情報など更新が目まぐるしいサイト、いつ更新されているかわからないサイト
。どちらにせよアクセスしなければ更新されているかわからない、またアクセスして
も更新されていないという事も多々あると思います。そんな事を解消してくれるのが
「RSS」なんです!!RSSを利用することによっていちいちサイトをチェックすること
なく自動的に更新された情報を知らせてくれるのです。知らせ方も多種多様です。メ
ールをしながら更新された情報があるとポップアップで知らせてくれたり、デスクト
ップ上にテロップとして情報が流れてきたりとさまざまな方法で知らせてくれます。
また自分のスタイルに合わせた形で情報収集ができるのでとても利便性が高いものに
なりました。

このようなすばらしい機能がIE7には備えられているのです!!少しは興味をもって
頂けたでしょうか?まだIE7はBeta2版なので完全とは言えませんが、とても便利な
機能が増えました。製品版は今年の後半に公開予定とされています。ここまではIE
7を褒め称えてきたのですが実際私が利用してみて思ったことを述べさせて頂きます
。IE6に比べて多少重たくなったような気がします。また他のアプリケーションソフ
トとの互換性も合わないものもあるので現状ではお勧めすることはできないのですが
製品版になればこれらも改善されますので問題はないです。注意点もあるのですが
IE7はXP,Windows2003sever,次期にでるVistaにしか対応しないようです。もしIE7に
興味があるのならパソコンの買い替えもいいかもしれませんね。そんな時には是非
、弊社にご連絡を頂ければと思います。ご連絡お待ちしております。

今年のワールドカップもブラジルが優勝という声もありますが私は初出場のウクライ
ナを応援します!!7/9日までは眠れない日々が続きそうです・・・

※「現在はBeta2版(試験用)の為、不具合なども生じている用です。またBeta3版が
  8月に配信される予定です。IE7にバージョンアップをなさる際には製品版にな
  ってからご利用して頂くのがよろしいかと思います」

                                  (Jun)

ダ・ヴィンチ・コード

5月 01

最近ダ・ヴィンチ・コードというトム・ハンクス主演の映画が公開されました。
皆様は既に見に行きましたか?
私、実は「まだみていません」皆様からのお仕事優先ですからネ。
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モナ・リザの中に暗号が!!など暗号という言葉が沢山出てきていますが、ここはソフ
トウェア・コンサルタンツ。
コンピュータの暗号について少々お話を。

まず、「なぜ暗号化?」と、いいますと答えは簡単「当事者以外に見られたくない」
からなんですね。
もともとコンピュータは軍事から来ているもの。国家機密であったり重要文章であっ
たり浮気の手紙であったり。それは見られたくないものばかりです。

「そんなもの携帯のようにカミサンに見られないようにパスワードをかければいいじ
ゃないか」と思われるかもしれません。
もちろん大半はこれでカバーできます。もちろんパスワードは重要です。

入口と出口のパソコンはパスワードで守られます。最近だと指紋認証なんていうのも
あります。コマーシャルでもやってますよね。
特にノートパソコンだと必須ではないのでしょうか?例えば盗難にあって機密情報が
ながれるパターンがあります。ノートパソコンは軽いので可能性はありますね。

●それではなぜ「暗号化」なのでしょうか。

実は通信中のデータというのは他の人に傍受される可能性があるのです。傍受される
どころか「改ざん」される可能性もあります。
例えば「あの件300万で発注いたします」を「あの件はキャンセルいたします」と改
ざんされるわけですね。

メールの流れをアウトルックエキスプレスを例にとって簡単に御説明いたします。

1.まずアウトルックエキスプレスでメールを送信すると「SMTPサーバー」というとこ
ろにメールが送られます。このSMTPサーバーのアドレスが間違っている場合は「その
ような送信サーバーはありません」などとエラーが出てきます。

2.次にそのSMTPサーバーはメールの「@」より後のアドレスを探します。
Home@sc-ltd.co.jpの場合は「sc-ltd.co.jp」ですね。
ここが間違っている場合は「そんなサーバーありません」とエラーが出てきます。

3.ついに相手のメールサーバーに届きました。相手のメールサーバーは「home」とい
う箱があるかどうかを確認いたします。
相手のメールサーバーによりますが、無い場合は「そのように人はいません」と送り
主に送ることもありますし、迷惑メールということでゴミ箱に捨てる可能性もありま
す。

4.相手の方はそのメールサーバーからメールを取り出します。

この用にメールはいくつかの経路をたどって到着するのですが、どこで傍受・改ざん
されるかわらないのです。
そこで「暗号化」合鍵や「私からのデータはこのカギを使ってあけてね」ということ
なのです。

基本的にカギがないと中身は何が書いてあるかわかりません。しかしそれでも悪さで
改ざんしようとする人もいるかも知れません。
そのときはカギが逆に「この文章どこか改ざんされているよ」とわかります。

●メールだけではない暗号化
皆さん大体はホームページを見るときには「InternetExplorer」を使用していますね
。きちんとこのブラウザも暗号化に対応しております。
[ヘルプ]-[バージョン情報]を見てください「暗号強度128ビット」などと出てくると
思います。

もし「InternetExplorer」のバージョンが低い場合はきちんとバージョンアップしま
しょう。もしWindows95などを使用していてバージョンアップに対応できない場合は
、次のパソコン購入も考えましょう。

ホームページでの暗号化で身近な例としては「ネットショッピング」が挙げられます
。ネットショップの場合クレジットカード情報はもちろん購入情報や個人情報なども
インターネット上に流れます。

そこで簡単な確認をしましょう。個人情報やカードの情報を入力する場合の「アドレ
ス」を必ず見てください。
Https で始まっていたら大丈夫「セキュア」に守られています。

●そして楽だけど一番怖い無線LANについて
最近、やっかいなケーブルの取り回しなどの楽さのため、弊社のお客さまでもドンド
ン無線LANを導入し始めています。
また、御家庭でも家庭の雰囲気に合わないあのLANケーブルをなくしたいとメーカー
でも無線LANを推し始めています。

でも、きちんと設定しないと一番怖いことになるのも無線LANなのです。

一度、私がお客様の無線LAN設置をしたときのことですがアクセスポイントを設置し
ていないのにアクセスポイントが見え、しかもインターネットが出来てしまうのです

たぶん別階の企業だと思うのですが、企業情報危ないですよね。

「いやー家のパソコンに盗まれるものは入っていないよ^-^」
「みられても大丈夫さ^-^」

ただし、これが一番怖いのです。

世の中のハッカーと呼ばれる人たちは、家のパソコンに入っている年賀状データやお
小遣い表には興味はありません。
もっと凄い情報が欲しいのです。
そこで、自分の居場所を判らなくするする必要があります。

基本的にインターネットに接続するとプロバイダからIPアドレスという世界で唯一
の番号をもらいます。
そして、ホームページを見たり、書き込んだりするとその番号が書き込まれるように
なっています。
おかげで例えば「小学校をターゲットにした脅迫」する書き込みをした犯人等が判る
のです。

では、ハッカーはどうするかというと人のネットワークから進入してあたかもその「
企業」や「家庭」から書き込んだり情報を盗んだように見せかけるのです。

電波が道路まで漏れているなら、敷地に入ることなく無線LANを盗用できます。
情報を盗まれることよりも踏み台にされるということを知って下さい。

モチロン最近の無線LANはパソコンとアクセスポイントの間が暗号化されていて、暗
号を解かなければアクセスポイントを使用できないようになっております。

特にご自身で家の無線LANを設定した方はマニュアルの「暗号化」について読んでく
ださい。わからない場合はソフトウェア・コンサルタンツまで御連絡ください。

●やはりパスワードや暗号化だけでは・・。
個人情報や機密情報はやはりパスワードや暗号化だけではモチロンダメです。きちん
とウイルス駆除ソフトを導入し、アップデートを定期的に行わなければいけません。
ある日お客様個人のパソコンを見たときのウイルスの最終更新日をみたら2004年とい
うこともありました。
もちろんWinnyもだめですね。

やはり安全・安心には最新の注意を払いたいものです。

ダ・ヴィンチ・コード
http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/index.html

                                  (たけ)