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Microsoft Office2010発売

7月 29

Microsoftは去年の10月、基本OSであるWindows7を発売しましたが、Officeの新製品

として、2010年6月17日 Microsoft Office2010が発売されました。

Ofiice2010の話は2009年12月号のニュースでもお伝えしましたが、正式に発売され

ましたのでお伝えいたします。

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┃0┃各エディションについて

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まずは今回の各エディションについてです。

http://www.microsoft.com/japan/office/2010/prodinfo/compare-editions.mspx

・個人的にご使用される場合で、Word(文書作成)、Excel(表計算)だけで十分

な場合は、Office Personal

・企業でのご使用で、Power Point(プレゼンテーションソフト)もご使用される

場合は、Home&Business

・Access(データベース)もご使用される場合は、Professional

大きく分けでこの3つの中から選択することになると思います。

他にもボリュームライセンス販売のみでStandardとProfessional Plusのエディ

ションが購入出来ます。

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┃1┃Office2010の注意点

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(1)Office2010 64ビット版について

Windows7の発売で注目を浴びたWindows7(64ビット版)ですが今回のOffice20

10より64ビット版もリリースされました。

Office単体での購入の場合は、DVDに32ビット版と64ビット版のソフトが同梱さ

れており、OSが64ビットの場合はOffice2010の64ビット版をインストールするこ

とで、パフォーマンスの向上(ファイル容量2GB以上の場合)が可能となります。

しかし、アドイン機能などを使用している場合、アドインも64ビット版に対応した

ものが必要になるため、実際は64ビットOSでもOffice2010の32ビット版をインス

トールして使用するのがおすすめです。

(2)プリインストールモデルのプロダクトキーについて

プリインストールモデル(購入時にOffice2010がインストールされている)

については、Office2007までは購入後すぐに使用できたのですが、今回からプリ

インストールモデルでも、初回起動時にプロダクトキー(25桁の英数字)の入力と

ライセンス認証が必要になります。

海外ではOffice2010以前でも上記のようにプリインストールモデルでもプロダク

トキーの入力を行わなくては使用出来ず、今までプロダクトキーの入力を行わなく

て良かったのは日本だけでした。

プロダクトキーについては、再セットアップを行う際などあらためて入力を行うた

め、きちんと保管しておいてください。

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┃2┃新機能について

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新しいの機能のいくつかをご紹介します。

1.スクリーンショットの挿入(Office全般)

WordやPowerpointで資料を作成している際にスクリーンショットを貼り付ける作

業も今回のOffice2010から便利になっています。

各アプリケーションの[挿入]の中に今までなかった[スクリーンショット]という

項目が追加されています。

[スクリーンショット]を選択すると、使用中のアプリケーションの画面が表示され

るので必要なものをクリックすると挿入されます。

各アプリケーションの操作説明書や手順書を作成する際にこの機能は非常に

便利なものです。

http://www.microsoft.com/japan/office/2010/tips/013.mspx

2.同時に共同編集が可能(Word2010)

今までは、サーバ上にあるWordの文書を開いて編集しようとすると、他の誰かが使

用していて編集を行えないなんて経験があったと思います。

Word2010では、それが可能となるようです。

紹介HP(http://www.microsoft.com/japan/office/2010/tips/019.mspx )の内容を

見る限り、文章などの段落単位でロックがかかるようで、他の誰かが編集していな

い段落に関しては編集が可能なようです。

また、自分が編集中の段落に関しても他の人から編集出来ないようになっています。

報告資料作成などでそれぞれが同時に一つのファイルに異なる内容を作成すること

が可能となります。

3.スパークライン(Excel2010)

例えばExcelで各店舗別の売上などをグラフを使用して表示することは今までも可能

でしたが、今回のスパークライン機能は新しく行を追加してそのセルの中で表現する

ことができます。

これによりデータ変化のトレンドがよりわかりやすく表示することが可能となって

います。

定期レポートなどで各数値のトレンドなどを表示するには便利な機能です。

http://www.microsoft.com/japan/office/2010/tips/016.mspx

4.アニメーションのコピー(Power Point2010)

プレゼンテーションを行う際に、良く利用されるアニメーション(タイトルが横

らスライドインするなどの効果)ですが、今まではアニメーションの効果を出した

い箇所1つ1つに設定していましたが、アニメーションのコピー機能が追加されたた

め資料のアニメーションの設定が非常に効率的となりました。

http://www.microsoft.com/japan/office/2010/tips/014.mspx

この他にも下記URLにて、Office全般や各ソフトでの新機能や便利な機能が載って

いますので確認してみてください。

http://www.microsoft.com/japan/office/2010/tips/default.mspx

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┃3┃Web版Office「Office Web Apps」について

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Office2010の発売前から話題になったものとして、Office Web Appsがあります。

これは簡単に説明しますと「Web版のOffice」となります。

Word、Excel、PowerPoint、OneNote の機能をブラウザー上で使用できるように

したものです。

http://www.microsoft.com/japan/office/2010/webapps/default.mspx

ブラウザーからアプリケーションを使用するため各パソコンにソフトをインスト

ールする必要がなく、現在無料でご利用出来ます。

(利用のためにはWindows Live ID(こちらも無料)が必要となります。)

Windows Live IDをお持ちの方はサインインをするとすぐに使用できます。

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┃4┃「Office Web Apps」を実際に使ってみて

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私も実際に使用してみたのですが、ブラウザー上で動くためなのかマウスの右クリ

ックが効かないようになっています。

Excelに関しては、グラフの作成は出来ませんでしたが、簡単な関数の使用などは

問題なく行えました。

使ってみての感想ですが、機能的にはOffice2010と比較すると出来ない事が多い

ため、全てを「Office Web Apps」にするのはまだ現実的ではない印象です。

しかし、PCにインストール不要でブラウザベースでここまでOfficeを使用出来る

ことは、これからの発展に期待できます。

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┃5┃最後に

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仕事柄、お客様からOfficeの操作などのご質問を受けるのですが、Office2007の

際は、インターフェイスなどを含めて大幅な変更だったため、こちらも操作を覚え

るのに非常に苦労しましたが、今回のOffice2010は2007の時のような大幅な変更で

はなく2007のマイナーチェンジのようです。

今後のOfficeは、2007から採用されている「リボン」インターフェイスが中心にな

っていく模様です。

これを機会に、便利な機能も追加された、Office2010とOffice Web Appsに触れて

みてはいかがでしょうか?

(Matsushita)

パソコンでサッカーワールドカップを楽しもう。

6月 30

さて4年に一回のサッカーワールドカップですね。日本中が熱狂して気温と共に熱

い戦いが繰り広げられています。

そこそこのニワカサッカーファンとしては仕事の時間を削りつつ一生懸命観ています

そんな私が今回用意したパソコンならではのワールドカップ楽しみ方を。

残り試合は少ないですが。

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┃1┃Windows7が搭載されたパソコン。

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まずワールドカップを視聴するためにパソコンを用意します。用意するのははWindo

ws7が搭載されたパソコンです。今更WindowsXpやWindowsVistaは購入いたしません。

Windows7です。また、家の色々な場所でテレビを視聴したいと思いノートパソコンです。

どういうパソコンを購入するかということなのですが、仕事用パソコンの選択方法と

個人用パソコンの選択方法は別だと思っています。

仕事用は業務アプリが中心となってコスト重視で選択することが多く、個人用の場合

は性能や使い方重視で選択します。

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┃2┃Windows Media Center

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Windows VistaやXPにもMedia Centerが搭載されたモデルはありますが、残念ながら

地デジには非対応です。

しかしWindows7からはWindows 7 Media Center対応の地上デジタルチューナーカー

ドを搭載することでMedia Centerで地上デジタル放送の視聴や録画ができるんです。

別途視聴用のアプリケーションを起動することなく、Media Centerリモコンでの操作

が可能なので、「パソコンでテレビを見る」事が、とってもシンプルに操作が可能で

す。

このことからもWindows7を購入する理由になると思います。

ちなみに私の家では地デジとスカパー!e2に加入しています。

スカパー!e2はワールドカップが終わるまでということで・・。

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┃3┃TVキャプチャBOX

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次に映像を取り込む装置を購入しました。

「Windows Media Center」で地上・BS・110度CSデジタル対応という、3波対応TVキャ

プチャBOXということでIO-DATA社製のGV-MC7/VZを購入しました。

ここで、結局アンテナからのケーブルをここに取り込まねばならないので見る場所は

限られてきます。

結局様々な場所では視聴できないということになりました。こうなればデスクトップ

の方が良いかもしれません。

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┃4┃良く考えてみると

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ここまでお読みいただくと気づく方もいらっしゃると思われます。

「録画機能付きのテレビを購入したほうがいいのでは?」視聴、録画をするだけであ

れば全くそのとおりかもしれません。

所詮パソコンのモニターの大きさです。楽しみはお父さん一人になる可能性が大きく

家族の同意が得られることは難しいでしょう。

しかし奥様の冷たい視線を浴びてでも、「パソコンで視聴する」と言ったところにこ

の業界にいる人間としてロマンを感じるのです。

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┃5┃より楽しく観ましょう

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みなさんツイッターはご存知でしょうか。

日本語だと「つぶやく」とかなのですが140文字以内で「つぶやき」を投稿し、投稿

ごとに固有のURLが割り当てられるもので、アカウントが必要です。アカウントには

電子メールアドレスがあれば大丈夫です。

「焼肉屋 なう」(いま焼肉屋さんにいます)と適当につぶやいてみたり気になる発言

をしている人に対してフォロー(追跡)してみたり。

最近だと総務大臣のツイッター(http://twitter.com/kharaguchi)などがよく話題に

なったりしますね。

サッカーがらみだと「okachan_sorry」というハッシュタグがついた

(https://twitter.com/search?q=%23okachan_sorry)が最近お気に入りです。

okachan_sorryとは「岡ちゃんソーリー」つまり「岡田監督ゴメンナサイ」というこ

とで前評判の低かったサッカー日本代表の岡田監督に対して「ゴメンナサイ」をす

るハッシュタグです。

こういった具合に気軽なものから政治的なものまで「つぶやき」ができて、人の「つ

ぶやき」を観ることができるのです。

そこでサッカーを観ながら「http://twitter.com/skyperfectv」などでオシム前監督

のつぶやきを観ながら。

これこそパソコンで映像を観ながら、横ではオシム前監督のつぶやきを観るのです。

例えば「【オシム】そろそろデンマークはオールオアナッシングで反撃してくるぞ

」とつぶやいている訳です。

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┃6┃仕事として

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最後は少しだけ、お仕事に役立てそうなお話を。

一般的なマーケティング戦略では、ホームページやコマーシャル広告メディアやを利

用して直接消費者に自社のサービスを宣伝するのが殆どで、勿論そこに力も入れてい

ます。広告費にある程度比例して利益もあると思われます。

そんな事知っているよと思われるかもしれませんが、口伝えや噂などでのマーケティ

ング戦略というのもあり、遠くまで飛ばないが力強いなどと昔授業で習った気もしま

す。

横文字で書くと「バイラルマーケティング」という手法です。「あそこのラーメン屋

おいしいよ」と言った類のものです。

口伝え、噂、つぶやき。

1人に対してつぶやいても効果は薄いですが、Twitterでつぶやくとどのぐらい効果が

有るのでしょうか。最初はつぶやきを聞いてくれる人は少ないでしょう。

「つぶやきがつぶやきを産み」という事になれば力強いマーケティング戦略になる可

能性があると思います。

ホームページを使用しての販売、メールでのマーケティングが飽和状態になってきた

今、次の戦略は「つぶやき」かもしれません。

(TAKE)

現在のトレンド「パソコンの仮想化」

5月 31

いつも弊社ニュースをお読み頂き、まことにありがとうございます。

少しでもお客様の役に立つ情報を発信しようと9年前に始めたサービスなのですが、

皆様からいろいろな感想やアドバイスを頂き、私達にとって貴重な勉強させてもらう

キッカケとなっています。これからもよろしくお願いいたします。

今回は最近話題になっている「パソコンの仮想化」について取り上げてみました。

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┃1┃パソコンの仮想化とは?

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みなさんは1台のパソコンにWindowsのようなOSを1つインストールして使用する

のが普通です。

それに対し、パソコンを仮想化して使用する場合には、以下の手順を踏みます。

1.通常通りパソコンにWindowsをインストールします。

2.仮想化に必要なソフト(後術)を導入し、仮想環境を構築します。

3.仮想環境の中に、WindowsなどのOSをインストールします。

このとき、パソコンに直接インストールするOSを「ホストOS」、仮想環境の中に

インストールするOSを「ゲストOS」と呼びます。

またこれに対応して、パソコンを「物理パソコン」、仮想化したものを「仮想パソ

コン」などと表現して区別したりします。

この「仮想パソコン」を自分のパソコンとして使用する事が、今回のポイントとな

ります。

しかし何故こんなことをするのでしょうか?実はいろいろな理由があります。

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┃2┃仮想化の目的

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いったんパソコンに仮想環境を構築してしまえば、1台のパソコンで複数のゲスト

OSをインストールすることができます。2台以上の役割を簡単に「使い分け」するこ

とが可能になのです。

・仕事とプライベートでパソコン環境を分けたい

・互換性の無いインターネットエクスプローラの別バージョンを使いたい

・新しいアプリケーションの動作テストを行いたい

・ハードウェアがサポートされなくなったWindows98などの古いOSを利用したい

このように「もう一つパソコンがあったら」というケースは案外多いものです。

しかも仮想化したパソコンは、簡単にリセットしたり元の状態に復元出来るため、

ウィルスチェックなどの危険なテスト環境にもうってつけの技術でした。

1台のパソコンでいろいろな環境を使い分けできる、ということが仮想化の主な目

的だったのですが、最近ではこれに留まらずまた別な使い方がうまれてきています。

「パソコンは1台で十分」という方であっても、自分のパソコンをわざわざ仮想化

して使う事例が増えてきたのです。

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┃3┃思わぬメリット

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パソコンを購入するたびに、自分用のチューニングは実は大変な作業ですね。

マイドキュメントやデスクトップにおいたデータ移動はもとよりメールアカウント、

アドレス帳、送受信したメッセージ、追加でインストールしたアプリケーションや、

ブラウザに登録した「お気に入り」、壁紙、スクリーンセーバ・・・・

パソコンの購入をしたいど、こういった環境の再構築にかかる手間ヒマを考えると

どうしても二の足を踏んでしまいませんか?(ちなみに私もその一人です)

そんなときに自分のパソコンが「仮想化した状態」であれば、新しいパソコンに

仮想ホスト環境を作成するだけで「仮想化した自分のパソコン」はとても簡単に移動

が行えます。

さらにこういった特性を生かし、障害発生時のリカバリもスムーズに行う事ができ

ます。仮想環境は簡単に移動が可能なので、普段からバックアップを行っておくと、

万一「物理パソコン」が駄目になった場合でも、すぐに別なパソコンで自分の環境が

再現ができます。

このように「ハードウェアに依存しない」パソコンとして仮想環境を利用するよう

な使い方が近年脚光を浴びてきたのです。

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┃4┃さらなる応用

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またここからもう一歩進み、仮想化したパソコン環境を会社のサーバの中に置いて

会社からも自宅からも同じ仮想パソコンを利用するといったような、高度な使い方ま

でされるようになってきました。

いままで何度かご紹介したリモートデスクトップの技術もあわせて使用するのです

が、今までと異なるのは、「会社の自分のパソコンは電源をONにしなくても良い」と

いう事です。別な言い方をすると、「会社のサーバの中で自分の仮想パソコンはいつ

でも電源が入っている状態」という事になります。

どこにいても「いつものパソコンが使用できる」という便利さは、一度知ってしま

うと病みつきになりそうですね。

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┃5┃仮想化の手順

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仮想環境を構築する際、新品のパソコンと同じで一からセットアップすれば、仮想

化は行えます。しかし、どうせなら「いま使っているパソコンをそのまま仮想化した

い・・・」誰でも考える事は同じで、こういった技術も既に確立されています。

P2V(Physical to Virtual)と呼ばれ、直訳すれば「物理から仮想」です。

この類の専用ソフトウェアによって、みなさんのパソコンは比較的簡単に、そのま

まの状態で仮想化できるようになりました。

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┃6┃仮想化の注意事項

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そうは言っても、やはり仮想化に際していくつかの注意事項があります。

本日のニュースは概要に関してのみのご案内としていますが、下記のポイントだけは

押さえておいてください。

1.仮想化製品は主に2種類

マイクロソフト社製のHyper-Vとヴイエムウエア社製のVMWareがあります。

どちらも一般的な使い方でしたら無料で使用できます。

処理速度や制約事項などが若干異なります。

2.仮想化するライセンスに注意

Windowsもその中に入っているソフトも基本的にはライセンスが必要な商品

です。他のパソコンで使用可能かどうか事前に調査が必要です。

3.仮想化したときに予想されるデメリット

同じパソコンを、通常にインストールして使う場合よりも、仮想化したパソ

コンは速度がやや低下します。

4.動かないソフトがある場合も

仮想化が成功したとして、中で動くアプリケーションによっては仮想環境で

動作しないものがあるかもしれません。高機能ゲームなどCPUパワーをフル

に使用するものは、あまり向かないと思われます。

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┃7┃今後の動向

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既に「仮想化」はコンピュータになくてはならない技術になっています。今回ご案

内した「パソコンの仮想化」だけではなく、各企業に1つ以上はあるサーバも「仮想

化」が盛んに行われるようになってきました。企業の基幹となるサーバにとっても、

障害発生時のリカバリが速くなる、設置スペースを節約できるなど、見逃せないメリ

ットも多いのです。3年後にはサーバの仮想化率が24%になるという予想もIDC社

から発表されました。クラウドコンピューティングと合わせ、私たちのサーバ構築は

また新しい局面を向えたようです。

もし「パソコンの仮想化」、「サーバの仮想化」に興味をもたれた方がいらっしゃ

いましたら、弊社担当までお声をかけてみてください。

既に何社かで導入した実績もありますので、最適なご提案が出来ると思います。

※仮想化技術はWindows独自のものではないのですが、説明をなるべくシンプルに

するため、今回はWindowsを中心としてお話を進めました。

(井関)

スマートフォンって携帯電話と何が違うの?

4月 28

皆さんこんにちは。4月も終わりだというのに、なかなか温かくなりませんね。

桜はゴールデンウィークにちゃんと咲いてくれるのでしょうか。特にお花見を企画し

ているわけではありませんがちょっと気になります。もう一つ最近気になるのは、

選択肢が徐々に広がっているスマートフォン。今回はスマートフォンについて紹介し

たいと思います。

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┃1┃最近よく目にするスマートフォンとは?

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最近スマートフォンという言葉を雑誌などでよく目にするようになりましたが、

スマートフォンとは何でしょう?スマートフォンとは通話機能や通信機能を持ってい

て、スケジュールや個人情報の管理など様々な機能を持っている電話です。

・・・それって皆さんが持っている携帯電話ですよね。

日本で「スマートフォンは高機能な電話」と言ってもまるっきりピンと来ないのは

無理もないことで、携帯電話が登場してから通話だけでなくショートメールが利用で

きるようになり、iモードの登場で通信ができるようになりました。メールも進化し

てEメールと同じように利用できるようになり、Webもフルブラウザで閲覧でき、

デジカメと遜色ないカメラ機能が付き、お金をチャージして電車に乗ったり、コンビ

ニで買い物ができたり。ついにはテレビが見られるようになり、フルハイビジョンの

動画を撮ることができたり。。。

日本の携帯電話は凄い技術力で進化し続けとんでもない高機能を実現しています。

ただその進化は日本の独自技術で進化し続けたので「日本の携帯はガラパゴス化して

いる」と揶揄されるようになりました。

少し前置きが長くなりましたが、現在スマートフォンと呼ばれている携帯と今まで

の携帯電話を比べて何が違うのかを見てみると明確な定義が無いので私の個人的な主

観ですが(最近流行りの用語は定義が曖昧で言葉だけが飛び交っているような気がし

ます。。。)

1.携帯のOSがメーカー独自のもではなく各国で利用されるオープンなものや、

プログラムの開発環境がオープンにされているもの。

2.携帯ブラウザ、フルブラウザの垣根が無く、パソコンと同じ様にフルブラウザ

でインターネットが閲覧できる。

3.無線LANの機能を備えている。

4.携帯電話上で利用するアプリケーションをユーザーが選択できる。

このような機能を備えているのが現在、そして今後販売されるスマートフォンと呼ば

れる携帯電話になります。感覚としてはパソコンに近いものがあります。

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┃2┃今後注目を集めそうなスマートフォンOS

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スマートフォンと言っても何種類かありますので今後注目を集めそうなOSをいくつ

か紹介したいと思います。

・iPhone OS

現在スマートフォンと言って最初に思い浮かぶのはiPhoneだと思います。日本で

はiPhoneが発売されてからスマートフォンという言葉が広まったような感じです

からスマートフォンの代名詞みたいになっています。2008年7月に販売されたの

で日本語対応のアプリケーションもたくさん公開されています。

・Android

Googleが開発した携帯端末用のOSです。先日Docomoから発売されたXperiaにも搭

載されています。無償で提供されていることもあり、今後Androidが搭載された

携帯電話も増えてくると思います。Googleが開発したということもあり、Web上

で提供されているGoogleの各種サービスとの連携が取りやすくなっています。

また、iPhoneと比べるとまだ少ないですが、Androidマーケットでアプリケーシ

ョンの提供も行われています。

・Windows Mobile

Microsoftが携帯端末用に開発したOSで、歴史的には結構古くからあるOSです。

ただ、日本では前項で紹介したようにスマートフォン自体があまり受け入れられ

ていなかったので搭載した機種もほとんどありませんでしたが、今年は

Windows phoneと呼ばれるWindows Mobile 6.5を搭載した携帯電話が多く登場す

ると発表されています。パソコンで稼働しているWindowsとまるっきり同じとい

うわけではありませんが、それなりの互換はありますので、Windowsパソコンと

の親和性は一番高いOSということと、次期バージョンのWindows Phone 7も発表

されましたので、今後、業務と融合させて使う携帯としては私自身一番期待をし

ています。

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┃3┃でもそれなりの覚悟が無いと使えません

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iPhoneのCM等を見ると楽しそうにアプリを動かしていますが、携帯電話の感覚で乗

り換えると大変なことになりますのでご注意ください。ハードウェア絡みの機能から

言いますと、携帯電話にテレビが無いと困るという方、またおサイフケータイの機能

が必須だという方はご注意ください。この二つの機能は基本的にスマートフォンには

ありません。

私は昨年の1月に携帯電話の調子が悪かったのと、その時に販売されていた携帯電

話の機種で欲しいと思うのが無かったのでiPhoneに乗り換えたのですが、電話帳を登

録して機能させるのに約一週間かかりました。その間、古い携帯電話を電話帳代わり

に持ち歩いていました。

今現在はスマートフォンでも各社アドレス帳の移行サービスがあるようですが、

私が購入した時はそんなサービスはなく、ショップでもアドレス帳を簡単に登録する

のはパソコンでデータを入力して携帯電話をケーブルで接続して同期させることだと

言われました。

携帯に登録している情報はパソコンにも登録してありましたし、一応パソコン業界

にいますので同期の設定等は苦に感じませんでしたが、基本的にパソコンに登録して

あるアドレス帳は検索して情報を引き出せばいいという感覚でしたのでそれはそれは

膨大な情報量でした。それに気がついたのは同期が完了した後にアドレス帳を開いた

時で、名刺交換させていただいた全ての方が携帯のアドレス帳に入っていました。そ

れから情報を整理して同期をするという作業を何度か繰り返し、ようやく納得いくア

ドレス帳になりました。

メールを受信できるようにするのも携帯電話とは少し違います。初期のアドレスを

利用したいアドレスに変更するというのは携帯電話でも行いますが、その後でスマー

トフォンに設定をしないと受信することができません。そのあたりも携帯電話ではな

くやはりパソコンの感覚ですので、ハードウェア的な機能をクリアしたとして、

スマートフォンをストレスなく使用するためには

1.メールの設定ができる。

2.無線LANの設定ができる。

3.パソコンにアプリケーションのインストールをしたことがある。

4.パソコンと携帯電話を繋いでデータのやり取りをしたことがある。

の4つ全部に○が付かないと不便に感じると思います。一番のお勧めは携帯電話だと

思わないということです。

ちょっと大袈裟かもしれませんし、そんなこと知らなくても使えているよという意見

もあると思いますが、友人からスマートフォンはどうかという質問をされた時に先の

ハードウェア的機能制限のことと、この4つのことは必ず伝えます。私自身は便利だ

と思っていますが「いや~便利だから絶対に使いな~」という勧め方は間違ってもし

ません。「便利だって言うから替えたのに使い辛くてしょうがない」と恨まれそうで

怖いです。

簡単にではありますが、スマートフォンの概要と私自身の感想を紹介させていただ

きました。最後の方は少々脅しのようになってしまいましたが、それはあくまでも個

人で使用する場合の注意点ということで考えてください。クラウドと称されている

サービスや業務アプリとの融合を考えるとスマートフォンは今後どんどん導入が進む

ツールだと思います。携帯電話を社員へ貸与している企業も多いと思いますが、

今後、電話としてだけでなく、会社の情報へアクセスする端末として十分検討する必

要がある道具だと思います。

(TETSUYA)

Windows7から本格化してきた64ビットOSとは

3月 14

Windows7発売から5か月が経過し家電量販店やインターネットでのPC販売でも基本

OSはWindows vistaに変わりWindows7が主流となってきました。

以前のニュースでもお伝えしましたが、Windows7には「Starter」、「Home Bas

ic」「Home Premium」、「Professional」、「Enterprise」、「Ultimate」の6つ

のエディションからとなります。

それぞれのエディションで使用できる内容が異なりますのでご購入される際は、ご

使用の用途に合わせてお選び下さい。

また最近はOSのエディションの他にWindows7 32ビット版「Home Premium」や

Windows7 64ビット版「Home Premium」など同じエディションなのに2つのパターン

が選択出来たり64ビットOSで発売されているのを多く見かけるようになりました。

今日はこの32ビットOSと64ビットOSについてご説明します。

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┃0┃64ビットOSの歴史

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64ビットOSはWindows7から始まったわけではなく実はWindows xpからありました。

Windows98やWindows2000などのOSはすべて32ビットOSとなります。

Windows xp、Windows vista、Windows7が32ビットの他に64ビットOSの販売を行っ

ているOSです。

Windows7以前からも64ビットOSはありましたが、多くの国内メーカーが32ビットOS

を販売したことや各種ソフトウェアも32ビット用のソフトが多かったこと、また

メモリなどのハードウェア価格が今よりも高価であったことなどを理由に業務用サ

ーバなどを除き普及するまでには至りませんでした。

しかしマイクロソフトや国内メーカーが徐々に64ビットOSにシフトしてきたことや

ハードウェア価格が下がってきていることなどの理由により64ビットOSが再び今話

題となっています。

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┃1┃インストール条件

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64ビットOSに以降する条件ですが簡単にはハードウェアが対応しているかが

問題となります。

◆CPUが64ビット版に対応していることが条件の一つです対応しているCPUは

・Core i7

・Core 2 (Solo, Duo, Quad)

・Pentium Dual-Core

・Pentium D

・Celeron Dual-Core

・Phenom

・Athlon 64

・Turion 64

その他のCPUでは一部対応していないものもありますが最近のPCであれば

この点はクリアされています。

◆64ビットOS

現在お使いのパソコンのOSを64ビット版にする場合は新たに購入しなければ

いけません。

(後程ご説明する「セレクタブル方式」のPCや購入した時に32ビット、64ビット

それぞれのリカバリがあるPC、最初から64ビットがインストールされているPCなど

は除きます)

インストールを行う際は注意しなければ行けないことがあります。

(詳細は「32ビット版からのアップグレードに関して」参照)

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┃1┃64ビットOSのメリット

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64ビットOSにすることによるメリットはやはり4GB以上のメモリを搭載し認識する

所が一番にあげられます。

皆さんもパソコンをお使いで処理が重くなった場合メモリを追加して快適に動作

された経験などあるのではないでしょうか。

現在の32ビットOSでは基本的にメモリは4GB以上は認識しない仕様になっています。

またグラフィックメモリ(映像出力に使用するメモリ)として使用する部分も

ありますので実際は3GB程度しか使用できません。

つまりそれ以上メモリを搭載してもOS側で認識が出来ず無効となってしまいます。

しかし64ビットOSではエディションにより異なりますが最高で100GB以上のメモリ

のサポートが行われています。

(※実際はCPUやその他のハードウェアの対応限界がありますので理論上の数値と

なります)

※オフィシャルサイト(Windows vista64ビットの場合)

http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/editions/64b

it.mspx

※その他関連記事

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1140maxmem/maxmem.html

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┃2┃64ビットのデメリット

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大容量のメモリを搭載してスムーズな処理が可能となる64ビットOSですが

デメリットもあります。

まずは今まで32ビットOSでご使用されていたソフトがきちんと動くかどうか

です。

64ビットOSでは原則ソフトも64ビット対応のソフトでなければいけません。

画像編集やCADなども64ビットOSに64ビットソフトで初めて効果を発揮します。

そうすると今まで使用していたソフトが動かない(使用できない)ことに

なりますが、マイクロソフトは、64ビット版のOSに

「Windows-On- Windows 64(WOW64)」という機能を組み込み、32ビットソフトが

動作するようにしています。

ただ、上記の機能を使用するため処理に若干時間がかかるとも言われています。

※古いソフトや特殊なソフトではこの機能でも正常に作動しない場合があります。

問題なのがソフトよりも周辺機器です。

プリンタや地上デジタルチューナー、外付けのドライブなどはドライバーをインス

トールして使用しています。

64ビットOSにした場合それらのドライバーはすべて64ビット版対応のドライバーに

変更しなければなりません。

Windows 7は非常に多くのデバイスドライバーがあり、接続するだけで使える周辺

機器は多いですが、しかし使っている周辺機器が古かったり特殊な製品であった

りする場合は64ビット版のWindows 7で動かない可能性があります。

もし64ビット版をお考えでしたら現在使っている周辺機器のドライバーに64ビット

版があるかどうかお調べるすることをおすすめします。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

┃3┃32ビット版からのアップグレードに関して

┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

64ビットOSをご使用する場合は2つの方法があります。

まずは新規で64ビットOSを購入し使用する場合と既存のOSからアップグレード権を

購入しアップグレードする場合です。

既存の32ビットOSから64ビットOSへアップグレードする場合でも

クリーンインストールと同様になり今までにインストールしたアプリケーション

や作成したファイルなどはすべて消えてしまいますのでバックアップを取り行う

必要があります。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

┃4┃今後の主流になる可能性が高い

┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

Windows7の発売以降、各PCメーカーなどでも64ビットOSを搭載したPCが増えてき

ていますし、マイクロソフトのサーバのひとつ「Windows server 2008 R2」では

64ビット版しか販売していりません。

これからは64ビットOSが主流になる感じはしますが、個人的な感想としましては、

今すぐ64ビットOSを購入するのは周辺機器のドライバーなども含めて少し早いかな

という印象です。

しかし使ってみたいと思うのも事実です。

そのような方には、OSが「セレクタブル方式」のPCをおすすめします。

一部メーカーでは「セレクタブル方式」を導入しています。

「セレクタブル方式」とはインストール時に32ビットOSか64ビットOSを選択できる

方式のことです。

同時に32ビットOSと64ビットOSをインストールすることは出来ません。

また、OSを切り替える場合、インストールはすべてクリーンインストール(もしく

はリカバリ扱い)となります。

しかし、64ビットOSを使用して不都合が生じた場合、クリーンインストールになり

ますが、32ビットOSをインストールして使用できる利点があります。

(※32ビットから64ビットへのインストールも可能)

もし64ビットOSだけで不安な場合は「セレクタブル方式」のPCなども良いのではな

いでしょうか。

ビジネスシーンでお使いのPCでは周辺機器のドライバーや特殊なアプリケーショ

ンソフトなどの兼ね合いから64ビットOSを購入される際はシステム担当者にご相談

されることをおすすめします。

64ビット用のソフトが多く発売されて64ビットOSの恩恵を最大限受けられる体制

になるまではもう少し時間がかかるように思われます。

とはいえ、ITの世界の進化もものすごいスピードで進んでいます。

来年の今頃には、64ビットOSが主流になりつつあるということもあるかもしれま

せん。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

追伸:32ビットOSと64ビットOSの違いについては下記オフィシャルサイトにも

掲載されております。

http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-vista/32-bit-and-64-bit-

Windows-frequently-asked-questions

(Matsushita)

4年というのはアっという間です。

2月 24

世間はバンクーバーオリンピック真っ盛り。自分もいままで観たことが無いカー

リングなどで一喜一憂しています。

ドキドキするスポーツですよね。

もしオリンピックの競技を見逃しちゃった方は、もしかするとNHK(http://www9.n

hk.or.jp/olympic2/index.html)で動画が保存されているかもしれません。

ライブストリーミング(http://www9.nhk.or.jp/olympic-streaming/)もあります

のでお昼休みとかにいかがでしょうか。

トリノオリンピックから4年。気の早いことに4年後は「ソチオリンピック」なの

ですが、4年後といいますと自分にとってもっと重要なことは他にありました。

それはWindowsXP Professionalの延長サポートが実は4年後に終了という事です。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

┃1┃WindowsXPのサポート体制

┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

最近リースアップしているパソコンの殆どがWindowsXPが入っているとはいえ、Wi

ndowsXPはまだまだ多くのお客様ではまだ使われています。

ではそのWindowsXP。現状のまま使い続けるとどうなのでしょうか。

サポートされなくなるとどうなるかをマイクロソフトのホームページで確認する

と「セキュリティ更新プログラムが提供されません。そのためセキュリティ上の

リスクを高めるため、推奨いたしません。」とありました。

ウイルスやマルウェアなど今では日常となりつつありますが、こういった「セキ

ュリティ」に関しては荒波にさらされる事になります。

OSのサポート終了と共にウィルス駆除ソフトのサポートなども終了になってくる

と思われます。

各バージョン細かく調べてみますと。

WindowsXPは2001年12月31日に発売されサービスパックについては2005年8月30日

で終了しております。

サポートに関しては2009年4月14日で終了でしたが強い要望などにより2014年4月

8日で終了となります。

ただしWindowsXP SP2の場合は2010年7月13日でサポート終了です。

「ではSP3にバージョンを上げるとよいのですね?」

同じWindowsXPという事なのですが、バージョンを上げることによって既存のアプ

リケーションが動かない可能性がありますので一度確認する必要があります。

過去には私のお客様で無線LANが使えなくなったお客様がいらっしゃいました。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

┃2┃でもパソコンが壊れた場合は

┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

WindowsXPは2009年1月31日をもって販売は終了したはずですが、現にXP搭載パソ

コンを購入することが可能です。

あれは「現状のWindows7やWindowsVistaのダウングレード権を使用」ということ

なのです。

ただし仮に今年購入してもOSのサポートに関しては2014年で終了する先の見えた

方法なのです。

昔購入したWindowsXPのパソコンに付いてきたCDを最新のパソコンにインストール

したら良いのでは?

特にプリインストールモデルの場合「その本体」に対してライセンスするもので

、他のパソコンに導入することはライセンス違反となります。これらはWindowsに

留まらずエクセルやワードにも当てはまります。

ある企業・団体内で一定台数分までの使用を認めるボリュームライセンスといっ

た一括導入形式でのライセンス形式の方法もありますのでこちらを利用するのも

よろしいかと思います。

さて、前回のトリノオリンピックから今回のバンクーバーまで「あっ」っと言う

間に月日が立ちませんでしたか?次の4年後もすぐ着ます。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

┃3┃これから行うこと

┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

今後、特にWindowsXPなどを基幹業務として使っているお客様は、現状の基幹シス

テムの見直しを行う必要があります。

まずは現状のシステムを最新OSに対応するための移行です。勿論すぐには終わら

ないと思われます。

伴って業務は日々変わるものなので、数年前に構築したシステムが業務ときちん

と合っているかどうかも検証しなければなりません。

数年前までは「必要」とおもった業務が要らなくなったり、反対に増えた業務も

あると思います。

基幹システムも家と同じで定期的なリフォームをすることでより使い易く長持ち

するのです。

新しい技術の取り入れ

「新しい」といっても最新技術ということではなく、前回の導入後にできた技術

などの検討も行うべきです。

業務システムと電子メールの連動やリモート技術による遠隔操作などまだまだ出

来る事はあるはずです。

そういった技術を使うことで業務効率のアップや売上の向上につながると思って

います。

まさか4年後も「さてWindowsXPは・・」というお話はないと思いますがどうでしょ

うか。

(TAKE)

新型ウィルス発生注意報。今度のやつは強力だ!

1月 28

新年、あけましておめでとうございます。

ご挨拶がすっかり遅くなってしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。

昨年後半に大騒動となった新型インフルエンザですが、皆様はご無事でしたか?

12月くらいになると「なるようになるさ!」とアキラメの感覚になってしまい、

うがいも手洗いもおざなりに・・・ あげくの果ては高熱が出て病院にいっても

検査結果が出る前に、薬のおかげで熱が下がってしまうため、「あれはインフルエ

ンザだったのか?」を確かめないままになっている、なんていう人が多くなってき

たように思います。私の周りにも限りなくグレーだった者が複数名・・・ともかく

2010年になってから、だいぶん沈静化してきたようです、やっと一安心でしょ

うか。とはいえ、まだまだ油断大敵なんでしょうね。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

┃1┃見えざる脅威

┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

そんな人間様のインフルエンザ騒動に隠れながら、またまたコンピュータウィル

スが猛威を振るっているのをご存知ですか?

今度の敵は「ガンブラー(Gumblar)」、別名「GENO」といいます。

今まで一般的にウィルスは、「あやしいメール」や「あやしいホームページ」から

感染するように言われてきましたが、「ガンブラー」は巧妙な手口を使い、正常な

ホームページに潜んでいる可能性があります。

既に報告されている例でも、大手会社のホームページが感染していたのに気がつ

くのが遅れたために、訪問した一般ユーザが被害にあって、さらに他を感染させる

手助けをしているというケースが相当数に上っているようです。

弊社のニュース「2009年4月号」でも紹介しましたが、ご自分のパソコンにイン

ストールされているウィルスチェックソフトのパターンを最新に更新して、コンピ

ュータの「全スキャン」をぜひ行ってください。更新期限が過ぎているソフトでは

チェックしても全く意味はありません。契約を更新するか、新しいものを購入しイ

ンストールしてお使い下さい。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

┃2┃緊急対処の方法

┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

しかし、そうはいっても「今すぐチェックしなくては!」そんな場合は、とりあ

えず以下の無料ソフトでも「ガンブラー」感染の検査が可能です。

AVG FreeEdition 9.0

http://www.avgjapan.com/avgfree80-dl.html

Microsoft Security Essentials

http://www.microsoft.com/Security_essentials/?mkt=ja-jp

どちらも個人の使用が前提の無料製品ですが、「ガンブラー」にはしっかり対応

しているようです。

※ここで注意事項ですが、1つのパソコンに2つ以上のウィルスチェックソフトを

インストールすることは、速度低下の原因になります。古い製品はアンインストー

ルしてから、新しいっ製品をお使い下さい。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

┃3┃まだ感染していなかった場合でも

┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

ところが、今回のガンブラーについて、ウィルスチェックソフトの更新だけでは

感染を防ぐことができません。

お使いのソフトで以下の4つをチェックしてください

●Adobe Acrobat Reader

PDF形式のファイルを表示するために必要です。最近ではホームページでも

このソフトが無いと見れないところがあるようです。

このソフト上にある「脆弱性」はガンブラー攻撃の標的になっています。対策

済みのバージョン9.3以上が必要です。

http://www.adobe.com/downloads/

※ReaderではないAcrobatは別製品(有償)です。これをお使いの場合はアン

インストールしてしまわないようにご注意下さい。

●Adobe Flash Player

ホームページで動画を表示するソフトです。対策済みバージョンの10以上を

お使い下さい。

http://get.adobe.com/jp/flashplayer/

●JAVA

いろいろなソフトを動かす「土台」です。最新版にバージョンアップしてくだ

さい。

http://java.com/ja/download/manual.jsp?locale=ja&host=java.com

※入札システムなど、一部に古いJAVAシステムでなければ動作しないソフトが

あります。支障が出た場合は下記のサイトで旧バージョンを入手できます。

http://java.sun.com/products/archive/

●WindowsUpdate(MicrosoftUpdate)

Windows本体です。ここにも多数の脆弱性があり、Microsoft社から対策バージ

ョンを入手できます。

※アドレスはWindowsのバージョンによって異なります。ブラウザ(IE)のメ

ニューから、お進み下さい。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

┃4┃感染が疑わしいケース

┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥

最近のウィルスは、「感染したかどうか」ハッキリわからないように作られてい

ます。以下の症状がある場合は、一応感染を疑ったほうが良いようです。

・数日前からパソコンの動作が急に遅くなった

・かってにブラウザが開かれる、

・壁紙にアダルト広告が表示されたままになる

・前述のウィルスチェックソフトがインストール出来ない

残念ながら不幸にして感染してしまった場合、ウィルスの種類によって駆除方法

はさまざまです。通常はウンザリするほどの手順が必要になります。ウィルスチェ

ックソフトだけでウィルスを退治できれば「相当なラッキー」なのです。

そうならないためにも、新型インフルエンザと同じで、まずは「予防」です。

大きな被害をこうむる前に、「転ばぬ先の杖」ですね。

(井関)

Microsoftの新しいOfficeのご紹介

12月 24
皆様こんにちは。いよいよ2009年も残りわずかとなりました。今年も皆様に大変
お世話になり、社員一同心より感謝いたしております。
来年もよろしくお願い致します。
今年、私たちに一番身近なソフトウェアとしては基本OSであるWindows7が10月に
発売になりました。まだ周辺機器によってはドライバが対応していない等の問題が
ありますが、来年以降徐々にそのような問題もクリアされ、社内で利用するパソコ
ンのOSもWindows7へと徐々に変わっていくのではないでしょうか。
そして来年2010年にはOSの次に身近であろうと思われるMicrosoft Office 2010
が発売予定です。今回のニュースはMicrosoft Office 2010についてご紹介したい
と思います。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
┃1┃エディションの種類は何があるのか
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
まずOffice 2010のエディションにはどのようなものがあるのかをご紹介いたしま
す。Office 2007の時と比べ、呼び方や構成する製品に一部変更がありまして、まと
めた表にすると下記のようになります。
エディション名      構成製品
Personal         Word、Excel、Outlook
Home&Business       Personal+PowerPoint、OneNote
Standard(VL版)     Home&Business+Publisher
Professional       Standard+Access
Professional Plus(VL版) Professional+InfoPath、SharePoint workspace、
Communicator
(VL)版と表記しているエディションはVolumeLicense(詳しくは2009年2月号の
ニュースを参照)での提供という意味で店頭のパッケージやプリインストールでは
購入することができません。提供形態に違いはありますが、購入したエディション
より下位のエディションの製品は全て含まれる形になります。
プレゼンテーションソフトのPowerPointが必要な場合はHome&Business、不要な
場合はPersonal、またAccessが必要な場合はProfessionalという選択になるかと思い
ます。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
┃2┃無料のオンライン版も登場?!
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
Microsoft Office 2010のベータ版ダウンロードページを見ると説明の冒頭に
「Microsoft Office 2010 は、コンピューター、Windows Mobile が搭載された
スマートフォン、あるいは Web ブラウザーを使って、自宅や職場、あるいは学校で
最高の成果を出すための新しい強力な作業環境を提供します。」という記述がありま
す。
Office 2010そのものの登場もさることながら、Webブラウザーやスマートフォンから
ドキュメントの閲覧や編集ができるようになるということで注目を集めています。
現時点では詳細はまだわかっておりませんが、Office 2010そのものが無料でWeb
ブラウザーやスマートフォンで利用できるという事ではなく、Office 2010の発売と
同時期にOffice Web Applicationsという製品が登場し、この製品を利用することに
よりWebブラウザーやスマートフォンでドキュメントの閲覧や編集が可能になるよう
です。
Office Web Applicationsの提供形態は3種類あるのですが、その一つに『Windows
Live』サービスでの提供があります。Microsoftは『Windows Live』という名称で
メッセンジャーサービスや、Webメール、SkyDriveと呼ばれるインターネット上に
データを保管するサービス等を無償で提供しております。既にご利用している方もい
らっしゃると思いますが、このサービスの一環として提供を予定しているようです。
インターネット上の保存スペースであるSkyDriveに保存したドキュメントをパソコ
ンだけでなくスマートフォン等からもWebブラウザーで利用できるようになります。
Office Web Applicationsに含まれるOffice製品はExcel、Word、PowerPoint、
OneNoteで、ブラウザー上で利用するという事もあり各製品ともに機能が制限されま
す。各製品にどのような機能制限が設けられるのかなどは現時点では詳細に発表され
ておらず、また、無料製品なので広告などが表示される可能性等も考えられますが、
そのあたりも発表されていません。同じようなサービスは既にGoogle社がGoogleドキ
ュメントとしてすでに提供しておりますので対抗サービスとして力を入れてくると
期待しています。
社外のサーバーにドキュメントを保存するのではなく、社内のサーバーに保存した
ドキュメントにOffice Web Applicationsを利用するためにはOffice 2010をボリュー
ムライセンスで購入する必要があります。ただOffice 2010のみを購入すればそのよ
うな仕組みが構築できるのか、他の製品との組み合わせでないと構築できないのかは
まだ分かっておりません。
Office Web Applicationsを利用する方法の最後ひとつはMicrosoftが提供している
オンラインホスティングサービスに加入するという方法です。残念ながらこちらも
現在のサービス料金のままでOffice Web Applicationsを利用できるのか、オプショ
ン料金がかかるのか等はわかっておりません。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
┃3┃Beta版のダウンロード方法
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
最後にMicrosoft Office 2010のベータ版のダウンロード方法をご紹介いたします。
年末年始のお休みに興味のある方は使ってみてください。基本的に既存のOfficeと
Beta版は共存できるようになっておりますが、Beta版をインストールしたことにより
弊害が出ないとも限りませんので、業務で使用するパソコンでのご利用はお勧めしま
せん。
http://www.microsoft.com/japan/office/2010/beta/default.mspx
へアクセスしていただくと、Office 2010のダウンロードページになります。
ここでは
Office Home and Business 2010
Office Professional 2010
Office Professional Plus 2010
のベータ版とその他、数種類のOffice 2010と関連の深いアプリケーションのベータ
版がダウンロードできます。
今回はOffice Professional 2010のダウンロードを例にとってご紹介します。
Office Professional 2010の[今すぐダウンロード→]というボタンを押すと
Office Professional 2010ベータ版とういページが開かれます。開いたページの右上
にダウンロードする製品の言語を選択するコンボボックスがありますので、言語が
「日本語」になっていることを確認して[今すぐダウンロード]という緑色のボタン
を押します。
アカウントの作成画面へと移動しますので、電子メールアドレス、名前、国を選択し
て青い[アカウントの作成]ボタンを押します。最終ダウンロード画面に移動します
ので、再度[今すぐダウンロード]という緑色のボタンを押してください。
ファイルのダウンロード画面が表示されるので[保存]ボタンを押します。保存先は
デスクトップ等の任意の場所で結構です。この際画面にプロダクトキーが表示されま
すのでメモをとっておいてください。メモをとるのを忘れた場合はダウンロードする
際に登録したメールアドレスにプロダクトキーが記載されたメールが配信されますの
でそちらをご覧ください。
ダウンロードが完了しましたら、保存したファイルをダブルクリックするとインスト
ールが始まります。プロダクトキーの入力画面になりますのでプロダクトキーを入力
して[続行]ボタンを押して次に表示されるライセンス条項に同意して[続行]ボタ
ンを押してください。
次に表示される画面で下の[ユーザ設定]ボタンを押して[アップグレード]タブで
【以前のバージョンをすべて残す】を選択してください。この設定により既存のバー
ジョンのオフィスも残ります。ただしOutlookに関してはこのオプションを選択して
も既存のバージョンのOutlookと置き換わってしまいますので、Outlookを利用してい
る方はご注意ください。
後はインストールボタンを押して実行し、インストールの完了画面が表示されました
ら終了です。私がインストールした時は最後に表示されるメッセージが文字化けをし
ていてかなりドキッとしましたが、再起動してOffice 2010を起動させたら特に問題
はありませんでした。
私もまだあまり深くOffice 2010を利用してみていないので各アプリケーションで
どのような新機能がついて、何が便利になったのかはまだわかっていないのですが、
別な機会にご紹介できたらと考えております。
今回はMicrosoft Office 2010について現在わかっている事を紹介させていただき
ました。OSが変わり、Officeが変わり、クラウドと称して様々なサービスが提供され
たりと2010年は情報へのアクセス方法が多様化しそうですね。
(TETSUYA)

皆様こんにちは。いよいよ2009年も残りわずかとなりました。今年も皆様に大変お世話になり、社員一同心より感謝いたしております。来年もよろしくお願い致します。
今年、私たちに一番身近なソフトウェアとしては基本OSであるWindows7が10月に発売になりました。まだ周辺機器によってはドライバが対応していない等の問題がありますが、来年以降徐々にそのような問題もクリアされ、社内で利用するパソコンのOSもWindows7へと徐々に変わっていくのではないでしょうか。
そして来年2010年にはOSの次に身近であろうと思われるMicrosoft Office 2010が発売予定です。今回のニュースはMicrosoft Office 2010についてご紹介したいと思います。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥┃1┃エディションの種類は何があるのか┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥ まずOffice 2010のエディションにはどのようなものがあるのかをご紹介いたします。Office 2007の時と比べ、呼び方や構成する製品に一部変更がありまして、まとめた表にすると下記のようになります。
エディション名      構成製品 Personal         Word、Excel、Outlook Home&Business       Personal+PowerPoint、OneNote Standard(VL版)     Home&Business+Publisher Professional       Standard+Access Professional Plus(VL版) Professional+InfoPath、SharePoint workspace、              Communicator
(VL)版と表記しているエディションはVolumeLicense(詳しくは2009年2月号のニュースを参照)での提供という意味で店頭のパッケージやプリインストールでは購入することができません。提供形態に違いはありますが、購入したエディションより下位のエディションの製品は全て含まれる形になります。
プレゼンテーションソフトのPowerPointが必要な場合はHome&Business、不要な場合はPersonal、またAccessが必要な場合はProfessionalという選択になるかと思います。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥┃2┃無料のオンライン版も登場?!┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥ Microsoft Office 2010のベータ版ダウンロードページを見ると説明の冒頭に「Microsoft Office 2010 は、コンピューター、Windows Mobile が搭載されたスマートフォン、あるいは Web ブラウザーを使って、自宅や職場、あるいは学校で最高の成果を出すための新しい強力な作業環境を提供します。」という記述があります。Office 2010そのものの登場もさることながら、Webブラウザーやスマートフォンからドキュメントの閲覧や編集ができるようになるということで注目を集めています。
現時点では詳細はまだわかっておりませんが、Office 2010そのものが無料でWebブラウザーやスマートフォンで利用できるという事ではなく、Office 2010の発売と同時期にOffice Web Applicationsという製品が登場し、この製品を利用することによりWebブラウザーやスマートフォンでドキュメントの閲覧や編集が可能になるようです。
Office Web Applicationsの提供形態は3種類あるのですが、その一つに『Windows Live』サービスでの提供があります。Microsoftは『Windows Live』という名称でメッセンジャーサービスや、Webメール、SkyDriveと呼ばれるインターネット上にデータを保管するサービス等を無償で提供しております。既にご利用している方もいらっしゃると思いますが、このサービスの一環として提供を予定しているようです。 インターネット上の保存スペースであるSkyDriveに保存したドキュメントをパソコンだけでなくスマートフォン等からもWebブラウザーで利用できるようになります。
Office Web Applicationsに含まれるOffice製品はExcel、Word、PowerPoint、OneNoteで、ブラウザー上で利用するという事もあり各製品ともに機能が制限されます。各製品にどのような機能制限が設けられるのかなどは現時点では詳細に発表されておらず、また、無料製品なので広告などが表示される可能性等も考えられますが、そのあたりも発表されていません。同じようなサービスは既にGoogle社がGoogleドキュメントとしてすでに提供しておりますので対抗サービスとして力を入れてくると期待しています。
社外のサーバーにドキュメントを保存するのではなく、社内のサーバーに保存したドキュメントにOffice Web Applicationsを利用するためにはOffice 2010をボリュームライセンスで購入する必要があります。ただOffice 2010のみを購入すればそのような仕組みが構築できるのか、他の製品との組み合わせでないと構築できないのかはまだ分かっておりません。
Office Web Applicationsを利用する方法の最後ひとつはMicrosoftが提供しているオンラインホスティングサービスに加入するという方法です。残念ながらこちらも現在のサービス料金のままでOffice Web Applicationsを利用できるのか、オプション料金がかかるのか等はわかっておりません。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥┃3┃Beta版のダウンロード方法┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥ 最後にMicrosoft Office 2010のベータ版のダウンロード方法をご紹介いたします。年末年始のお休みに興味のある方は使ってみてください。基本的に既存のOfficeとBeta版は共存できるようになっておりますが、Beta版をインストールしたことにより弊害が出ないとも限りませんので、業務で使用するパソコンでのご利用はお勧めしません。
http://www.microsoft.com/japan/office/2010/beta/default.mspx
へアクセスしていただくと、Office 2010のダウンロードページになります。ここでは Office Home and Business 2010 Office Professional 2010 Office Professional Plus 2010のベータ版とその他、数種類のOffice 2010と関連の深いアプリケーションのベータ版がダウンロードできます。
今回はOffice Professional 2010のダウンロードを例にとってご紹介します。Office Professional 2010の[今すぐダウンロード→]というボタンを押すとOffice Professional 2010ベータ版とういページが開かれます。開いたページの右上にダウンロードする製品の言語を選択するコンボボックスがありますので、言語が「日本語」になっていることを確認して[今すぐダウンロード]という緑色のボタンを押します。
アカウントの作成画面へと移動しますので、電子メールアドレス、名前、国を選択して青い[アカウントの作成]ボタンを押します。最終ダウンロード画面に移動しますので、再度[今すぐダウンロード]という緑色のボタンを押してください。
ファイルのダウンロード画面が表示されるので[保存]ボタンを押します。保存先はデスクトップ等の任意の場所で結構です。この際画面にプロダクトキーが表示されますのでメモをとっておいてください。メモをとるのを忘れた場合はダウンロードする際に登録したメールアドレスにプロダクトキーが記載されたメールが配信されますのでそちらをご覧ください。
ダウンロードが完了しましたら、保存したファイルをダブルクリックするとインストールが始まります。プロダクトキーの入力画面になりますのでプロダクトキーを入力して[続行]ボタンを押して次に表示されるライセンス条項に同意して[続行]ボタンを押してください。
次に表示される画面で下の[ユーザ設定]ボタンを押して[アップグレード]タブで【以前のバージョンをすべて残す】を選択してください。この設定により既存のバージョンのオフィスも残ります。ただしOutlookに関してはこのオプションを選択しても既存のバージョンのOutlookと置き換わってしまいますので、Outlookを利用している方はご注意ください。
後はインストールボタンを押して実行し、インストールの完了画面が表示されましたら終了です。私がインストールした時は最後に表示されるメッセージが文字化けをしていてかなりドキッとしましたが、再起動してOffice 2010を起動させたら特に問題はありませんでした。
私もまだあまり深くOffice 2010を利用してみていないので各アプリケーションでどのような新機能がついて、何が便利になったのかはまだわかっていないのですが、別な機会にご紹介できたらと考えております。
今回はMicrosoft Office 2010について現在わかっている事を紹介させていただきました。OSが変わり、Officeが変わり、クラウドと称して様々なサービスが提供されたりと2010年は情報へのアクセス方法が多様化しそうですね。
(TETSUYA)

インターネットと特定商取引法の改正について

11月 30

今年もあと1か月くらいと、年末年始を控え、御歳暮・クリスマス、予約と実はイン
ターネットでお買い物をされる消費者が増える季節でもある11月・12月です。ネ
ットショッピングの際、「お買い物ガイド」「特定商取引法について」や「ご利用規約」
なるものを一度は読まれてからお買い物をされると思います。この基となります特定
商取引法が改正され12月1日より施行されます。これに伴い今までの内容から少々
変更となる可能性がありますので、ショッピングされる方は再度ご確認の上ご購入を
検討した方がよろしいかもしれません。また、ネットショップ運営者様は見直しをよ
ろしくお願いいたします。

そもそも特定商取引法は何が定められた法律なのでしょうか?
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
┃1┃特定商取引法って何?
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
特定商取引法とは、事業者と消費者との間で生じるトラブルを未然に防ぐために、事
業者が販売に関する様々な守るべきルールを定め、違法かつ悪質な行為を防止し、消
費者を守る法律です。したがって、特定商取引法はインターネット販売だけを対象と
した法律ではありません。他にも下記の事項にも該当します。

訪問販売
 自宅への訪問販売、キャッチセールス、アポイントメントセールスなど。
 
通信販売
 新聞、雑誌、インターネットなどにより郵便、電話などの通信手段により申込を受
 ける販売。
 
電話勧誘販売
 電話で勧誘し、申込を受ける販売。
 
連鎖販売取引
 個人を販売員として勧誘しさらに次の販売員を勧誘させる形の販売方法。組織を連
 鎖的に拡大させ商品を販売。
 
特定継続的役務提供
 長期的・継続的に役務サービスを提供しこれに対する高額の対価を契約する取引。
 (エステ・語学教室・家庭教師・学習塾・結構相手紹介サービス・パソコン教室)
 
業務提供誘引販売取引
 仕事を提供するので収入が得られると勧誘し、仕事に必要であるとし商品等を買わ
 せ金銭負担を負わせる取引。
 

2からは、インターネットに関係する改正ポイントをご説明します。

12月1日より施行される特定商取引法では、これまで曖昧だった事業者と消費者の
取決めを明確にするもの、規制の強化を主とした事項、規制の抜け穴の改善と内容は
様々です。他の取引に関しても法律が改正されていますので興味のある方は、消費者
庁のホームページよりご覧ください。
http://www.no-trouble.jp/

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
┃2┃返品表記の見直しを。記述がなければ8日間以内ならば返品可能に。
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥
インターネットで商品を購入し、本日商品が到着した。到着した商品が画面とは印象
が違うので返品の要請をした。特に返品に関する記述はなかったので返品を要請した
が対応に応じてくれない。

今までも返品の際、特約がある場合は明記しなければならないという規則にはなって
いましたが、実際には明記せずに、このような対応をとる事業者が多く存在しました
。通信販売の返品に関するトラブルは主に明確な記述のない事業者と消費者との意見
のくい違いにより発生します。しかし、特定商取引法の改正により返品に関して明確
なルールがある場合は、事業者は返品特約等へ記載し、記載をしていないのであれば
8日間以内に消費者より返品の要請があった場合応じなければならないというルール
が設けられました。(改正特商法第15条の2)

●返品特約への明記の仕方

~「返品の可否」~返品は可能かどうか?
記述例)
「初期不良」「不良品」「配送途中の傷・破損」「誤送」が認められた場合のみ対応
させていただきます。それ以外のお客様都合などの理由による返品は一切お受けでき
ません。・・・等

~「返品の条件」~返品希望の場合の条件は?
記述例)
返品・交換は、未開封、未使用のものに限らせて頂きます。商品到着後、3日以内に
メールで返品のご連絡の上ご返送下さい・・・等

~「返品の際生じる送料の負担」~返品の際、送料はどちらが負担するのか?
記述例)
破損商品の返品に関しては弊社負担にてご返送ください。お客様のご都合による返品
は、送料・手数料ともにお客様ご負担でお願いします。・・・等

これらの記述を返品特約やご利用ガイドなるページへわかりやすく記載することが必
要となります。ネットショップ経営者様は、12月1日の施行を前に今一度ページの
見直しをお勧めいたします。
※広告を載せる際にも返品特約がある場合は、広告中に書く必要があります。

また、ユーザー様は、これらの明確な表記がない場合、「届いてから8日間以内であ
れば、送料を消費者負担で返品することが可能」となります。応じない場合は、特定
商取引法の違反を訴えることができます。

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┃3┃承認なしで電子メール広告配信は禁止。
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迷惑広告メールの増加により配信停止を事業者に申し出たところさらに多くの迷惑広
告メールが届くようになった。
以前商品を購入したネットショップから頻繁に広告メールが届く。

法の施行に伴い、ネットショップ運営者様は以前買っていただいたユーザー様へ電子
メールアドレスを登録いただいたからといって新商品のご案内や広告の電子メールを
勝手に配信することはできなくなります。「オプトイン規制」といいます。(改正特定
商取引法12条の3等)これは、年々増え続ける迷惑広告メールへの規制です。
また、事前に配信の有無の承諾を得たとしてもユーザー様がいつでも配信を停止でき
るように電子メールへわかりやすく配信停止のご案内を記載しておく必要があります

※1広告電子メール配信の業務を委託している場合は、配信承諾の有無の記録は委託
先で確実に保存し管理する必要があります。
※2電子メール広告の規制は携帯電話のショートメールを利用した広告も規制に該当し
ます。

ネットショップ経営者様は営業活動の場は減少するかもしれませんが、新規ユーザー
様に一切営業活動ができない訳ではありません。また電子メールを活用した営業の業
界の存続も規制されることになるわけでもありません。

広告電子メール規制の除外事項
・契約の成立の確認・発送案内等電子メールでの連絡の際、同電子メールへ広告の掲
 載の場合
・メールマガジンの承認を得て送信する電子メールの一部へ掲載されている広告の場
 合
・フリーメールを使用の際に掲載される広告について

事前に配信承諾の取り方も事業者から消費者への一方的なものでは、意味がありませ
ん。現状、何の記載もなく収集した電子メールアドレスへ広告のメールを流していま
したネットショップ経営者様はユーザー様の広告承諾の有無の取得をご検討ください
。下記に承諾の取り方の悪い例と良い例をあげてみました。

~事前に配信の有無の承諾の取り方の例~
×例)
利用規約などのページへ
「今後当店からのお知らせを受け取ることを承諾します。」
と一方的にユーザー様が拒否を選択できない文章での記載。

○例)
注文画面などのページへ
□今後当店からお知らせメールを受け取ることを希望します。
 (希望しない場合は、チェックを外してください。)
と購入ユーザーへ承諾を選択できるかたちでの記載。

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最後にすでにご存じの方がいるかもしれませんが、個人的に疑問に思ったことに少々
お付き合いください。
クーリングオフ制度についてです。皆さんご存じのクーリングオフ制度。一度契約し
てしまった契約を解除できる制度ですが、
「インターネット販売の際は、改正特定商取引法を適用して契約を解除(返品)すれ
ばいいのではないか?」
「インターネット販売でのクーリングオフ制度と返品の違いって何?」
ここで注意していただきたいのですが、そもそも”通信販売(インターネット販売含
む)はクーリング・オフ制度の対象にはならないようです。”
対象にならないのであれば、これからは、返品特約やご利用規約をよく読んでからイ
ンターネットで商品の購入はした方がいいですね。

                                  (ai)

Windows7 2009年10月22日に一般向けついに発売

10月 31

本ニュースでも何度か触れてきましたWindows Vistaの後続バージョンとなる新OS
Windows7が2009年10月22日についに発売となりました。
発売日には東京秋葉原で買い求める行列が出来るなどのニュースをご覧になった方も
いらっしゃると思います。
また、各メーカーもWindows7インストールモデルの発売も開始されています。

今回はWindows7について各エディションの説明や機能についてご紹介致します。

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┃0┃インストールに必要なハードウェアスペック
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インストールする際のシステム要件は以下のとおりとなっています。

http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/products/system-requirements

◆Windows 7 Ultimate /Professional / Home Premium(システム要件)
・1GHz、32ビット(x86)のプロセッサ、または1GHz、64ビット(x64)のプロセッサ
・1GBのシステムメモリ(32ビット)、2GB(64ビット)
・16GB(32ビット)または20GB(64ビット)の空き領域があるディスク領域など
 

上記がオフィシャルのシステム要件となっていますが快適に使用する場合は
(※32ビット版の場合)下記の要件程度のスペックは欲しいところです。

・デュアルコア相当以上のCPU
・2GB以上のシステムメモリ
・Windows Aeroを完全にサポートしたビデオカード
・システム領域として40GB以上割り当てられるハードディスク
・DVD-ROMが読み込める光学ドライブ
・インターネットにアクセスできる環境

※Professional、UltimateにあるXP modeを使用される場合はさらに高いスペック
のハードウェアを使用されると快適にご使用できます。

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┃1┃各エディションの違い
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Windows7は、「Starter」、「Home Basic」「Home Premium」、「Professional」
「Enterprise」、「Ultimate」の6つのエディションからなっています。
各エディションを簡単にご説明しますと

・Starter
ネットブックなどスペックの低いパソコン向けに提供されるOSでありOEM(パソ
コンへのプリインストール)版のみの提供となります。

・Home Basic
新興国市場向けのエディションであるため日本での販売は予定されていません。

・Home Premium
一般ユーザー向けでありVistaでいえばVista Home Premiumとほぼ同等のクラス
です。
ただし、ドメインサポートやリモートデスクトップ、後述するXP Modeなどは使用
できません。

・Professional
企業ユーザー向けでありXPでのProfessional、VistaでのBusinessとほぼ同等の
クラスです。
今現在Professional、Businessをご使用されている方はこちらをご使用される
ことになると思います。

・Enterprise
マイクロソフトとの契約企業のみに提供されるエディションなので一般向けの
販売ではありません。

・Ultimate
最上位エディションですべての機能を備えています。

Vistaの場合大きく分けて「Home premium」「Business」「Ultimate」とありまし
たが、「Home premium」にあって「Business」にない機能(Media Center)などが
あり上位エディションなのに下位補完がされていないということがありましたが
今回から上位エディション購入の場合はすべて下位エディションの機能が含まれ
ています。

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┃2┃Home PremiumとProfessionalの違い
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皆様がご使用されるエディションとしては、Home Premium、Professional、
Ultimateの中から選択されると思います。
その中からProfessionalにある機能でHome Premiumにはない機能は主に以下の
4点となります。

・ドメインの参加
現在、ネットワーク管理にワークグループではなく、ドメインを使用している
場合また、今後ドメイン管理を行う予定がある場合にはProfessionalとなります。

・リモートデスクトップ(サーバー側)
リモートデスクトップについては、Home Premiumでも他のPCにアクセス
(クライアント側)出来ますが、もし自分のPCを外部からアクセス(サーバー側)
可能にするにはProfessionalがインストールされていないと出来ません。

・ネットワークバックアップ
XPでもVistaでもバックアップは可能でしたがWindows7からはフルバックアップ
先にネットワークHDD(NAS)などを指定できるようになっています。

・XP Mode
Windows7と互換性のないXP用アプリケーションを動作させる機能です。
イメージとしては、Windows7のウィンドウの中にXPのウィンドウが表示され
ます。
Windows7と互換性のないXP用のアプリケーションを動作させる機能です。
Professional、Ultimateのみ使用が出来ますが注意しなければいけないことが
あります。(※次項で説明します)

◆Ultimateのみの機能として以下の2点があります

・BitLockerドライブ暗号化 (Ultimate)
Windows Vistaから搭載されているディスク暗号化機能です。Windows7からは,
BitLocker To Go」が搭載され、USBメモリーなどのリムーバブルディスクも暗
号化できるようになりました。

・多言語対応
言語パックをダウンロードすれば35種類の言語に対応し簡単な操作で表示言語の
変更が可能となります。

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┃3┃XP Modeにご注意を
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ProfessionalをインストールしてもすぐにXP Modeはご使用出来ません。

ご使用する場合、CPU(マザーボードを含む)がインテル社製の場合
「Intel Virtualization Technology(VT)」、AMD社製の場合「AMD-V」に対応
している必要があります。

また、対応しているCPUでも機能がBIOSで無効化されている場合がありますので
有効に設定変更する必要があります。
既存PCからのアップグレードをご検討されている方はご注意ください。

また、XP Modeは最初からインストールされていませんのでご使用される場合は
下記サイトからダウンロード・インストールする必要があります。

http://www.microsoft.com/japan/windows/virtual-pc/default.aspx

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┃4┃XP・Vistaからのアップグレードに関して
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既存のPCのOS(Windows XPやVista)をWindows7へアップグレードする場合も
注意しなければいけないことがあります。

・アップグレード対象OSはWindows Vistaのみ
既存の環境に上書き(アップグレード)可能なOSはWindows Vistaのみです。
XPからのアップグレードはできませんが、アップグレード版を購入して新規にイ
ンストールすることは可能です。

その場合、Windows 7をインストールする際、データなどのバックアップを行わ
ないとデータが消えてしまいます。

※Vistaからアップグレードする際、新規インストールとは違いデータが消えない
仕様となっていますが、念のためインストール時はデータのバックアップを取って
から行ってください。
またVistaの場合現在お使いのVistaのエディションによってもアップグレード出
来るエディションが限られますのでご注意ください。

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各エディションと簡単な機能説明でしたが、筆者個人的には自宅で楽しむので
あれば「Home Premium」、ビジネスで使用するのであれば「Professional」が
オススメです。

現在、自宅のPCにWindows7を検討中なので「Home Premium」を購入しようと考えて
いたのですが「Professional」にある「XP Mode」を使用してみたいので今回は
「Professional」の購入となりそうです。

まだ調べていないのですが、自宅のPCのCPUが対応していれば良いのですが…

本文でご説明しました、Windows7の各機能・エディションの違いについての詳細は
下記をご覧下さい。

http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/

                              (Matsushita)