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クラウドサーバの活用

5月 31

各社のサービス規格が統一されていないことや、言葉の定義のあやふやさなどから

いまひとつ浸透していないと思われがちな「クラウドコンピューティング(以下、ク

ラウド)」ですが、実は少しずつ内容も充実し、利用するメリットもわかりやすいも

のになってきました。

 

今回は「クラウド」について、個人が利用するという観点から特徴をご案内させて

いただきます。

 

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┃1┃なんのためにクラウドを利用するのか

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もともとデータはパソコンやサーバなどに保存するのが一般的です。しかし利用範

囲の拡大とともに、それだけでは不便な事も出てきました。

 

・パソコンデータのバックアップ

みなさんも一度や二度、パソコンが壊れた経験をお持ちかもしれません。

普段からバックアップはとても大事だと思うのですが、毎日行うのは手間がかか

り大変です。そのような悩みから解放される方法の一つとしてクラウドへ保存す

るという考え方があります。

 

・職場と自宅でデータの共有

自宅で仕事をするときなど、USBメモリでデータを持ち運ぶ事も増えてきました。

しかし、事前にコピーをしておかなければならず、移動中の紛失も心配です。

職場と自宅の双方でクラウドからデータを読込んだり保存したりすることにより

この悩みからも解放されます。

 

・パソコンとスマートフォンでデータの共有

急速に普及が進むスマートフォンですが、これも立派な「パソコン」です。

使いこなしていくうちに、職場や自宅のデータとの連携が欲しくなってきます。

最近のクラウドサービスではスマートフォンの利用も対象になりました。

 

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┃2┃何をクラウドに置くべきか

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パソコンの使い方は様々です。当然データなども千差万別なのですが、今回は一般

的と思われるものを以下のように分類してみました。

・メールデータ・・・・Outlook Expressなどの送受信データ

・アドレス・・・・・・同じく、アドレス帳

・スケジュール・・・・Outlookなどで管理する予定表

・Todo・・・・・・同じく仕事リスト

・ドキュメント・・・・Excel、Word、写真などのデータ

・Bookmark・・ブラウザのお気に入り

 

現在ではメールやアドレスはもとより、ドキュメント、お気に入りなどを預かるサ

ービスが多数あります。

クラウドへ保存したとき、自分のパソコンにデータを入れておく場合に比べ、使い

勝手が悪くなることもあります。しかし一方で前述のような見逃せない利点も多くな

ります。

いずれにしても、出来るだけのデータをクラウドに置いたほうが、後々の利便性は

高そうです。

 

結局、「自分のパソコンが壊れても全く問題ない」状態にするためだとクラウドへ

の移行を考えると、目標が判りやすいかもしれません。

 

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┃3┃どのようなサービスがあるか

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クラウドへ保存(転送)する方法も、大まかに分けて3つの種類があります。

以下に基本的な考え方を列記しますが、各サービスにより用語も操作も異なります。

 

「一括」保存・・・パソコンに保存したデータを、「後で」手動転送します。

「同期」保存・・・パソコンにデータを保存すると、自動で転送されます。

「直接」保存・・・最初からクラウドへのみ保存します。

 

最初は「一括」保存がわかりやすいのですが、やはりクラウドのメリットを受けや

すいのは、「同期」や「直接」保存になります。

 

クラウドサービスを提供する会社は多数ありますが、代表的なものを記載します。

 

前述した6つのデータを全て保存することができるサービスを提供しています。

・MSN(マイクロソフト社)

・Yahoo(ヤフー)

・Google(グーグル)

 

以下の3社はドキュメントデータの保存に適しています。

・Evernote(エバーノート)

・SugarSync(シュガーシンク)

・DropBox(ドロップボックス)

 

変り種です。お気に入りを保存しますが、他人と共有するサービスが付随します。

・はてなブックマーク(はてな)

 

最近流行のAndroid型のスマートフォンを使用する場合は、Google社のサービスが

使いやすいかもしれません。

メールとアドレス帳 http://mail.google.com/mail?hl=ja

ドキュメント    http://docs.google.com/

スケジュールとTodo http://www.google.com/calendar/render?hl=ja

Bookmark  http://www.google.com/bookmarks/

 

他にもたくさんの会社がクラウドサービスを提供しており、いろいろなサービスと

組み合わせられていたりします。

 

リンク先もサービスによってバラバラですので、検索でアクセスしてみて下さい。

どの会社もアカウント作成(無料)が必要となります。

 

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┃4┃注意事項について

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基本的に無料のクラウドサービスですが、使用量の拡大に伴いコストが発生する

場合があります。無料の範囲で納得するまで使ってみた上でお金をかける価値が

あるかをご判断ください。(無料の範囲であっても相当使いではあります)

 

大手メーカーからの情報流出などが問題になっています。クラウドの利用も基本

は「自己責任」となります。

 

クラウドサービスを運営する会社では障害対応の様々な措置を講じていますが、

やはり「事故」はあると考えたほうが無難です。データの消失までとはいかなくても

サービスの一時的な停止などの事態に備えるため、バックアップは常に念頭に置かな

くてはなりません。理想は2社のサービスを平行で使う、もしくは自分のパソコンへ

バックアップを保存する事となります。

 

 

まだまだ発展途上のクラウドサービスですが、現段階でも利用する価値は十分にあ

るように思われます。

どこのサービスを利用するかなど悩ましい問題も多いのですが、少なくとも重要な

データが自分のパソコンにだけしかないという状態にあるものは早急に対処したほう

がよさそうです。

 

むしろ今後は、クラウドサーバにスペースを間借りして、なるべく自分のパソコン

にデータを入れないというスタイルが主流になっていくかもしれませんね。

 

一気に全データをクラウドに移行しようとすると、大変な労力を要します。

まずは、大事なデータをひとつずつでも、その特性を理解しながらクラウドで活用し

てみてはいかがでしょうか?

 

スマートフォンを企業で利用する場合に考慮すること

4月 25

皆様こんにちは。北海道も日中は少しずつ暖かくなってきましたが、夜はまだ寒い

ですね。寒暖の差で体調を崩してゴールデンウィークに寝込むなんてことの無いよう

に、体調管理には注意しましょう(自分に言い聞かせています)。

 

さて今回のニュースはスマートフォンのお話しです。昨年4月号で弊社のニュース

では初めてスマートフォンを紹介させて頂きましたが、それから早くも1年が経って

いました。その後、何度かスマートフォンの便利なアプリケーションや使い方などを

紹介いたしましたが、今回は企業で利用するときにどのような点を考慮しなければな

らないかという観点でご紹介したいと思います。

また、内容的にはタブレットの導入にもほぼ同じことが当てはまりますので

「iPhone」=「iPad」、「Andoroid携帯」=「Androidタブレット」としてご参考く

ださい。

 

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┃1┃スマートフォンの端末選択

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過去のニュースでも紹介しましたが、スマートフォンのOSにはアップル社の

「iOS」とグーグル社の「Android」があります。1年前のニュースで私が個人的に

期待を寄せていたマイクロソフト社の「Windows Mobile」を選択するメリットは現在

ほぼ無い状況ですので、今回は「iOS」と「Android」で比較します。

 

アップル社の「iOS」を搭載したスマートフォンは「iPhone」だけですので、

「iOS」を利用したければ「iPhone」を導入する事になりますし、逆に「iPhone」を

導入すると「iOS」を利用することになります。また現時点では日本国内で

「iPhone」を販売している通信事業者はSoftbankだけとなりますので必然的に通信

事業者も決まります。

これに対してグーグル社の「Android」は各通信事業者が「Android」搭載の

スマートフォンを販売していますので、通信事業者や導入端末の選択肢は大きく広が

ります。

 

 

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┃2┃iPhoneとAndroid携帯どちらがいいの?

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これが一番難しい問題で、現在利用中の通信事業者、端末を会社から貸与するのか

個人所有の端末を利用するのか、当然、端末価格なども考慮していくと一概にどちら

が良いというのは言えません。逆にその辺りの事を考慮せず、スマートフォン上で利

用するアプリケーションを新規に開発・導入するという事であれば「iPhone」、

「Andoroid携帯」どちらでもいいとも言えます。ただこれでは少し乱暴すぎるので、

利用する場合の特徴をご紹介します。

 

 

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┃3┃iPhoneの特徴

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OS、ハードウェア共にアップルがほぼ全てを製造しています。アプリケーションの

開発に使用するツールも基本的にはアップルが提供しているものをアップルのMac上

で利用して開発する必要があり、さらにアプリケーションを端末に配布(インストー

ル)する際にもアップルに申請を行い、アップルの配信サイト「App Store」へ登録

してもらう必要があります。

 

このように一見、非常に制限が多く面倒に感じるのですが、実はこの制限によって

互換性という大きな恩恵を受けることができます。「iPhone」はこれまでに

「iPhone3G」「iPhone3GS」「iPhone4」と3機種発売されてきたのですが、発売され

る度にアップルからバージョンアップした「iOS」が配信され、発売時期の異なる機

種でも稼働しているOSが同じようになるように配慮されています。またハードウェア

的な違いを開発ツール側で完全にではありませんが吸収してくれており、「iPhone」

用に開発したアプリケーションは基本的にはどの機種でも動作します。運用途中で追

加購入した端末でOSのバージョン違いによってアプリケーションが動作しないという

事態が起こりづらいことや、新しい端末に合わせてのアプリケーションの修正が最小

限で済むということが大きなメリットになります。

 

 

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┃4┃Android携帯の特徴

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OSの基本的な開発はグーグルが行い、ハードウェアは多数のメーカーが製造してい

ます。手軽にアプリケーションの開発環境が準備でき、開発したアプリケーションも

自由に配布することができます。自由度が非常に高いといのが「Android」のもっと

も魅力的なところです。自由度が高いので各メーカーから多種多様な機能を備えた

ハードウェアが続々と販売されています。OSのバージョンも「1.6」「2.1」「2.2」

「2.3」そしてもうすぐ「3.0」となりますが、自由度が高い反面OSのバージョン間で

の互換性があまりないというのが「Android」のデメリットになります。

 

OSのバージョンが変わるたびにアップルのようにハードウェアメーカーがその機種

に合わせた最新のOSを配布してくれるということは無いと考えたほうが無難で、異な

るバージョン間でどのようにアプリケーションを動作させるかが肝となります。

 

 

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┃4┃セキュリティ面ではどちらがいいの?

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企業で利用するとなるとセキュリティ面というのも重要な問題となってきます。こ

れに関しては一般的に「iPhone」の方が有利と言われています。前項でご紹介したよ

うに「iPhone」はほぼ全てがアップルの管理下にあり、アプリケーションの配布を行

う際にも申請を行った時点でアップルが動作検証を行いますので不正なアプリケーシ

ョンが出回ることはほぼありません。これに対して「Android携帯」はアプリケーシ

ョンの配布が自由なので配布を止めることはできません。あくまでも利用者が判断す

る必要があります。しかし実際には「iPhone」でも不正なプログラムは見つかってい

ますので完璧に防ぐというのは難しい状況です。

 

あくまでも利用者側が注意をしなくてはいけないというのはどちらも同じですので

企業でスマートフォンを利用する際には『モバイルデバイス管理(MDM)』という端

末を管理するソフトやサービスを導入するのが一番安心です。

 

 

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┃5┃まとめ

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制約が多いけど互換性が高い「iPhone」、自由度が高いけど互換性に乏しい「Andr

oid」と結局はどちらも一長一短ですので、導入・活用するシーンによってどちらが

有利かは変わりますし、「iPhone」と「Android」のどちらも使いたいという場合も

あると思います。そのような運用を実現する方法もありますので是非お気軽にご相談

ください。

 

Twitterとは

3月 31

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、被災された皆さまに心から

お見舞い申し上げます。

そして1日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

 

今回の大地震直後から、NHKのニュース番組などがインターネット動画サイトなど

でリアルタイムに見れるようになっておりました。

 

ご覧になった方もいらっしゃると思います。私もそれを見ておりましたが、その画

面中で画面の右側に次々と短い文章が連続で表示されていました。

それがTwitterの内容です。

 

現在、安否情報や最新情報などにも使われているTwitterについて今回はご説明し

ます。

 

 

 

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┃0┃Twitterとは

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Twitterとは簡単にいうとそれぞれが短い文章(140文字以内)を入力してそれを

公開(共有)するサービスのことです。

Twitterの意味自体は日本では「つぶやき」という意味で認識されています。

 

インターネット接続環境さえあれば、Twitter自体の利用は無料です。

 

歴史的にはまだ新しいサービスですが、ここ1年で一気に盛り上がってきた印象を

受けます。

 

Twitterを利用している人達としては、政治家や芸能人、各企業、官公庁など様々

な方達が利用しています。

 

自分がつぶやくだけではなく、設定にもよりますが利用している人達のつぶやきを

見れることもTwitterの大きな魅力のひとつです。

 

 

 

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┃1┃使用するまで

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Twitterの利用については、メールアドレスがあればすぐに始めることができます。

現在、Twitterについてはパソコンだけではなく、スマートフォンなどでも利用可

能で中には専用のアプリケーションなどもありますが、今回はPCでの操作(公式

ページ)で説明していきます。

 

Twitterオフィシャルサイト http://Twitter.com/

 

上記にアクセスすると、右側に「Twitterは初めてですか?」と表示されている箇

所があり、その下の「登録する」より登録することが出来ます。

 

登録内容は、名前やパスワード、メールアドレスなどを入力してアカウントを作成

します。

 

ここまで行っていよいよ自分のつぶやき(投稿)などが出来るようになります。

 

 

 

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┃2┃はじめ方

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Twitterに登録を行いログインをすると自分専用のページが作成されますので

基本的にそこへ何をしているかを投稿していきます。

 

1回の投稿で入力できる文字数は140文字となります。

特に設定を変更していない場合、その内容は誰でも見ることができます。

 

 

自分で投稿をするだけではなく、Twitterには「フォロー」という機能があります。

これは友人や知人などの他のユーザーをフォローすることにより、自分のマイペ

ージに自分の投稿と共にフォローしたユーザーの投稿が表示されます。

これをタイムラインまたはTLと呼ばれています。

 

 

また、プロフィールの設定で名前、アイコン画像の変更、ツイートの公開・非

公開の設定や自己紹介文の作成などが行えます。

 

 

 

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┃3┃各用語について

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Twitterでよく使用する言葉や機能をご紹介します。

 

◆ダイレクトメッセージ

通常のつぶやきとは異なる(他の人にはあまり見せたくない)場合に使用するメ

ッセンジャーのような機能です。

相手をフォローしている場合は相手からアナタにはダイレクトメッセージを送れ

ます。

 

しかし、相手がアナタをフォローしていない場合はアナタから相手へはダイレクト

メッセージを送ることができません。

 

また、この機能を使用するとしても個人情報などを送ることはセキュリティ的に

危険ですのでご注意下さい。

 

 

◆プロテクト

自分のつぶやきは通常誰でも見れる状態にありますが、この機能を使用すると

許可したユーザーだけが閲覧可能となります。

 

 

◆ハッシュタグ

ツイッターの中に「#と英字列」からはじまる単語(例:#jisinや#315teiden)が入

っていることがあります。

これは「ハッシュタグ」と呼ばれているものです。

 

通常、フォローしたユーザーの投稿しか見れないのですがこのハッシュタグをクリ

ックすることで、共通のテーマに沿った投稿を横断的にみる事ができます。

イベントや情報共有を行い場合など共通でハッシュタグを設けておくと情報共有が

しやすくなるメリットがあります。

 

また、個人で投稿しハッシュタグを付ける場合、文頭、文末どちらでも構いません。

 

 

◆RT

「Re Tweet」の略で他者の投稿を紹介したい場合に用いる場合に使用します。

イメージとしてはメールの転送に近いものとなります。

「RT」に関しては、公式RTと非公式RTと呼ばれるものがあります。

 

・公式RT

投稿内容の下に表示されているリツイートを使用する場合のことです。

この場合、元の投稿文以外には何も書き込めません。

 

・非公式RT

元の文章を引用しながら、自分で文章を追加して「RT」と記載することにより使用

する方法です。

 

 

◆bot

人間が投稿するのではなく、自動投稿プログラムによって投稿しているアカウント

もあります。

例えばニュースの速報記事などを配信したり、天気予報を配信しているアカウント

などです。

 

 

 

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┃4┃各Twitter内容

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現在人気のあるTwitterを下記に記載しますので興味があれば是非ご覧ください。

 

※Twitterアカウントのユーザーは人間に限らず、botと呼ばれる自動発言プログラ

ムが投稿している場合もあります。

 

 

◆首相官邸(災害情報)

http://twitter.com/#!/Kantei_Saigai

今回の大地震の情報など首相官邸公式アカウントとなります

 

◆東大病院放射線治療チーム

http://twitter.com/#!/team_nakagawa

福島の原発関連の問題からこのアカウントのフォロワーが多くなっています。

 

◆NHKニュース

http://twitter.com/#!/nhk_news

NHKニュースの記事見出しとその詳細URLが載っています

 

◆孫正義

http://twitter.com/#!/masason

ソフトバンク株式会社代表取締役社長のつぶやきです

 

 

 

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┃5┃Twitterの問題点

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手軽に誰でも行えることから人気を博しているTwitterですが問題点もあります。

 

ひとつは、なりすまし問題です。

有名、著名人や団体の人間になりすまし、アカウントを取得して発言を行うなど

の行為があります。

 

 

他にも、情報の正確性、ソース(情報元)の判断が難しいことがあげられます。

これはブログなどでもいえることなのですが、きちんとした情報ではなく、噂な

どを投稿することにより、思わぬ形で投稿した内容が広がっていくことがありま

す。(情報の拡散)

 

今回の震災でもデマ情報や間違った知識がTwitter上に投稿されており、その情

報が「拡散」されて広がるという現象も起きています。

 

情報元が記載されていても、伝聞情報だと必ずしも正確ではない場合もあります

のでソース元のWebサイトなどで確認することも大切です。

 

 

 

便利なツールとして発展してきている「Twitter」

基本は自分がつぶやく(投稿)ことと他の投稿者をフォローしてその投稿を読む

ことです。

 

非常にシンプルなツールですが、なかなか奥が深いものだと感じました。

まだ体験されていない方はこの機会に初めてみると面白かもしれません。

 

 

 

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追伸:今回の記事作成にあたり参考にしたTwitter公式ナビゲーターのURLです

興味を持たれた方は下記URLをご参考ください

 

http://twinavi.jp/

 

 

(Matsushita)

 

スマートフォンを購入して2ヶ月経ちました。

2月 28

以前の携帯電話の使用用途はもちろん電話と電子メールでした。

とは言ってもスマートフォンがでてから暫く経っていましたが、自分自身も「本当に

必要か」疑心暗鬼のままのスマートフォン購入でした。

購入したのはdocomoのGALAXY Sという端末で3万円代後半で購入しました。

プランは現在の携帯電話のプランに「パケット放題」の6000円近くの料金がかかりま

す。

スマートフォンのデータ量はやってみると直ぐに大変な量になります。

反対に最低料金でもよい使い方だと、普通の携帯電話を使った方がよい使い方だと思

います。

結論から書きますと、自分自身は「手放せない」ものになっています。面倒臭がりな

自分にはとても合っています。

では、なぜ「私」は手放せなくなったのか。以下簡単にご説明。

文字通り公私にわたって使っています。あくまでも個人的な感想です。

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┃1┃フリック入力

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入力方法が楽になりました。例えば「け」という文字を入力したい場合、「か」のボ

タンを4回押す必要があり、間違って「こ」まで行ってしまうともう一度4回押す必要

があります。

面倒ですね。カチカチと。

そのせいか携帯電話でのメールは「はい」とか「あとで」とか少ない文字の入力が殆

でした。

スマートフォンだと入力方法も選択でき、私は「フリック入力」を使用しています。

ではどのようなものか。

「か」のボタンをおすと 左に「き」上に「く」右に「け」下に「こ」の文字が出て

きます。

なので「か」を押してそのまま右に指をスライドさせるだけで「け」の入力ができま

す。

イメージで書くと「カチカチカチカチ」から「すーっ」に代わり文字入力スピードも

アップ。早くというよりも「楽」になりました。

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┃2┃ホームページ

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フリック入力にかぶりますが、いままでの携帯電話も見れることは見れたんですがア

ドレスの入力が億劫なので使っていませんでした。

ですが、入力方法でパソコンのキーボードのような配列の設定にできるのでアドレス

入力が楽です。

より会社に保存している情報を活用しています。

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┃3┃EVERNOTE

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これを使うためにスマートファンを購入し、スマートフォンが手放せないのはコレ

があるからなんです。

どういうものかというと「何でも貯めておくノート」です。

1)ノートなんです。

「そんなモノ手帳があるからいいじゃないか」

「入力が面倒じゃないか」

はい。入力はフリック入力と言えども面倒ですね。打ち合わせはノートに書きます。

でも、ここから。

ノートをワープロで打ちなおす?面倒です。私はノートの記述した部分をスマートフ

ォンのカメラで写し、「タグ」というところに「◯◯商事」「ヒアリング」などと設

定します。

また弊社に持ち帰ったときはKonicaMinolta社製のbizhub C220のスキャナでデータと

して取り込んでいます。

あ、宣伝にもなっていますね。コピー機やスキャナが欲しい時は是非弊社へ。

こういった感じに「タグ」を付けデジタル化することでアナログのノートが検索しや

すいデジタルデータとなっています。

会社のbizhub C220はホントに活用させてもらってます。

会議資料はスキャナへ。お客様との打ち合わせ資料もきちんとタグを付けてスキャナ

へ。

これで「紙」を無くしても安心です。「うちはきちんと整理しているから大丈夫」な

人もいるかもしれませんが、PDF化して貯めることでスマートフォンを使用してPDFを

見ることが出来るのです。

2)ホームページの情報を貯める。

仕事柄ホームページで情報を捜すことはとてもおおいです。そして見つけた場合そ

のあとはリンクだけを保存しますか?

その場合ホームページが無くなってしまったら終わりです。グーグルのキャッシュで

見つかればいいのですが。私は「ページそのもの」を取り込んでいます。

例えばタグは「Android」「通信」など付けています。貯めていくと自分用の辞書に

なります。

3)請求書・出前のチラシ

ここからは少し「公私」の「私」を。

生活していると色々なところから請求書がきますよね。でも、テーブルの上にて封を

空けずに「どさっ」とありませんか?

うちだけかもしれませんが・・。

そこで家ではスキャナを購入して(bizhub C220ではありませんが)全てスキャンニン

グしています。

タグは例えば「docomo」「請求書」、「Amazon」「請求書」ですね。

スキャンしたら直ぐ捨てるようにしています。これで家も片付いてきました。

そして欲しい時には見つからない「出前のチラシ」。経験ありませんか?私は出前

のチラシも取ってあります。

4)説明書

みなさん「冬のストーブの説明書どこいったかな・・・」などたまにしか使わない説

明書を探した経験ありませんか?

奥さんに「おーぃ」なんてきいてませんか?

私の家では説明書を全部スキャンニングして「おーぃ」がなくなりました。

EVERNOTEの中にあるのを知っているのですから。

5)体重

先日の健康診断できちんと「太りすぎ」と出ました。というわけで体重管理を行おう

!というわで体重を記述しています。

体重の部分は奥さんも見れるように設定してあります。いつも持ち歩いているスマー

トフォンだからこそ「いつも」入力できるものと思います。

6)食べた物

食べたものをスマートフォンで写真をとっています。

タグは「朝」とか「夜」とかですね。写真を取れないときはなるべく文章で書いてい

ます。記述することで「昼ラーメンばかりだなぁ」とかを知ることができます。

ここも奥様が活用していて「今日何つくろうかな?」に役立っているようです。

他にも私は契約書、保険関連、雑誌の切り抜きなどを取り込んでいます。

でも、全て手帳に変わるものではないかもしれません。「一緒に」が良いと思います

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┃4┃業務の部分では?

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他にもスカイプなどいいところがあるのですが、業務の部分では?

携帯性、操作性、写真データ、会社データ、通信。仕事に使えるキーワードが盛りだ

くさん。

普通の携帯電話だと「電子メール」ぐらいの武器でした。

ノートパソコンだとかさばるし、起動までに時間がかかるので入力が面倒。

スマートフォンだと。

そうなんです。営業ツールとして最適ですよね。

なんか濁している感じがしますが大丈夫です。濁しています。

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┃5┃だめなところ

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正直ダメなところもあります。

バッテリー

たくさん使うと毎日充電。そうじゃなくても2,3日で充電。

ハングアップ

携帯電話では殆ど見かけずパソコンではよく見られる「ハングアップ」があります

再起動したら良いのですが「ハングアップ」はあります。

本当はアノ会社に納めたカメラ+スカイプで事業所同士の「距離」が近くなった話と

かあったのですが、次回思い出したら書きます。

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┃6┃電話代の請求書を見てみよう。

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一度電話の請求書を確認しましょう。実は使っていないのに払い続けているとかある

かもしれません。是非チェックして下さい。

「うちインターネットにこんな処つかってたかなぁ?」など是非きいてくださいね。

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スマートフォンの注目ソフト

1月 13

みなさん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2010年は「日本のスマートフォン元年」と言われるほどの盛り上がりを見せ、若い

人を中心に大きく市場を伸ばしました。

そして従来の携帯電話からスマートフォンへシフトする傾向は2011年に、ますます

加速するものと思われます。

しかし、このニュースでも既に何度か取り上げましたが、スマートフォンの実態は

パソコンに他なりません。

パソコンがそうであるように、スマートフォンも購入後にどんなアプリケーション

ソフトをインストールするのかによって機能は大きく変わります。

私自身もパソコンではスケジュール管理をしており、なんとか多機能なスマートフ

ォンをシステム手帳代わりに出来ないか?と試行錯誤しています。

今回は「スマートフォンをシステム手帳として使用する」目的からの使い方と、あ

わせて是非導入しておきたいソフトウェアについてご紹介します。

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┃1┃スケジュール管理 – Googleカレンダー –

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会社や自宅のパソコンに加えスマートフォンからの利用という事で、「クラウド型

」のカレンダー機能を前提として選択しました。スケジュールのデータを自分のパソ

コン内ではなく、どこか別のサーバに置くことにより、いろいろなデバイスでの利用

が簡単に行えます。

MSNやYahooにも同様のものがありますが、後術する「他ソフトとの連携」を考えた

とき、Googleのカレンダーが一番便利でした。

通常はひとつのカレンダーだけでも、会社・自宅・スマートフォンでの使用は可能

になっています。むしろシンプルに運用するのであれば、他のものを併用しないほう

が良いですね。

ただ、弊社ではもともとOutlookというMicrosoft社のソフトで、他の人とスケジュ

ール共有を行っており、当然スマートフォンでカレンダーを使用する場合でも、会社

での環境はそのままでスケジュールを連携させる必要がありました。

そこでGoogle Calendar Syncというソフトをパソコンにインストールし、Outlook

のデータをGoogleカレンダーに「同期」させる方法をとりました。

「同期」というと難しそうですが、2つのソフト間でデータを統合してくれる便利

な方法です。設定は簡単で、パソコンに入力した予定をスマートフォンで参照でき、

スマートフォンで変更した内容もパソコンへ反映します。

このような方法で自宅ではGoogleカレンダーを使用することとし、会社のOutlook

と連携可能なスケジュール管理を行うことができました。

スマートフォンでもそのままGoogleカレンダーを使っても良いのですが、Googleカ

レンダーのスマートフォン画面は少しシンプルすぎて物足りなく感じた私は、さらに

スマートフォン側にジョルテというソフトをインストールし、今度はジョルテを

Googleカレンダーと「同期」させる方法をとりました。

このジョルテも、Google Calendar Sync同様に無料ソフトなのですが、インターフ

ェースがとても見やすくなっています。スマートフォンでのスケジュール管理には、

ぜひ利用してみてください。

現在では、スケジュール管理はGoogleカレンダーを「軸」にして、Outlookとジョ

ルテの3つのソフトを連携して使用しています。

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┃2┃メモ帳 – Evernote –

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このソフトもスマートフォンだけのものではないのですが、いつでも持ち歩くデバ

イスに入れておくと真価を発揮する「高機能メモ」ソフトです。

携帯電話でも、出かける前にお買い物リストを作成したり、現場でメモ代わりに写

真をとったりする使われ方は案外多かったようですが、Evernoteはそれらの機能を発

展・統合させています。

1つのソフトで、メモや写真はもちろん、音声や動画も合わせて記録しておくこと

ができ、それらにタグと呼ばれる目印をつけて分類・保管することが可能になってい

ます。

また、アドオン(外部オプション機能)を追加することにより、「音声データのテ

キスト変換」や「Webページメモ」なども合わせて行うことができます。

これらのデータを統一的に管理できるのがとても便利になっています。

しかもこれらの情報はスマートフォンに保存されると同時に、Evernote社のクラウ

ドサーバに自動転送(同期)されますので、Evernoteをパソコンにもインストールし

、同じIDを使用することにより、スマートフォンで記録したメモ(Evernoteではノー

トと表現します)を、自宅や会社のパソコンで閲覧したり編集が可能となるのです。

Evernoteは気になるものを「その場でメモ」し、あとで「ゆっくり活用」すること

ができる、まさにスマートフォンでこそ、その特性を活かせるツールであり、メモ帳

の概念や可能性を大きく広げたソフトだと感じました。

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┃3┃ウィルス対策 – Antivirus –

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パソコンの世界では私もお世話になっている無料のウィルスチェックソフトです。

スマートフォン版では「アンチバイルス」と表記されていますが、同じAVG社の製

品です。

まだまだスマートフォンがウィルス感染するなど、「自分には関係ない」と思って

いる人が大半なのですが、スマートフォンには紛れも無くパソコンと同じ仕組みがあ

り、ウィルス感染の危険性も同じようにハラみます。

携帯電話からのシフトが進み、その性格上「個人情報」が詰め込まれたデバイスで

あるスマートフォンはまさに「お金のなる木」でありハッカー達からの恰好の標的に

なるのは間違いありません。

さらに近年の傾向としてウィルスはもともとの「愉快犯型」から「サイバー犯罪型

」になってきています。

その為、2011年はスマートフォンを狙ったウィルスがかなり繁殖するのではないか

と予想されます。

パソコンと同様、ウィルスチェックソフトを仕込む事により、動作が遅くなったり

バッテリーの消耗も早くなりますが、ある程度は致し方ないことだ思われますので、

スマートフォンをご購入の際は必ず対策ソフトも導入するようにしてください。

※新年早々に「世界初のAndroidボットが出現」ニュースが流れました。

スマートフォンを乗っ取るタイプのウィルスです。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110105/355804/

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┃4┃注意事項

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スマートフォンは「小さなパソコン」であり、パソコンの世界にもあったOS(オペ

レーテティングシステム)が存在します。

2010年4月号でも取り上げましたが、スマートフォンのOSにはiPhone OS、Android、

Windows Mobileなどがあります。

そしてWindowsにもXPやVista、7があるように、各々のOSに「バージョン」が存在

します。

今回取り上げたソフトにも動作条件があり、OSやバージョンによって動かない可能

性もありますので、利用の前にはご確認をお願いします。

いかがでしたか?

スマートフォンを使っているとよく「従来の携帯電話と何が違うか?」と聞かれま

す。私自身もそうでしたし、その疑問はスマートフォンを購入してからも暫く解消し

ませんでした。

しかし、それは自分がスマートフォンに従来の携帯電話と同じ機能しか求めていず

少しでも劣っている点は不満に感じという使い方をしていたせいで、新しい可能性を

見逃していたのだと、最近になってやっと気が付きました。

まだ発展途上の技術ではありますが、拡張性を楽しみながら自分のスタイルにあっ

たチューニングを行うのがスマートフォンの醍醐味と言えるのかもしれません。

(井関)

ハードディスクに代わる新しいデータ保存装置

12月 27

皆様こんにちは。2010年最後のニュースとなりました。本年も皆様に大変お世話にな

り、社員一同心より感謝いたしております。来年もよろしくお願いいたします。

今年は1年を通して〝クラウド〟という言葉を耳にし、後半からは〝スマートフォ

ン〟という単語をよく聞くようになりました。どちらのキーワードも弊社のニュース

で何度か取り上げておりますが、2011年もこの2つのキーワードはさらなる盛り上が

りを見せるのではないでしょうか。

また、私たちが日々利用している、パソコンやサーバーも来年は変化があるかもし

れません。長年、データを保存するのは〝ハードディスク〟というのが一般的で、

近年の〝ハードディスク〟は、大容量・低価格という進化を遂げてきたのですが、

そのハードディスクに代わり、〝SSD(ソリッド ステート ドライブ)〟というデバ

イスが徐々にではありますが普及していくと思います。

前置きが少々長くなりましたが、今回はSSDについて紹介したいと思います。

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┃1┃SSDとは?

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〝ハードディスク〟の代わりと言っても、パソコンの中の部品の事ですし、ファイ

ルに名前を付けて保存をすると勝手にデータは保存されますので、あまり身近に感じ

られないかもしれませんが、簡単に言うと大きいUSBメモリということです。

フラッシュメモリにデータを保存するので、高速なデータ処理が可能です。フラッ

シュメモリの欠点に、読み書きを繰り返すと素子が破損してメモリが壊れるというの

があったのですが、技術の進歩によりその耐用年数も延びています。USBメモリが最

初に出た時はメガの世界でしたが、あっという間にギガになりました。USBメモリの

普及によりパソコンにフロッピーディスクが付いていてもデータのやり取りにフロッ

ピーを利用することはなくなったのではないでしょうか。USBメモリのような速さで

普及はしないと思いますが、確実に広がっていくと思います。

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┃2┃SSDの長所

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ハードディスクとSSDを比較した場合のSSDの長所は

・アクセス速度が速い

・省スペース

・発熱量が少ない

・動作音がない

・駆動部品がないので故障が少ない

等があげられます。ハードディスクは高速に円盤を回転させ、円盤上のデータを

読込むのでアクセスが遅く、円盤を高速回転させるので回転音と熱が発生し、衝撃に

弱いというSSDとまるで逆の性質を持っています。

このような長所から、実は昨年頃からモバイル用の高性能ノートパソコンではSSD

を搭載しているモデルもあるのですが、まだまだ普及しているという感じではありま

せん。

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┃3┃SSDの短所

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前項のような長所があるのに、何でなかなか普及しないのか。。。もうお気づきか

もしれませんが、原因はズバリ

・価格が高い

SSDが出始めの頃は最大容量も小さく、同じ容量のハードディスクと比較して

約30倍もの価格差がありました。現在は160GBのハードディスクが3,000円~3,500円

程度で、160GBのSSDが30,000円~35,000円程度で販売されております。約10倍の差に

まで価格が下がりましたが、下がって来たとはいえ、“0”が1つという差は大きい

です。

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┃4┃利用する目的によっては

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SSDとハードディスクの価格差がまだ“0”1つあると、なかなかクライアントパソ

コンや自宅のパソコンをSSDにしようとは思えないのが現実です。ハードディスクの

低価格で大容量というは実際に非常に大きな魅力です。特に自宅のパソコンでは、

デジタルカメラやビデオカメラなどのデータをパソコンに取り込んで加工を行ったり

テレビ番組を録画したり等、データの保存容量は多ければ多いほどいいので、ハード

ディスクがすぐにSSDにとって代わることはないかもしれませんが、ハードディスク

とSSDの価格差が来年以降さらに縮まるっていくことを考えると、社内のサーバー機

には導入を検討していく価値があると思います。

SSDの導入事例を見ると、30分かかっていたサーバーの集計処理が3分で終了するよ

うになったという例もありました。あくまでも事例ですので全ての処理が10分1にな

るわけではないと思いますが、速度的な恩恵は大きいようです。

社内にある膨大なデータを全てSSD上に保存しようとすると、莫大な費用がかかり

現実的ではありませんが、大量のデータに対しての集計作業や、検索作業を行う基幹

システムのデータベースサーバー部分をSSDに保存するようにし、ファイルサーバー

として利用する部分はハードディスクに保存するなど、サーバーの利用内容と保存媒

体を業務の効率化という観点から見直すと非常に有益なデバイスだと思います。

(TETSUYA)

●年末年始休業日のお知らせ

年末年始休暇のため、2010年12月28日(火)~2011年1月3日(月)の間休業させ

ていただきます。

スマートフォンと携帯電話

11月 29

今年も残すところ1ヶ月となりました。

毎年思うことですが、1年が経つのは本当に早いです。

毎年初めに1年の目標を設定しても気がつけばもう12月となり、今年の目標は来

年の目標に変わりそうです。

来年こそは目標を計画的に進めていきたいと思います(これも毎年思っていることで

すが…)

早いといえば、携帯電話の進化も早く、今では通話やインターネットを見るだけではなく、

テレビやお財布機能などの高機能のついた携帯電話が販売されています。

さらには、去年あたりからスマートフォンという言葉をよく聞くようになりました。

今回はそのスマートフォンと携帯電話についてご説明します。

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┃1┃スマートフォンとは

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現在、テレビや雑誌を見ても「スマートフォン」という言葉を目にすることが多い

と思います。

実際、日本で多くのシェアを持っているのがアップル社製の「iPhone」と呼ばれる

ものです。

簡単な操作性やデザインなどが受けて日本の代表するスマートフォンとなりました。

では、携帯電話とは何が違うのでしょうか。

スマートフォンの定義としては一般的に「音声通話以外に様々な処理機能を持った

携帯電話」となります。

この定義だけですと実は日本の携帯電話は当てはまっているとは思いませんか?

日本の携帯電話はまさにスマートフォンの定義である「音声通話以外に様々な処理

機能を持った携帯電話」となります。

しかし、一般的に日本で販売されている携帯電話はスマートフォントは呼ばれてい

ません。

理由として、少し専門的な話となりますが、携帯電話、スマートフォンとも基本OS

と呼ばれるもの(いろいろなソフトを動かす基になるシステム)が搭載されていま

す。

スマートフォンのもう一つの定義として、基本OSの技術情報が公開されていること

が挙げられます。

日本の携帯電話の場合、この情報がほぼ非公開になっていることが多いためにスマー

トフォンとは呼ばれません。

これについては、開発者、技術者側の側面であり、利用側からすれば差異はほとんど

ないのが現状です。

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┃2┃日本のメーカー・通信会社もついにスマートフォンを販売

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日本でスマートフォンといえば「iPhone」だったのですが、各通信会社がこの冬に

発売される新モデルより新しいスマートフォンが発売されます。

NTT Docomo

http://www.nttdocomo.co.jp/product/

KDDI au

http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/index.html

SoftBank

http://mb.softbank.jp/mb/smartphone/product/

今までも各キャリアスマートフォンを発売していたのですが、今回は大手3キャリ

アすべてが新作のスマートフォンに力を入れて販売をしていく模様です。

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┃3┃新しいスマートフォンの機能とは

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今年の冬に発売されるスマートフォンですが各社とも今までにない新しい機能を

搭載してきています。

今回のスマートフォンで新しく追加された機能とは、各端末で異なりますが、今ま

で携帯電話にしかなかった機能である、ワンセグ機能やお財布ケータイ機能が追加

されたことです。

今までのスマートフォンにはどの機種にも上記機能はついていませんでした。

ワンセグやお財布ケータイは日本の携帯電話の独自の機能です。

この機能をスマートフォンにつけることによって現在携帯電話を使用しているユー

ザーをスマートフォンに取り込む狙いがあるのではないでしょうか。

実際私も、お財布ケータイをコンビニエンスストアなどの支払いや会員証として使

用しているため、携帯電話からスマートフォンに変える予定がなかったのですが

この機能が搭載されるとなるとちょっと変えてみようかなという興味がわきます。

※実際お財布ケータイ対応のスマートフォンが発売されますが、発売されてすぐ

携帯電話と同じすべてのお財布ケータイアプリケーションが使用出来るわけでは

ないので注意してください(順次対応予定)

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┃4┃iOSとAndroid

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スマートフォンの基本OSで今注目されているのが「Android」と呼ばれてるOSです。

このOSは「Google」が無償で提供しているOSであり、このOSが搭載されている端

末を「Androidケータイ」と呼んだりしています(実際は携帯電話ではなくスマー

トフォンです)

このOSは無償で提供されていることもあり、各メーカーが積極的にこのOSを搭載し

たスマートフォンの発売を予定しています。

日本で人気のあるiPhoneのOSは「iOS」と呼ばれるもので「Android」とば別のOSと

なります。

現段階で日本でのシェアが一番多い「iphone」ですが、「Android」搭載の機種も

続々と発売されるため、今後どちらのOSが中心になっていくのかも注目です。

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┃5┃結局のところ・・・

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新型スマートフォンと共に新しい携帯電話も発売されます。

買い替える場合、結局どちらにするのが良いのかという話になりますが、実際の所

ご使用される方の用途や環境によって一概には言えないのが現状です。

プライベートで使用している場合で、通話とメールぐらいしか使用していないのであ

れば今すぐにスマートフォンにする必要はないと思います。

一方、ビジネスなどで様々なアプリケーションをダウンロードして使用する場合は

ビジネスツールとしてスマートフォンは強力なパートナーとなってくれます。

私個人的にはビジネス用としてスマートフォンを購入してみたいと考えています。

しかし、いろいろなソフトをインストールして使ってみたいとは思うのですが、

どのスマートフォンが自分に適しているのか、どのアプリケーションを使用した

いか考えているうちに、新モデルのスマートフォンが発売される季節になりそうで

す…

(Matsushita)

遂にメーカーのパソコンからWindowsXPモデルが消えました。

10月 29

先月のニュースにあったようにWindowsXPダウングレードモデルの出荷が2010年10月2

2日をもって終了となりました。

もう本日記事を書いている時点で過去形です。

ちょうどこのタイミングでパソコンが壊れてしまうお客様も。

業務アプリのWindows7対応へのバージョンアップは1日2日で出来るものではありませ

ん。

「もう動かすパソコンが無い」と、ならないよう早めに担当営業に聞いてください。

そして、この情報を上司などにもお伝え下さい。

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┃1┃情報を伝える手段

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社内での情報共有はどうなっていますか?

組織が大きくなれば大きくなるほど「どう情報を共有、活用するか」を考えなければ

いけません。

最近だとdocomoのXperia(エクスペリア)、ソフトバンクのiPhoneなど携帯端末の性能

も向上し、わざわざパソコンの前に座ってスケジュールを入力することも少なくなり

ました。

大分手帳感覚になってきて使いやすくなってきたと思います。

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┃2┃グループウェア

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そこでグループウェアというツールなのですが、ここで「電子メール機能があります

」など機能紹介を並べても面白くはないので。

ケーススタディでご紹介しましょう。

経営者の考えを社員に浸透させたい。

経営ビジョンやメッセージを迅速・的確に伝えたい。

情報共有を徹底し、社員の意識向上を図りたい。

グループウェアは使い始めると、「必ず必要なもの」になります。その画面に経営者

からのメッセージを載せることで社員はイヤでも目にすることになります。

指示したことの進捗を知りたい。

現場が今何をしているか知りたい。

最新プロジェクトの情報を常に確認しておきたい。

案件の工程をきちんと管理したい。

スケジュール管理機能が大抵のグループウェアシステムに搭載されていますので解決

できます。

電話応対での伝言ミスをなくしたい。

電話の対応が多すぎて、手書きのメモでは面倒。

営業マンの予定や所在が分かれば、電話応対もスムーズになるのに。

外出時のお客様からの伝言を正確に残してほしい。

これもスケジュール機能とメモ機能。そしてメール機能で解決できます。

スケジュールをオンタイムで共有したい。

出勤日や出勤時間がバラバラで、誰が出勤しているのか把握できない。

営業マンの外出が多く、会議などの予定が立てづらい。

来客の予約管理を、ノートに手書きではなくシステムで管理したい。

これもスケジュール機能で解決できます。

企画書などの文書を共有したい。

各自が企画書を1から作成している。共有すれば業務が効率化できるはず。

技術文書や資料を使いたいが、最新のものかどうか分からない。

共有フォルダがきちんと整理されていないので、有効活用できない。

Web上からワードやエクセルの資料を保存・管理できます。

きちんと整理することですぐに見つけることも出来ますし、忘れても検索をかけるだ

けですぐに見つけられます。

共有、標準化することで同じような資料をなんども作る必要がなくなります。

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┃3┃あくまでもツール

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とはいえ、グループウェアはあくまでもツール。

導入したからと言って直ぐに「情報共有」「売上向上」とはいかないのが現状。

社員に如何に情報を貯めてもらうか。どう活用するのか。など考えることもたくさん

あります。

また、社員人数規模や職種によっても必要とされる機能が変わってきます。

私たちと一緒に会社の情報管理についてを考えてみませんか?

(TAKE)

「いよいよ」Windows7を導入

9月 27

「いよいよ」というべきか「とうとう」というべきか、WindowsXPダウングレード

モデルの出荷が2010年10月22日をもって終了となります。

昨年の1月で通常パッケージ版のXPは販売を終了していたのですが、その後もダウン

グレードモデルという形態は継続されていました。

その為、XPに不満の無い企業でパソコンの入れ替えをするときは、あえてVistaや7を

導入せず、このダウングレードモデルでXPを選択することが多かったのです。

(弊社のお客様でも9割以上は、XPで出荷していました。)

したがって、出荷終了ニュースはかなり衝撃的でした。マイナーチェンジを繰り返し

ながらも2002年の発売から9年間安定した性能を提供してくれましたので、この措置

はとても残念に思えます。ただ、これらは今までマイクロソフト社から告知され、

ユーザ側の希望で何度も期限を延長してきたことなので「今回こそはしょうがない」

ことなのでしょうね。

以下、これから皆様に必要となる選択・作業について記載してみました。

今までWindows7については本ニュースでも何度か取り上げていますので、合わせて

お読みいただければ幸いです。

・2010/ 6号 マルチメディア活用

・2010/ 3号 64ビットOSについて

・2009/10号 ハードスペック、各バージョン

・2009/ 6号 価格、互換性対策

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┃1┃WindowsXPモデルはいつまで購入可能か?

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10月22日が「出荷終了」となりますが、「受注終了」は各メーカーによって期日が

異なります。まだメーカーによっては期日を未発表のところもありますので、どうし

てもWindowsXPが欲しい方は、すぐに購入手続きを行ってください。

注意が必要なのは、今回の措置は「在庫のある間は出荷」するということではなく、

「10月22日が出荷終了」というメーカー協定になっています。

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┃2┃現在使用しているWindowsXPはWindows7に変更しなくてはならないか?

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今回はWindowsXPのサポート終了ではないため、必ずしもその必要はありません。

(サポートは2014年4月8日で終了)

「まだ様子見」ということでも大丈夫です。

ただ、今後はWindows7でしか動かないハード・ソフトが出てくる可能性はあります。

Windows7に変更しなくてはならなくなった場合、基本的にWindowsXPをWindows7に

アップデート(上書きインストール)は出来ません。

すべてのデータをバックアップしてから、新規インストールとなります。

新規インストールをすると、今までの内容は全て初期化されます。

次項の内容を確認の上、作業を行って下さい。

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┃3┃Windows7を購入するときの考慮事項

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WindowsVistaとWindows7はWindowsXPから大きく構造を変更しています。その為に

「互換性」が一部損なわれており、今まで動いていたものが動かなくなるケースが

発生しています。今まで耳慣れない「64ビット版」などというものもラインナップ

されているため、購入時に悩む方も多いようです。

1)現在使用しているプリンタ、スキャナなどのハードは使用可能か?

各メーカーのホームページに対応状況が掲載されています。無償でドライバ

ソフトが提供される場合が多いです。(古い機器は特に注意が必要)

もっとも新しいパソコンを購入した場合、今までと同じインターフェースが

備わっていないケースが多いので、Windows7以外に「同じコネクタ」がある

かを確認したほうが良いようです。(最近のパソコンにはプリンタポートや

シリアルポートはありません。)

2)現在使用しているウィルススキャンなどのソフトが使用可能か?

こちらも、各メーカーのホームページでご確認ください。無償でアップデー

トできるものもあります。オーダーメードソフトは開発元にお尋ね下さい。

この確認作業が一番難しいかもしれません。

3)どのバージョンを買えばよいのか?

自宅ならHome Premium、会社ならProfessionalという選択が一般的です。

但し後術するWindowsXPモードを使用する場合は、ProfessionalかUltimate

を選択します。(最上位版はUltimate)

またそれぞれに32ビットバージョンと64ビットバージョンがあります。

互換性を重視するなら、32ビット版がお勧めです。使用できるメモリの上限

が4GBですが、通常は十分と思われます。古い機材などの互換性を気にせず

CADなどの高性能処理を行う場合は64ビットを選択して下さい。

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┃4┃現在使用していたソフトが動かなかった場合

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マイクロソフト社によると、Windows7は通常WindowsXPのアプリケーションを問題

なく動かすように設計しています。但し例外的に動かないソフトがあった場合に対応

する為、Windows7の中に「WindowsXPモード」というものを設定することが出来ます。

「WindowsXPモード」は弊社のニュースでも2回程取り上げています。

(2009年 6月号、2009年10月号)

ここでは「WindowsXPモード」を使用するにあたって最低限のポイントを列記します。

1)パソコンが対応していること

仮想化技術に対応しているBIOSを持ち、その設定が有効になっている

2)Windows7が対応バージョンであること

ProfessionalかUltimate。32ビット、64ビット版ともに可

3) 仮想化ソフトをセットアップしてあること

WindowsXP ModeとWindows Virtual PCをマイクロソフト社からダウンロード

http://www.microsoft.com/japan/windows/virtual-pc/

4)該当アプリをXPモードで動作させること

WindowsXPモードで動くようアプリをセットアップ

かなりマニアックな内容になりますので、一般の方にはちょっと難しいかもしれま

せんね。必要な事態が発生した場合は弊社の担当までご一報下さい。

WindowsXPモードはあくまでも「最後の手段」ということになります。

速度も低下しますので、CADやグラフィック処理などにはあまり向かないようです。

以上、おおまかな内容ですがWindows7導入にあたっての注意事項を簡単にまとめて

みました。Windows98からWindows2000やWindowsXPに移行したときも同じような状況

があったのを思い出しました。それももう10年前だったのですね。

しかし今後はWindows7のパソコンしか販売されません。そろそろパソコンの入れ替

を検討されていらっしゃる方は、この機会に新しい世界に飛び込んでみてはいかがで

しょうか?

(井関)

いったいクラウドとは何だろう?

8月 24

皆さんこんにちは。“クラウド”というキーワードを目にするようになってから、

はや数年経ちましたが、今なお、雑誌やWeb上の記事でよく目にします。

“クラウド”というキーワードは定義があいまいで、サービスによって異なる点が多

く、「“クラウド”という言葉そのものがクラウドみたいだ」なんてことも言われて

います。

そこで今回は“クラウド”について整理してみました。

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┃1┃そもそもクラウドとは?

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“クラウド”という言葉は定義が特にないと書きましたが、各サービスで共通して

いることがあります。それはインターネットを介してサーバーやパソコンにアクセス

し、その裏にある仕組みを意識することなくサービスとして利用するという点です。

このような仕組みを図で表すときにネットワーク部分を雲のような絵で表すことが多

く、そこからクラウドと呼ばれるようになったとも言われています。

これらをまとめると

・インターネット(ネットワーク)を介している

・接続先のハードウェアや仕組みがはっきりとは見えない

・購入するのではなく、サービスとして利用する

という利用形態が“クラウド”と呼ばれているものになります。

実はこのような仕組みやサービスは昔からあったのですが、なかなか普及しません

でした。しかし最近のネットワークの高速化やサーバーの仮想化技術などの進歩によ

り、より利用者が利用しやすい環境になってきたので“クラウド”という言葉と共に

注目されるようになりました。

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┃2┃少し細かく分類すると

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前項で紹介させていただいたように、一言で“クラウド”と言っても様々なサービ

スがありますので少し細かく分類してみたいと思います。

・SaaS(サース)

ソフトウェア・アズ・ア・サービスの略で、アプリケーションを“クラウド”で

提供する形態になります。具体的な例としてはGmailをはじめとするGoogle Apps

等がこれに該当し、皆様が利用する“クラウド”はこのSaaSの形態が一番多いか

もしれません。1アカウントあたりで利用料を支払う形態が一般的で、必要数に

応じて柔軟に対応でき、利用料が比較的安価であるのが特徴です。

ただし、利用するアプリケーションはサービスを受けている方と共有となる為、

自社の特別な運用などを盛り込むことは原則できません。自社の業務形態に合わ

せてアプリケーションを改造するのではなく、すでにあるアプリケーションに

自社の業務形態を如何に合わせられるかが導入の肝になります。

・PaaS(パース)

プラットフォーム・アズ・ア・サービスの略で、先のSaaSがアプリケーションの

提供だったのに対し、ミドルウェアやアプリケーションの開発環境、ユーザーの

独自システムを稼働させることができるプラットフォーム自体を“クラウド”で

提供する形態です。皆様が直接この形態を利用することは少ないと思います。

・IaaS(イアース)

インフラストラクチャー・アズ・ア・サービスの略で、仮想サーバー等のインフ

ラを“クラウド”で提供する形態です。利用者は物理サーバーを購入するのでは

なく、必要なスペックに合わせて仮想サーバーを提供してもらい、そこに利用し

たいOSやデーターベース、アプリケーションを構築していくのですが、実際には

OSやアプリケーションが準備されているサービスも多くあります。

・XaaS

~~~~~・アズ・ア・サービスとして今後も色々と出てくると思います。

デスクトップ環境を“クラウド”上に構築し、職場や自宅、又はモバイル端末な

どからいつでも利用できるDaaS(ダース)と呼ばれるデスクトップ・アズ・ア・

サービスなんてのも最近ではあるようです。

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┃3┃結局、目新しいものではないような。。。

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前項で色々なサービス形態をご紹介いたしましたが、“クラウド”と呼ばれている

サービスは特に革新的なものということではありません。皆様の会社のホームページ

のデータを置いてあるWebサーバーやメールサーバーも、自社でサーバーを構築せず

に月額利用料を支払ってサービスとして利用している広い意味では“クラウド”なの

かもしれません。

先にも書きましたが、ネットワークの高速化とサーバーの仮想技術等の進歩によっ

てより多くの人で同じ仕組みをシェアできるようになったので安価にサービスを受け

られるようになったということだと思います。

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┃4┃当然良い点、悪い点が存在します

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“クラウド”のメリットは必要な時に必要な分だけを迅速に調達でき、安価なこと

です。繰り返しになりますが、これは同じ仕組みを多くの方とシェアするので可能に

なっているわけですから、自社仕様のシステムを“クラウド”上に安価に構築すると

いうことにはなりません。ある程度、社内の業務フローやルールを利用するサービス

に合わせる必要があります。また最大のデメリットはインターネットを介してサービ

スを受けるということになるので、ネットの回線障害や社内の通信機器の故障などが

起きた場合に業務に支障が生じるということです。

コスト削減というメリットと同時にこのリスクに対応するためにどの業務を“クラ

ウド”で調達して、どの部分を社内で構築するのか、またネットワークの管理なども

しっかりと行う必要があります。

最近では、通信障害に対応するためにサーバーを社内に置く“社内クラウド”なん

て呼び方をするサービスも聞きます。ここまで来ると「何が“クラウド”なのか、

なんでもかんでも“クラウド”とつければいいもんじゃないでしょう」と自分の業界

のことながら思ってしまいます。

(TETSUYA)